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シャープ、「AQUOS compact」と「AQUOS sense」の2機種を発表
2017年10月13日 18:43
シャープは10月13日、「スマートフォン AQUOS」の新製品発表会を開催した。今回発表されたのは、弊誌でも特別企画で紹介したAQUOS Rシリーズに新たに加わる「AQUOS R compact」と、スタンダードラインシリーズの「AQUOS sense」の2機種。価格は未定で、今冬に発売予定。
「AQUOS compact」と「AQUOS sense」が発表
「AQUOS R」とはシャープのフラッグシップモデルにあたるシリーズで、「AQUOS R compact」はその名の通り一回りコンパクトになった「AQUOS R」だ。液晶と言えば通常は四角形など形状が固定されているが、本機では形を自由に設計できる「IGZOフリーフォームディスプレイ」を搭載することで、本体サイズを幅66mmとコンパクトに抑えつつも、額縁ギリギリまでディスプレイを広げることに成功している。
あわせて、角を落として丸みを持たせた「EDGEST fit」デザインにより、手になじみやすい形状となっている。また、「IGZOフリーフォームディスプレイ」を生かして画面上部に配置されたインカメラは、視線のズレを防ぎ、自然な目線での自撮りを可能としている。
液晶は120hz駆動の「ハイスピードIGZO液晶ディスプレイ」を搭載することにより、残像感の少ない高速描画が可能となっている。また、解像度は「フルHD+(2,030×1,080)」となっており、"インカメラ周りを除いて"フルHDの表現が可能となっている。そのほかにも液晶テレビ「AQUOS」で培った高画質化技術「リッチカラーテクノロジーモバイル」を搭載しており、写真や動画をきめ細かく色鮮やかに表示することができる。
また、「Reality」へのこだわりとして、生産時に発生するディスプレイパネル1枚1枚を検査し、それぞれのわずかな色相や明るさ差を補正することで、「1台だけ」ではなく「全製品」が高画質を実現できるよう画質補正を行なっているという。
同時に発表会では、普及帯のスタンダードラインの新シリーズとして「AQUOS sense」が発表された。スタンダードラインでありながら「フルHD IGZO液晶ディスプレイ」を搭載しており、高精細で明るい表示やタッチパネルの高精度化、省エネルギー化を実現している。また、「AQUOS sense」も高画質化技術「リッチカラーテクノロジーモバイル」を搭載する。
そのほか、「AQUOS R」、「AQUOS sense」についてアクセサリーの拡充が発表されており、プライバシー保護のため、"霜"がついたように画面を白く覆い、こすることで画面の確認が可能な純正のFrosted coverや、サードパーティーによるケースやカバーの展開に注力していくことが明かされた。
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