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「Minecraft」、クリエイターコンテンツが購入可能な公式のマーケットプレイスが正式オープン

6月2日配信開始

 Microsoftは6月2日、「Minecraft Windows 10 Edition」および「Minecraft Pocket Edition」を対象に、「1.1ディスカバリーアップデート」を実装し、「Minecraftマーケットプレース」を正式オープンした。

【Minecraft Discovery Update coming to Pocket & Win 10 Editions soon!】

正式オープンした「Minecraftマーケットプレース」

 「Minecraftマーケットプレース」は、Bedrock Engineベースで開発されている「Minecraft Windows 10 Edition」および「Minecraft Pocket Edition」向けに開発されていた公式のコンテンツ配信システム。JavaベースのPC/Mac版には、多くのクリエイターがMODを作成し、様々な形で配信をしているが、コンテンツの安全性が担保されておらず、また、PC/Mac版以外のエディションでは、コミュニティが製作したコンテンツをやりとりするシステムそのものが存在しなかったため、公式のマーケットプレイスが多くのユーザーから求められていた。

 「Minecraftマーケットプレース」では、PC/Mac版で実績のある9社のコンテンツクリエイターより、14のコンテンツ(6つの世界、2つのサバイバルスポーン、2つのテクスチャーパック、4つのスキンパック)が販売されている。購入は専用の通貨「Minecraftコイン」を介して行なわれ、コンテンツの内容、価格を確認した上で、安心して購入できる。コインの価格は320 コイン/230 円、1020 コイン/700 円、1720 コイン/1,150 円(いずれも「Minecraft: Windows 10 Edition」の参考価格)。販売を開始したコンテンツの詳細についてはXbox Japan Blogを参照いただきたい。

 ストアでは、コミュニティが製作したコンテンツのほか、「Skyrimマッシュアップパック」のような公式の追加コンテンツや、専用サーバーを1カ月単位でレンタルできる「Realms」のサブスクリプションなどもまとめられており、以前よりも追加コンテンツを導入しやすくなっている。

【Minecraft Discovery Update: a short guide to Marketplace】