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親子で遊べる!西日本初の本格的なデジタルゲーム展覧会が香川県で開催

「e-とぴあ・かがわ サマーフェスティバル2017」にて

7月22日~8月16日 開催予定

10時~17時(金曜日・8月13日は19時まで)

会場:香川県・情報通信交流館(e-とぴあ・かがわ)高松シンボルタワー棟4・5階

 デジタルSKIPステーションは、ファミリー、親子3世代を対象としたイベント「e-とぴあ・かがわ サマーフェスティバル2017」にて本格的なデジタルゲーム展覧会「あそぶ!ゲーム展 STAGE.1 デジタルゲームの夜明け」を7月22日から8月16日まで開催する。時間は10時から17時で、金曜日と8月13日は19時まで。会場は香川県にある情報通信交流館(e-とぴあ・かがわ)高松シンボルタワー棟4・5階。開催期間中、休館日はなし。参加費用は無料。なお、一部ワークショップに参加する際には、事前申し込みと材料費が必要となる。

「スペースインベーダー」アップライト純正筐体(1978年/タイトー)

 「サマーフェスティバル2017」は、情報化社会の一面としてのデジタルゲームに焦点を当て、その「歴史」と「技術」から、これからの時代に必要な情報リテラシーを学んでいくことを目的としている。

 「あそぶ!ゲーム展 STAGE.1 デジタルゲームの夜明け」では、デジタルゲームの黎明期を代表するゲーム機の数々を実際にプレイし、そのゲームがつくられた時代性や、コンテンツとしての先進性を体感することができる。また、親子で参加できるワークショップも用意されている。

総ゲーム数20以上!全部遊べる!

 世界的に貴重なゲーム機から1980年代初期のエポックメイキングな作品まで、全てのゲームがプレイ可能。なお、一部のゲーム機はプレイできる曜日や人数に限りがあり、一部のゲームはエミュレーターでの展示となる。

【プレイ可能タイトル一例】

・「テニス・フォー・ツー」(1958年/ブルックヘブン国立研究所)
・「スペースウォー!」(1962年/マサチューセッツ工科大学)
・「コンピュータースペース」(1971年/シジギ/ナッチング・アソシエーツ)
・「ポン」(1972年/シジギ/アタリ)、
・「マンイーター」(1975年/PSE)
・「デスレース」(1976年/エキシディ)
・「ブレイクアウト」(1976年/アタリ)
・「スペースインベーダー」(1978年/タイトー)
・「ジービー」(1978年/ナムコ)
・「フットボール」(1978年/アタリ)
・「スターファイヤー」(1978年/エキシディ)
・「ギャラクシアン」(1979年/ナムコ)
・「平安京エイリアン」(1979年/電気音響)
・「アステロイド」(1979年/アタリ)
・「パックマン」(1980年/ナムコ)
・「クレイジー・クライマー」(1980年/日本物産)
・「ニューラリーX」(1981年/ナムコ)
・「スクランブル」(1981年/KONAMI)
・「スペースフューリー」(1981年/セガ・インタラクティブ)
・「ドンキーコング」(1981年/任天堂)
・「ザクソン」(1982年/池上通信機/セガ・インタラクティブ)
・「ディグダグ」(1982年/ナムコ)
・「ムーンパトロール」(1982年/アイレム) 他

「スピードレースデラックス」(1975年/タイトー)
迫力のサメ型筐体「マンイーター」(1975年11月/PSE)
のちのゲーム表現に影響を与えた疑似3D「スターファイヤー」(1978年/エキシディ)
「パックマン」(1980年/ナムコ)

※ナムコは、現在のバンダイナムコエンターテインメント。

「あそぶ!ゲーム展」特製カタログを販売!

 「あそぶ!ゲーム展」では展示している貴重な筐体や、監修者の対談を収めた特製カタログを販売する。価格は1,000円(税込)。カラー全80ページで数量限定。

カタログ内容

・「あそぶ!ゲーム展」展示筐体写真
・各筐体の解説
・ゲームライターのローリング内沢氏、元東京大学大学院情報学環教授の馬場章氏によるコラム
・「あそぶ!ゲーム展」を監修したゲームデザイナー遠藤雅伸氏と馬場章氏による対談
・付録は馬場章氏が監修した「ゲーム史年表」

【「あそぶ!ゲーム展」特製カタログ】

ワークショップコレクションを紹介

 楽しみながら、論理的思考力、創造的IT(情報技術)スキルとコミュニケーション能力を養うことのできるワークショップが開催される。

デジタルゲームを、もっと楽しく!面白く!inうどん県(親子参加)

 親子でゲームリテラシーを養うことを目的に、デジタルゲームの研究者、馬場章氏(元東京大学大学院情報学環教授/「あそぶゲーム展!」企画監修)を講師に迎え、親子でデジタルゲームの歴史や仕組みを学び、ゲームをもっと楽しく面白くする付き合い方を考える。

 さらに参加者のデジタルゲームについての悩みを解決し、普段不思議に思っている疑問(攻略法以外)にも何でも答えてもらえる。脳を鍛えるデジタルゲームにも親子で挑戦できる。

4コママンガをつくろう!~親子でスマホセキュリティ~(親子参加)

 スマホの正しい使い方を4コママンガで表現していく。完成作品は「IPAひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」への応募作品となる。

 合わせて、香川県警サイバー犯罪対策室による特別ワークショップが開催される。クイズに答えると、記念隊員証が入手できる。

 このほかにも、1980年代に流行したシューティングゲームをScratch(スクラッチ)を使ったプログラミングで再現する「シューティングゲームをつくろう!」や、PCでドット絵をデザインしてアイロンビーズやアニメーションを作成する「ドット絵デザインワークショップキャラクターデザイナーになろう!」なども予定されている。

【PCで作ったドット絵イメージ】