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3年間の軌跡を貴重な資料とともに回想する「グランブルーファンタジー展」開幕
2017年5月3日 11:35
Cygamesが開発するスマートフォン向けソーシャルゲーム「グランブルーファンタジー」の企画展「グランブルーファンタジー展」が、5月2日から5月7日にかけて東京・池袋のサンシャインシティで開催されている。料金は当日券が2,200円(税込)、限定グッズ付き当日券が4,200円(税込)。
「グランブルーファンタジー」はキャラクターデザインに皆葉英夫氏、サウンドディレクターに植松伸夫氏を起用したファンタジーRPG。2014年3月に配信が始まり、3周年を迎えた2017年には登録者数が1,400万人を突破した人気作品だ。
今回の「グランブルーファンタジー展」は、そんな同作品にとって初となる大型展示会である。展示物の数々を通してこれまでのストーリーを振り返るとともに、記念商品のショップエリアやカフェ、謎解きラリーなどさまざまな企画でファンを楽しませてくれる。
ルリアとビィが会場をナビゲート
展示エリアの会場は大きく分けて以下の8つのエリアが存在している。
展示エリア
・ZONE1:プロローグ
・ZONE2:ルリアノート
・ZONE3:メインストーリー
・ZONE4:イベントストーリー
・ZONE5:武器・星晶獣
・ZONE6:騎空挺
・ZONE7:エピローグ
・ZONE8:ジ・アニメーション
まず来場者が足を踏み入れるのはZONE1「プロローグ」。こちらでは「グランブルーファンタジー」の登場キャラクター、ルリアとビィによるショートストーリーを見ることになる。これを見終わると扉が開き、本格的な展示エリアに入る流れだ。
ZONE2「ルリアノート」は、展示会の中心となる場所だ。各展示はルリアがこれまで書き記してきたノートを元に物語を振り返る、という設定になっており、このエリアを出入りしながら各展示を巡るような順路構成となっている。大きく目を引くのはフルスケールで再現されたルリアとビィの立像で、ゲーム内にも登場する「ルリアノート」も巨大な展示物として登場し、その中身をじっくり見ることができる。また数は少ないもののここにもいくつかの展示物が用意されており、作品のイメージボードや作品を彩ってきたキャラクターの上限解放時イラストが飾られている。
会場を歩くにあたってもうひとつ注目したいのが、ルリアとビィによる録り下ろしの音声ガイドだ。これから向かうエリアにはどんな展示物が待っているかをストーリー仕立てで紹介してくれる。音声ガイドは利用料金800円(税込)で、その場で貸与されるヘッドセッドで聞くことが可能。会場を訪れた際は、こちらの利用も検討してみるといいだろう。
その後はメインストーリーを振り返っていくエリア(ZONE3)、イベントストーリーの数々を楽しめるエリア(ZONE4)が立て続けに登場する。いずれの展示物も本を模したオブジェクトに描かれており、このあたりにもルリアノートの設定がふんだんに活かされている。特に本作のイベントストーリーは、メインストーリーとは趣の違った設定、展開が多数用意されており、過去のイベントについて記憶に残っている人も多いだろう。熱心なファンであればそうした思い出に浸ることもできるはずだ。
また「グランブルーファンタジー」を語る上で欠かせないのが武器や星晶獣(ZONE5)、さらには騎空艇(ZONE6)の数々だ。これらのエリアではそんなアイテムの原画が大量に展示されている。迫力のあるバハムートの巨大フィギュアも目立つ場所に置かれており、その存在感は圧巻。また騎空艇のエリアは壁一面が大空をイメージしたビジュアルになっている。会場全体が落ち着いた雰囲気の中、異彩を放つエリアとして印象深い。
そして「グラブル」の3年間を映像で振り返るエピローグ(ZONE7)を経て、最後のエリア(ZONE8)として用意されているのが現在放送中のアニメ「グランブルーファンタジー ジ・アニメーション」に関する展示だ。ここでは原画や絵コンテといった貴重な資料を確認できる。ゲームだけにとどまらず、さまざまな分野を網羅した展示会と言えるだろう。
これ以外にも、会場には描き下ろしイラストを使用したグッズが揃うショップエリア、オリジナルメニューが楽しめるカフェエリアも登場。カフェエリアでは「ビィも大好きりんご飴」をはじめ、ゲームに登場する各属性をイメージしたドリンクメニューなどが揃っている。
ほかに謎解きラリー「名探偵バロワ 名探偵の休息」(参加費800円[税込])やデジタルスタンプラリーといった参加型のイベントもあり、長く楽しめるイベントとなっているので、ぜひご注目いただきたい。
(c)Cygames, Inc.