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【UBIDAY2017】「ファークライ5 開発者ステージ」レポート

発売日は2018年3月1日! 開発者がファンの質問にも回答

10月9日開催

会場:ヒカリエホール

 10月9日に渋谷ヒカリエホールにて開催された「UBDAY2017」にて、「ファークライ5」の開発者ステージが開催された。このステージイベントの開催にあたり、開発を手掛けたユービーアイソフトモントリオールスタジオのチーフコミュニケーションディベロッパーMathias Ahrens氏が来日し、本作のゲーム内容について解説した。ゲームの発売日も発表となったこのステージイベントの模様をお届けしていこう。

左からローカライズディレクター岩本けい氏、Mathias Ahrens氏、PRマネージャー福井蘭子氏

 ステージでは当日プレイアブル出展された本作のデモバージョンを使ってゲームの解説が行なわれた。本作はアメリカのモンタナ州、「ホープカウンティ」という架空の街を舞台としている。カルト教団「エデンズ・ゲート」に占拠されたこの街を解放することを目的とした、FPSスタイルで展開されるアクションアドベンチャーとなる。

 このデモバージョンは、弊誌でも体験レポートをお届けした、E3 2017に出展されたものを日本語化したもので、パートナーとして選べる仲間のレジスタンスも同じだ。最初に訪れる街「フォールズ・エンド」を解放し、街のバーにいるメアリー・メイ・フェアグレイブに話を聞くと、航空会社のニック・ライという人物のことを教えられる。

 彼のもとへ向かうと教団と交戦中で、救出すると飛行機を借りられるという展開だ。ゲームはオープンワールドのため、必ずしもこの流れで進めなくてもかまわない。デモプレイでも、ニックの飛行機に乗る前に、水辺の釣り場で釣りをする様子なども見せている。

【ファークライ5】
ステージのゲームプレイ担当者がゲームが上手く、あっさりフォールズ・エンドが解放された
画面の左に見えるのがレジスタンスメーター。上限に達するとレベルが上がる
2018年と発表されていた発売日も具体的に明らかになった
UBIDAY2017の一角にはカルト教団の教会が作られ、ジョセフが来場者に終末論を説いていた

 ステージではゲーム中に表示される「レジスタンスメーター」についても触れられた。これは街の開放や破壊活動が成功したときなどに上がっていくメーターで、これが上がることでストーリーに関連するミッションがアンロックされると同時に、プレーヤーに強力してくれるレジスタンス達の意識が向上するといった効果があるという。

 その一方、これが上がることでエデンズ・ゲートからの注目が集まり、プレーヤーの元に刺客が送られてくるそうだ。ちなみにこのデモバージョンの最後に飛行機で戦う敵も、この刺客の1人らしい。

 デモプレイ終了後のプレゼンテーションにて、本作の発売日も発表となった。発売は2018年3月1日。全プラットフォーム同時発売となる。

 ステージの最後に、Twitterで募集した本作に関する質問に対してAhrens氏が返答した。まずは「本作の開発において、影響を受けたものは?」という質問。Ahrens氏をはじめとする開発陣は、「ファークライ」シリーズを作るときは必ず事前にロケーションを行なう場所をリストアップしていて、その条件を「美しい場所」と「こういうところあるよね、と共感できる場所」に設定しているそうだ。

 その中で今回選ばれたのがアメリカのモンタナ州で、実際に現地の住人に話を聞いたことが、本作に大きな影響を与えているという。もう1つ「本作のストーリーのテーマはなんでしょうか?」という質問には、「カルト教団の教祖を倒すのが目的だが、それは容易ではない。そこで街のレジスタンスと協力することで教祖を追い詰めていくという点が、ストーリーのテーマとなっています」と返答した。

 弊誌でも後日Ahrens氏へのインタビューを掲載予定なのでそちらもお楽しみに。

【「ファークライ5」開発者コメント付きウォークスルートレーラー】