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注目の新作「CoD:WWII」と「GT SPORT」をプレイ!
「GT SPORT」はPS VRでもプレイ可能
2017年9月21日 20:54
TGS2017のソニー・インタラクティブエンタテインメントブースにはPlayStation VRの試遊に加えてプレイステーション 4用タイトルの試遊コーナーも登場。様々なメーカーから集められた数々の期待作のうち、今回は「グランツーリスモSPORT(GT SPORT)」と「コール オブ デューティ ワールドウォーII」をプレイできた。
「GT SPORT」で「走り」の魅力を垣間見る
10月19日に発売予定のリアルドライビングシミュレーター「GT SPORT」の試遊コーナーでは、大画面のモニターとオフィシャルコントローラーであるThrustmaster製のレーシングホイールコントローラー「T-GT」を使用したゲーム体験ができた。かすかな車体の揺れや障害物との衝突、速度に応じてワガママになるハンドル操作など、リアルなドライビング体験が可能だ。
今回の試遊で体験できるコースには鈴鹿サーキットやニュルブルクリンクをはじめとしたレーシングコースに加え、日本の高速道路も登場。高速道路をレーシングマシンで走る爽快感は、現実では味わえない。マシンも様々なメーカーのものを選択できる。
加えて「GT SPORT」はPlayStation VRコーナーにも出展されており、同コーナーではVRパートの体験も可能。リアルな視点と上下左右を見回せる臨場感を体験でき、マシンによって変わるハンドルの高さも体験できる。筆者はVRの体験時にハンドル位置が高いマシンを選択してしまい(フォードのマシンだった)、ハンドルのすき間から頑張って外を見つつ、何度も壁に衝突しながらなんとかコースを走りきった。本作のメインの魅力は大迫力のモニターで楽しむドライビングだが、VRだからこそできる体験もまたひとつの魅力といえる。
対戦プレイをじっくり堪能「CoD:WWII」
11月3日に発売予定のアクションシューティング「CoD:WWII」のコーナーでは、相手のフラッグを奪って防衛する「CAPTURE THE FLAG」と指定された地点を奪い合う「HARDPOINT」の2種のルールを体験できた。
参加者はそれぞれ連合国側と枢軸国側に分かれ、固定された装備セット群から好きなものを選んで出撃できる。筆者は連合国側として参加し、8発撃ったら「弾切れだよ!」と甲高く叫ぶ銃、M1ガーランドや相手が燃える焼夷弾を撃てるショットガン、ウィンチェスター1897などを駆使して頑張って戦ってきた。ちなみに「弾切れだよ!」の叫びとはM1ガーランドに装填されるクリップが弾切れとともに跳ね飛ぶ音である。相手にも聞こえてしまうので、戦う際には気をつけたいところ。
今回体験したマップには閉所や曲がり角が多く、近距離の遭遇戦となるシーンが非常に多い。映画「プライベート・ライアン」などの戦争映画で多く描かれるように時代を反映したものだろう。ここで役立つのは、威力の高い1発を放つライフルより弱くとも大量に弾をバラ撒けるサブマシンガンやショットガン。そしてなにより格闘と爆薬が物をいうようだ。30分弱の体験だったが、出会い頭の格闘攻撃と曲がり角に置かれた爆薬で散った瞬間は数え切れない。製品版の発売時には、どういった戦法や戦闘風景が見られるのだろうか。