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「World of Tanks Blitz」、GAMES WORKSHOPの「Warhammer 40,000」とコラボ

「我々は誰よりも戦車を愛している!」 コラボマップ、コラボ車輌が登場

9月21日~24日開催

会場:幕張メッセ

 ウォーゲーミングジャパンは、モバイル向けの「World of Tanks」として日本でも高い人気を誇る「World of Tanks Blitz」について、新たにGAMES WORKSHOP「Warhammer 40,000」とコラボレーションすることを発表した。実装時期は10月中旬頃を予定。

【「World of Tanks Blitz」×「Warhammer 40,000」コラボ】

「World of Tanks Blitz」パブリッシングプロダクトディレクターのAndrey Ryabovol氏
「World of Tanks Blitz」×「Warhammer 40,000」コラボイメージ

 「World of Tanks Blitz」は、他の姉妹作と比べて、良い意味で設定が緩く、ファンタジー/SF要素をどんどん取り入れることで知られている。過去の例だと「ドラキュラvsヴァン・ヘルシング」コラボや、大河原邦男氏のコラボ車輌「O-47」、「戦場のヴァルキュリア」と最初にコラボしたのも「World of Tanks Blitz」だ。

 発表を行なったのは「World of Tanks Blitz」パブリッシングプロダクトディレクターのAndrey Ryabovol氏。「World of Tanks Blitz」はグローバルで9,000万のダウンロードを記録し、アクティブユーザーは15万人、1日140万回のバトルが行なわれる。日本は200万ダウンロードを突破し、ユーザー数はロシア、アメリカ、ドイツに続く4番目だという。ちなみに中国は未展開で、年末から年明けにかけて、中国大手Neteaseによるパブリッシングで中国展開がスタートする予定だ。

 今回の発表内容は2つ。1つは、「WoT Blitz」の世界大会の開催。Amazon主催のeスポーツ大会「Mobile Masters Las Vegas 2017」に「WoT Blitz」がラインナップされ、Wargaming主催の「Blitz Twister Cup」が昨年に続いて今年も開催される。

 「Blitz Twister Cup」はグローバルで予選が行なわれ、各リージョンの代表が、11月ミンスクで開催される決勝大会にコマを進める。日本を含むAPACの予選は10月2日開催予定。詳細については、今後公式サイトでの発表に注目して欲しいという。

 Ryabovol氏によれば、eスポーツの分野で日本は非常に力を付けており、昨年はロシア対韓国が決勝戦を戦ったが、「今年は間違いなく日本が進出する」と断言。果たして日本が期待通りの活躍を見せてくれるか注目である。

 もう1つは、新コラボとして、お互いに“ウォーゲーム”の作り手として、シンパシーを感じていたというGAMES WORKSHOPとのコラボレーションが発表された。同社を代表する人気ミニチュアゲームであり、各社から様々なゲーム化も行なわれている「Warhammer」とコラボで、今回はSF世界を舞台にしている「Warhammer 40,000」とのコラボとなる。

 コラボタイトルは「Macragge's Thunder」。10月中旬頃、ハロウィンのタイミングで、コラボマップと、スペースマリーンをモチーフにした戦車2輌が実装され、ミッションをクリアすることで、2輌とも獲得できるという。コラボ戦車については具体的な情報については明かさなかったが、トレーラーでは、いかにも「Warhammer 40,000」らしいゴテゴテしたSFデザインの戦車2輌が確認できる。「Warhammer 40,000」ファンはぜひ注目したいコラボだ。

【戦車愛では負けない両社】
GAMES WORKSHOPによるステージも行なわれたが、Wargaming.netに勝るとも劣らない戦車愛を語ることにほとんどの時間が費やされた。戦車も独創的なデザインばかりで、GAMES WORKSHOPとのコラボはロングランになるかもしれない