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「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」、2つの新文明とそのリーダーを発表
「ペルシア」、「マケドニア」の特徴が確認できる動画を公開
2017年3月23日 14:45
2Kは、Windows用シミュレーション「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」において、新文明とそのリーダーについて新情報を公開した。
新文明は「ペルシア」と「マケドニア」で、リーダーにはペルシアはキュロス2世、マケドニアはアレキサンドロス大王が決定した。またペルシアとマケドニアを紹介する最新動画も公開された。また両文明を含む春のアップデートも近日配信予定となっている。
ペルシア
ペルシアのリーダー「キュロス2世」は、アケメネス朝創始して大帝国を築き多くの国からなる安定した王朝を残した人物。祖父であるメディア王アステュアゲスを奇襲で滅ぼしたことに始まり、リディア、エラム、バビロニア、シリア、ユダヤ、ペトラエアを征服。そしてようやく満足したキュロスは、自らを「世界の隅々を統べる王」と称した。古代世界の基準でも冷酷非情だったことで知られている。
一方、征服した相手の宗教や伝統に対しては敬意を払う人物でもあり、バビロニアの征服後、捕囚となっていたユダヤ人たちを解放したことも明らかになっている。スキタイの女王トミュリスの手にかかって命を落としたと、古代ギリシャの歴史家「ヘロドトス」は記している。
固有ユニット:不死隊
ペルシアの精鋭重装歩兵、不死隊は君主と国家を守護する使命を帯びて戦った。ペルシアの軍隊は、10,000人の不死隊によって構成されていたと伝えられている。不死隊はそれぞれ、長距離用の武器と近接戦闘用の武器をともに携えていた。
固有建造物:パイリダエーザ
パイリダエーザ(ペルシア庭園)とは、美しく植物を配置して、大地に楽園の感覚を持ち込んだ庭園。ペルシア庭園はペルシアの文化や文学において、精神と肉体を休める休養の地として描写されている。
マケドニア
マケドニアのリーダー「アレキサンドロス大王」は、古代ギリシャのマケドニア王国の君主であり、歴史上最も有名な征服者の1人として知られている。誕生したのは紀元前356年。ギリシャからアジア、北東アフリカを席巻し、ペルシア王ダレイオス3世を打ち破ってペルシア王朝を滅ぼしたときはまだ30歳にもなっていなかった。
アレキサンドロスは戦場で敗れなかったものの、10年を越える戦いの途中で最期を迎える。インド遠征中の紀元前326年、戦いに疲れ望郷の念に駆られた兵士たちからの撤収を求める声をやむなく聞き入れ、その3年後自らの帝国の中心地とした都バビロンで生涯を閉じた。
アレキサンドロスが取った戦術の数々は、今日の軍学校においても教えられており、今なお史上最高の将軍の1人に数えられ、人類の歴史において最も影響力のあった人物とされている。
固有ユニット:ヒュパスピスタイ
ヒュパスピスタイは、長い槍と短い剣で武装し、盾で防御を固めたマケドニアの精鋭歩兵のこと。重装歩兵と同様に、こうしたユニットはより装飾的なデザインの装備で識別され、主に密集した陣形で移動する歩兵軍団「ファランクス」の両脇を固めるように配置された。
ファランクスの主力である槍兵は5.5~6.7メートルにもおよぶ長大な槍を正面に向けて構えており、敵に側面を突かれると対応が困難だったため、そこを守るのがヒュパスピスタイの役割だった。
固有建造物:バシリコイ・パイデス
マケドニア征服の間、若い男子が政略上の人質とされ、マケドニア人として育てられることが多々あった。彼らはバシリコイ・パイデス、すなわち王立子弟学校に入学し、マケドニア貴族の子息と一緒に、高度な教育と軍事訓練を受けた。バシリコイ・パイデスは教師に最高の人材をそろえ、忠誠、名誉、主君を守ること、マケドニアの利益を最優先することを若者たちに教え込んだ。
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