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Android/iOS「EGGLIA(エグリア) ~赤いぼうしの伝説~」配信開始!
本作の世界観やゲームシステムを一挙紹介
2017年4月13日 03:29
ブラウニーズは、4月13日にiOS/Android用RPG「EGGLIA(エグリア) ~赤いぼうしの伝説~(以下、エグリア)」の配信を開始した。価格は1,200円(税込)。
本作は、「ファンタジーライフ LINK!」や「セブンス・リバース」などを開発するブラウニーズ初のオリジナル作品。旧スクウェアで「聖剣伝説 LEGEND OF MANA」の開発に携わっていたスタッフがメインで参加しているなど、古くからのゲームファンにとっても注目のタイトルとなっている。
本作については、弊誌でもインタビュー記事や座談会などを掲載しているが、本稿では「エグリア」の概要をお伝えしていきたい。
「エグリア」とは?
「エグリア」は、「ニーベルエッグ」と呼ばれる卵に封じられた王国「エグリア」を取り戻していく物語を描いたRPGだ。プレーヤーは主人公のチャボとなり、エグリアの復活を目指すエルフ族の少女・ロビンに協力し、ニーベルエッグに封じられた世界の封印を解いていくことになる。
ゲームは、ニーベルエッグを解放してランドとして設置し、そこに生まれたフィールドを探索したり、フィールドから現われた新たなキャラクターたちとのコミュニケーションなどを行ないながら進行していく。またほかにも、素材を用いた家具の製作、多種多様な料理を使った精霊の召喚、マイタウンの発展など、自分のペースでじっくりと楽しめる要素も満載。戦闘一辺倒のRPGとは一線を画する内容となっている。
住民たちの集う街「マイタウン」
「マイタウン(名称は変更可能)」は、「エグリア」に登場するさまざまな種族が集う場所だ。主人公のチャボや、エルフ族のロビンをはじめ、チャボの兄貴分たるブラウン、家を作ってくれるドワーフ族のビッケ、家具の製作が得意なノーム族のアセナとセドナなど、ストーリーが進むにつれて、多くの住民と交流を重ねていくことになる。
住民たちとの交流は本作の特徴の1つとなっていて、住民と会話してそのお願いを聞いたり、プレゼントを渡したりすることで「ラブリティ」と呼ばれる親密度がアップ。ラブリティが高くなった住民は、プレーヤーに貴重なアイテムをくれるようになったり、フィールドに出た際にさまざまな素材を集めてくれるようになるため、ゲームを有利に進めることもできる。
また、自分の家であるマイハウスや、住民が暮らす家は増築や建て替えも可能。フィールドやお店で素材を獲得し、自分好みの街づくりを目指してみるのもいいだろう。
なお本作のストーリーは、クエスト単位で進んでいく。クエストはメニュー内の「クエスト」から、達成済、未達成のものいずれも確認可能で、達成済のクエストを見返すこともできるので、話を忘れてしまったときなどには活用したい。
自分だけの「エグリア」を作る「ニーベルエッグの解放」
入手したニーベルエッグは、その中身をワールド上でランドとして設置できる。プレーヤーはそれらのランドの位置を自由に変更しながら、自分が目指す世界を構築していくことができる。
また、設置されたランドはそれぞれ特有のフィールドを持ち、プレーヤーはそれらのフィールドを探索することもできる。なおランド同士は隣接させることで影響し合う場合もあり、配置によっては、特別な探索ポイントが発生することもある。
ニーベルエッグはストーリーの進行度合いによって複数を所持することもできるが、どのタイミングでランドとして解放するかはプレーヤーの判断に委ねられている。他のランドを制覇してから解放する、一気に解放してランド同士のつながりを確認してみるなど、プレイスタイルは人それぞれだ。
サイコロを使って移動&戦闘「フィールド探索」
冒険を進める「フィールド」では、ヘックスで区切られた地形を、1ターンずつサイコロを振り、出た目以内のマスを移動しながら探索していく。フィールド上にはモンスターがいるほか、素材となる木、アイテムが入った宝箱なども存在しており、1ターンに1回、それらに対して戦う、採集する、宝箱を開けるなどといった行動を起こすことができる。
操作はすべてタップで行なうことができ、敵を攻撃したければサイコロを振ったあとに敵をタップし、採集したければサイコロを振ったあとに目的物をタップすればOK。ただし、出目で自分が移動できる範囲内に目標物がない場合は、移動のみしかできない。
逆に、いくら大きな出目を出しても、1マスしか移動しなければそのターンの移動は終了。各フィールドには一定のターン制限が設けられているので、効率よく動く必要がありそうだ。結果的に、ゴールまでたどり着けばそのエリアをクリアできるので、手早くクリアを目指すためにひたすらにゴールを目指すこともできる。
なお、フィールド探索開始前には、連れて行きたい精霊(詳細は後述)や住民を選択できる。精霊は、チャボの戦闘力、行使できるルーン(いわゆる魔法)に影響し、住民はそのフィールドで入手できる素材に影響する。また住民にはやる気(時間で回復)が設定されていて、やる気がなくなってしまうとフィールド探索に同行させることはできない。
戦闘で頼れる心強い仲間「精霊」
本作では、フィールド探索時に精霊を3体まで連れて行くことができる。彼らはチャボの味方となって戦闘に参加してくれる心強い仲間で、マイタウンの精霊のほこらにて召喚が可能だ。召喚時には料理が必要となるが、最初の段階で「カグッチ」、「シーファ」、「サリア」の3種類の精霊がかならず召喚できるようになっている。
これらの精霊にはレベルが設定されていて、レベルの上昇とともにHPや攻撃力などのステータスが上昇。さらに、ポテトを与えれば強化が、宝石を与えれば進化ができるなど、成長要素も用意されている。
また、フィールドに連れて行った精霊のステータスは、チャボの強さにも影響。つまり、もし強い精霊を連れて行った場合はチャボもそれに合わせて強い状態で探索が行なえる。反対に、精霊をまったく連れて行かなかった場合、チャボは自分のステータスのみで探索することになるため、戦闘においては危険をともなう。
なお、精霊を召喚するためには、「精霊のほこら」で料理を作ればいいが、どの料理がどんな精霊を召喚するかは、実際に試してみるまではわからない。すでに召喚済みの精霊が出てきた場合でも、精霊を成長させるアイテムをもらえる。
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