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ドスパラ札幌店リニューアルオープンに150人以上の列
VRやゲーミングデバイス、むき出しのパーツ群に高い関心
2016年12月9日 16:18
ドスパラは12月9日、北海道札幌のPCショップ ドスパラ札幌店をリニューアルオープンした。当日は雪が降りすさぶあいにくの空模様となったが、開店前から150名以上が列を作った。
ドスパラ札幌店のリニューアルについては、昨日の内覧会レポートでもお伝えしたように、1フロアから5フロアへと増床し、新たにゲーミングに特化した「GALLERIA LOUNGE」や GALLERIA PCとHTC VIVEでプレミアムVR体験が無料で楽しめる「VRパラダイス」も新設し、PCやPCパーツのみならず、ゲーミングやVR体験まで楽しめる欲張りな施設にパワーアップした。
オープニングには、ドスパラ代表取締役社長の西尾伸雄氏をはじめ、ドスパラ関係者のほか、ドスパラで販売するPCを製造しているグループ会社のサードウェーブデジノスからも代表取締役社長 田中基文氏が参加し、来店者に挨拶するなど、グループ総出でのオープニングとなった。
スタッフによれば当日は7時過ぎから並び始め、11時15分のオープンまでに150名近くの来場者が列を作った。あらかじめドスパラ札幌店の全会員に向けてダイレクトメールを送付し、新聞チラシも配布していたということだが、この人では想定以上で、スタッフは嬉しい悲鳴を挙げていた。
ドスパラ札幌店は、全国のドスパラグループの中でも、もっとも豊富な販売スペースを活かした実験店舗として機能させる予定で、秋葉原では独立したショップとして展開している「GALLERIA LOUNGE」や「VRパラダイス」のショップインショップ展開をはじめ、秋葉原の本店でも行なっていない全パーツのむき出し展示や、その場で組み立て作業が行なえる「ドスパラボ」、その目玉展示として水槽式の油冷PCの参考展示などなど、新しい取り組みをどんどん盛り込み、最先端のPCショップを目指していく。
1階から3階までが販売エリアで、4階と5階はいずれも新設となるサポートセンターとイベントスペースとなっている。4階のサポートセンターでは、PCに関する相談、修理の申し込み、そして中古品の買い取りが行なえる。5階のイベントスペースは、ゲームイベント等を積極的に行なっていきたいという。
具体的な計画についてはこれから詰めていく段階ということだが、一例として、e-Sportsコースを持つ専門学校 北海道ハイテクノロジー専門学校がスポンサードしている北海道を拠点に活動しているプロチーム「Naturals HOKKAIDO」をゲストとして招きe-Sportsイベントを開催し、北海道のe-Sportsの拠点にしていきたいと抱負を語ってくれた。
本日はオープニングセールが行なわれたが、翌12月10日、11日も日替わりのセールに加え、「Forza Horizon 3」を使った景品付きのレーシングイベントや、電脳戦で優勝した将棋ソフトウェア「PONANZA」との対戦イベントが行なわれるほか、11日14時からは、“改造バカ”として知られる高橋敏也氏、日本マイクロソフトXboxゲーミング本部の森洋孝氏、声優の山田悠希さんによるトークショウが行なわれる。近くにお住まいの方はぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。