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「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」冬の大型アップデート実装

ポーランド文明やバイキングのシナリオパック登場

12月21日 実装

 2Kは、Windows用シミュレーション「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」において、「ポーランド文明&シナリオパック」や、「バイキングシナリオパック」が含まれた2016年冬の大型アップデートの配信を12月21日より開始した。

 今回のアップデートでは、Steamクライアントを立ち上げると自動的にインストールされ、ポーランドとその指導者ヤドヴィガや、新シナリオ「ヤドヴィガの遺産」が「ポーランド文明&シナリオパック」として収録されている。またバランス調整もこのアップデートで行なわれた。

「ポーランド文明&シナリオパック」について

 「シヴィライゼーション VI」に、ポーランドとその指導者ヤドヴィガが追加された。またこのDLCには、新シナリオ「ヤドヴィガの遺産」も収録されている。

 このシナリオでは、プレーヤーは、チュートン騎士団やオスマントルコのような侵略者から、ポーランド、プラハ、ウィーンを守り、戦いで栄光を掴み、ポーランド最高の守護者であることに挑戦していくことになる。

【「シヴィライゼーションVI」- First Look: ポーランド】

ポーランドの固定ユニット

 【固有ユニット:ウイングフッサー】
 ウイングフッサーは、重装備の騎兵ユニットで、西暦16世紀から18世紀にかけて、ポーランド・リトアニア共和国軍の中心として活躍していた。ウイングフッサーは、長い槍を持ち、敵の陣形を崩すことを目的とした突撃を行なっていた。

 【固有建造物:織物会館】
 織物会館、別名「スキェンニツェ」は、中世の建造物として、商人たちの交易拠点として機能していた。

 布、革、ワックス、塩、絹など異国の品々まで、あらゆる種類の交易品が取り扱われていたといわれている。最も有名な織物会館は今もクラクフに現存しており、訪れた人々をポーランド・ルネサンスの時代にいざなってくれる。

 【固有能力:黄金の自由】
 「黄金の自由」は、要塞や兵営を建てると、領土を得ることも、また他の文明から領土を得ることもできる。軍事政策スロットをワイルドカードスロットに変化させ、文化に自由度を加えることもできる。

ポーランドについて

 14世紀前半のポーランド王国に君臨したヤドヴィガは、大王と呼ばれたラヨシュ1世の末娘で、ポーランド初の女性君主でもあった。

 ヤドヴィガの治世は1384年に幕を開け、即位からの数年間はポーランド貴族の敬意と忠誠を勝ち取ることに費やされた。リトアニア大公であった夫ヴワディスワフ2世ヤギェウォが共同で統治にあたった。

 ヤドヴィガは優れた調停者で、恵まれない人々の保護者でもあった。また、熱烈なキリスト教徒でもあり、1997年には、ローマカトリック教会によって聖人に列せられている。

 ヤドヴィガはプラハに住むリトアニア人のために特別な大学を創設したが、彼女の業績として最も有名なのは、後にポーランド文化の中心となるクラクフ大学を復興させたことである。

【スクリーンショット】

「バイキングシナリオパック」について

 「バイキングシナリオパック」では、「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」の細部まで再現されたシナリオ「バイキングと交易商と略奪者」の中で、最強のバイキング王となり、ヨーロッパ全土の支配を目指していくことができる。

 「バイキングシナリオパック」には、オークランド(産業)、アンタナナリボ(文化)、アーマー(宗教)、グラナダ(軍事)、マスカット(交易)、パレンケ(科学)の6つの都市国家と、エイヤフィヤトラヨークトル、リースフィヨルド、ジャイアンツ・コーズウェーの3つの自然遺産がゲーム本編に追加されている。

 また、「バイキングと交易商と略奪者」のシナリオでは、787年から1087年までを舞台とした100ターンのシナリオが用意され、ノルウェーの苛烈王ハーラル3世、デーンのカヌート王、スウェーデンのオーロフ・シェートコヌングとしてプレイすることができる。

【スクリーンンショット】