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「War Thunder」、アップデート1.71「New E.R.A.:新時代」を実装

「ランク6」の兵器やロケーションなどが追加

9月18日 実装

 ロシアのデベロッパーのガイジン・エンターテインメイントは、DMM GAMESと協業してサービス展開しているWindows用マルチコンバットオンライン「War Thunder」において、アップデート1.71「New E.R.A.:新時代」を9月18日に実装した。

 今回のアップデートでは、近代の地上車両が新しいランクである「ランク6」として追加される他、約36両/機もの新しい戦車や航空機、2つの新しいロケーションが登場する。また、システム面では、1人称視点で航空機の射撃手を操縦することができる機能など、いくつかのゲームプレイ機能も追加された。

ランク6に登場する近代地上車両について

 新しいランク6として登場する地上車両は、1960年代から1970年代に活躍した戦闘車両で、現代的な戦車技術が盛り込まれている。

 新世代の装甲である複合装甲と爆発反応装甲(通称ERA)は、投射物やミサイルに対しての車両の防御力が拡大されるだけでなく、砲の安定化により、走行中により正確に発射できるようになる。煙幕発射装置、ハイドロニューマチック・サスペンションシステム、現代の対戦車誘導ミサイル発射装置の導入により、新しい戦略が追加され、高いランクの兵器を使用することで、ダイナミックかつ多様化したゲームプレイができるようになった。

新しい兵器を追加

 最初に登場するランク6の車両として、ソ連軍にT-64AとBMP-1、アメリカ軍にM60A1 Rise(P)、イギリス軍にチーフテンMk.10とFV102 ストライカー、ドイツ軍にKPz-70が追加され、他のランクにも新しい戦車や航空機が追加される。

 新しい航空機には、重装甲車に対抗するべく75mm砲を備えた対地攻撃機であるアメリカのXA-38 グリズリーや、3基の銃座に合計5挺の23mm砲を備え、最大4トンの爆弾を運搬可能なソ連の飛行艇、Be-6などがある。

戦車と航空機用の新しいロケーション

 アップデートに伴い「War Thunder」の中では最も近代的なロケーションである「フルダ渓谷」が追加される。冷戦時代に東ドイツと西ドイツの国境上に位置していた美しい渓谷は、アメリカ軍基地とソ連軍基地の中間にある広大な土地で、穏やかな農場や、古い城、風車が点在している開けた野原が特徴だ。このロケーションでは、長距離での狙撃攻撃から近接戦闘まで、多様な戦闘を繰り広げることができる。

 もう1つ追加される新しいロケーション「皇帝の庭」では、山の麓にある絵に描いたような日本の村で戦闘を行なうことになる。さらに、ドイツ軍とアメリカ軍がドイツの国土で最も長期間戦った「ヒュルトゲンの森の戦い」のロケーションの上空で、制空権を賭けて戦うこともできるようになる。

空機の銃座からの1人称視点の追加

 まるで砲塔のすぐ後ろに座っているような感覚を味わうことができ、プレーヤーが航空機の銃座を1人称視点でコントロールできる視点モードが、50機以上の航空機に導入される。