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【Xbox E3 2017 Briefing】「Minecraft」、全プラットフォームの統合によってもたらされる新たな冒険の世界!
PCからNintendo Switchまで究極のクロスプラットフォームプレイを実現へ
2017年6月12日 15:37
Microsoftは、Mojangのサンドボックスゲーム「Minecraft」において、様々なプラットフォームに提供している各エディションを1つに統合し、単一のサービスとして提供していく方針を発表した。これにより、現在、PC(Windows 10、Oculus Rift)から、モバイル(iOS、Android、Windows Phone、Kindle Fire、Apple TV、Fire TV、Gear VR)、コンソール(Xbox One、Nintendo Switch)と、プラットフォームもハードもUIも異なる各種エディションによるクロスプラットフォームプレイが実現される。新サービスは現行の各エディションに対して無償アップデートで提供される。提供時期は今夏を予定。
新サービスの新たな名称は「Minecraft」に統合され、Xbox One Edition、Pocket Edition、Nintendo Switch Editionといったプラットフォーム個別の名称も廃止となる。従来の「Minecraft」、つまり開発元のMojangが開発したオリジナルの「Minecraft」は、サービスは従来通り継続される一方で、名称は「Minecraft Java Edition」に変更となり、2009年の提供開始から8年で、ついにメインプラットフォームの座を降りることになる。
今回の発表は、2014年にMicrosoftがMojangを買収し、「Minecraft」の全権利を獲得してからずっと計画されていたもので、PCとMacで動作する従来のJavaベースの「Minecraft」とは別に、Bedrock Engineと名付けられたオリジナルのゲームエンジンで開発が進められてきたものだ。独自エンジンを採用した理由は、幅広いプラットフォーム、ハードウェア、UIに対応するためで、5月に実装されたマーケットプレースが一部を除いて全プラットフォームで一斉導入されたことからもわかるように、すでにテクノロジーレベルでは統合が完了している。なお、Xbox OneとNintendo Switchのマーケットプレース対応は今夏が予定されている。
さて、「Minecraft」のサービスが1つに統合されるとどうなるのか。
まず、最大プレイ人数やマップの広さ、コンテンツなど、プラットフォーム毎に異なる仕様が1つに統一され、各プラットフォーム版を購入しておけば、どのプラットフォームからでも同じゲームがプレイできるようになる。ユーザーデータは、Pocket EditionやXbox One Editionなど一部ですでに導入されているが、Xbox LIVE IDで管理され、ゲーム起動時にXbox LIVEにログインすることで、自身のアカウントデータを呼び出し、続きがプレイできるようになる。
もちろん、公式のダウンロードコンテンツや、クリエイターズコンテンツも共通となり、Nintendo Switch Editionの「スーパーマリオ」スキンなど、特定のプラットフォーム限定のコンテンツも、その権利を持つユーザーなら、どのプラットフォームでも使えるようになるようだ。
この「Minecraft」史上最大のアップデートによってもっとも大きな影響を受けるのが「Realms」だ。「Realms」は、ゲームを作成したプレーヤーがログアウトしても世界が残り続けるサブスクリプションモデルで提供されている有料のゲームサーバーサービス。一度に数百名がログインでき、従来の4人、8人によるマルチプレイとは次元の異なるオンラインプレイが楽しめる。オリジナルのJava版から存在するサービスだが、Java版はIPアドレスを指定する必要があるのに対し、新「Minecraft」ではサーバーリストから選ぶだけでワンクリックで参加することができる。Microsoftが新「Minecraft」のコアコンテンツとして位置づけているサービスだ。
この「Realms」が、新「Minecraft」では、自宅からはWindows 10 PCからログインし、移動中はスマートフォンから、休日はOculus Riftでさらに没入する……、といったバリエーションに富んだ遊び方が可能となる。また、これまでプラットフォームの壁に阻まれて一緒に遊べなかった友人とも気兼ねなくお気に入りのプラットフォームで一緒にマルチプレイが楽しめるのも嬉しいところ。遊びに来た友人に、余っているタブレットを渡して一緒に遊んでもいいし、無限大の可能性を秘めたアップデートと言える。
なお、今回の発表の中には、PS4、PS3、PS Vita、Xbox 360、Wii Uといったエディションが含まれていない。まずPSプラットフォームについては、PSとXboxは、クロスプラットフォームでの繋ぎ込みを許容しないという両プラットフォーマー同士の取り決めによるもの。逆に任天堂とはそのような排他的な取り決めがないため、Nintendo Switchは、新「Minecraft」のサークルに加盟することになる。新「Minecraft」では、Nintendo Switch版ではXbox LIVE IDを入れてログインするという不思議な光景が繰り広げられることになる。
次にPS3、Xbox 360、Wii Uがない理由は、「“レガシーなプラットフォーム” であり、統一的なサービスを提供するのが難しいと判断されたため」だという。ただ、この判断は暫定的なもので、ユーザーの希望、新サービスの状況に応じて、新たに対応していく可能性も残っているという。
今回発表された「Minecraft」の統合は、単なるコンテンツ拡張や対応プラットフォームの追加に留まらない、遊びが劇的に変化するアップデートとなる。「Minecraft」は、今や単なるゲームではなく、教育の分野にも取り入れられた世界最大規模のサンドボックスプラットフォームとなっており、今回のアップデートで、「Minecraft」ユニバースがどのように変化するのか注目していきたいところだ。

























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