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「Far Cry 5」、デモプレイで実感する死ぬほど強い相棒たち
飛行機爆弾野郎、スナイパー、そして愛すべき暗殺犬が登場!
2017年6月17日 07:48
アメリカの田舎街を舞台に、カルト教団の支配から住民を救うためレジスタンスに参加するアクションアドベンチャー「Far Cry 5(ファークライ5)」。E3 2017ではそのゲームプレイトレーラーが公開されたほか、会場のUbisoftブースではこのトレーラーの場面をなぞるデモプレイ版の試遊も行なっていた。
デモプレイ版では、Fall's Endという街の一画を支配している敵を全滅させることが目的となっていて、その際に3種類いる相棒を選択できる。相棒として選択できたのは小型飛行機乗りの「Nick Rye」、スナイパーの「Grace Armstrong」、そして犬の「Boomer」。
状況的に、集団で構える敵に対してカチコミしなければならないので、正面突破はほぼ無謀な選択。そのためカバーリングとある程度のステルスプレイは必須だが、そこで重要になってくるのが相棒たちの能力、というわけだ。
まず2人+1匹のなかではNick Ryeの能力がとにかく強力。地点を指定すると、飛行機から爆弾を落とす反則級の支援を行なってくれて、戦場の優位を一気にかっさらってくれる。またスナイパーのGrace Armstrongは待機地点や攻撃対象を指定すると敵をバシバシと葬り去ってくれる。
選択肢のなかでユニークなのはBoomerの存在で、見た目はただの小汚い犬でありながら殺傷能力は抜群。敵を指定すると、憮然と近づいて噛みつき、有無を言わさず沈黙させていく。何しろ犬なので、敵の視界に入っても警戒されることなくプレイを進められるため、まさに最強の暗殺者たる相棒となっている。
今回はデモ版のため選択できる相棒は1人(匹)だったが、実際のゲームプレイでは、こうした複数の相棒たちの能力を組み合わせて使用することになるようだ。入り組んだ場所ではBoomerと進み、視界が開けていればGraceのスナイピング、集団と相対したらNickが一網打尽……。そう考えると、主人公=プレーヤーが属するのはとんでもない兵力を持ったレジスタンスになっていくようだ。
現在公開されている情報としては、これらの相棒以外にも動物が操れたり、フレンドと2人で協力プレイが可能だったり、また武器のカスタマイズも可能だったりする。そのほかマッスルカー、巨大トラックなどの豪快なアメリカ車の登場、飛行機での空中戦、オープンに広がるモンタナ州の豊かな自然を堪能するといった要素もある。日本では2018年春発売となっているので、今後の続報に期待したい。