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「War Thunder」、アップデート1.73を近日実装

新国家「フランス」が登場

10月12日 発表

 DMM GAMESは、ガイジン・エンターテインメイントと協業してサービス展開しているWindows用マルチコンバットオンライン「War Thunder」において、アップデート1.73「ヴィヴ・ラ・フランス(VIVE LA FRANCE!:フランス万歳!)」を近日実施することを発表した。

 アップデート1.73では、第7番目の国家である「フランス」が登場。1930年代後半から戦後に活躍した近代型の多目的ジェット戦闘機を含む、30機以上のフランスの航空機が実装される予定。

【クリエイティブディレクター Kirill Yudintsev氏コメント】

 アップデート1.73で実装されるフランスの航空機の中には、有望だったけれども、第二次世界大戦の需要のため、大量生産には至らなかったものもあるため、資料となる情報を入手するのは困難でした。「War Thunder」にフランスの航空機を登場させるために、開発には1年以上を費やし、様々な参考資料を探し出し、慎重に再設計しました。「War Thunder」のパイロットの皆様はフランスの航空機を使うことを楽しみにしている事でしょう。

アップデート1.73で実装されるフランスの航空機の一部を紹介

デヴォアティーヌD.371

 旧式の複葉機から速く操縦しやすい単葉機にするべく、フランスが最初に開発した航空機の1つであるデヴォアティーヌD.371が、フランス空軍ツリーに最初に参入する。D.371は第二次世界大戦には参戦していないが、その前のスペイン内線にて共和国側で参戦し、ナショナリスト派のドイツ空軍のエースと対戦した事で名が知られた。異なる機関砲武装を備えた3つの派生型と、2挺の20mm機関砲を備えたプレミアム機体のD.371 H.S.9もリリース後すぐに使用可能となる。

【デヴォアティーヌD.371】
「War Thunder」、アップデート1.73を近日実装
「War Thunder」、アップデート1.73を近日実装
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SNCASO SO.8000 ナルヴァル

 戦争中、フランスの航空設計の特徴として強い傾向にあったのは、“普遍的な多目的戦闘機である”ということだった。戦後、この傾向はフランスのジェット航空機の標準的な設計の哲学となった。多様な攻撃態勢と追加武装の組み合わせが成功したことにより、これらの航空機は戦闘機と爆撃機の両方の役目をうまく果たすことができた。

 この標準的な設計の哲学の代表的な航空機は、推進式プロペラ設計の非常に珍しい戦闘機であるSNCASO SO.8000 ナルヴァル。敵の航空機の迎撃や地上車両の支援、偵察まで、様々なタスクをこなすことに優れている。標準的な構造としては、6挺の20mm機関砲という武装が特徴で、地上目標と対峙する場合には、さらに8弾の無誘導ロケットを搭載することができる。

【SNCASO SO.8000 ナルヴァル】
「War Thunder」、アップデート1.73を近日実装
「War Thunder」、アップデート1.73を近日実装

 実装されるフランスの航空機についての更なる情報は、「War Thunder」の機体解説を見てほしい。