「ArcheAge」、カオスな8人制PvP「バトルロイヤル」を先行体験！

　ゲームオンは、Windows用MMORPG「ArcheAge」において、大型アップデート「ArcheAge3.0」の第1弾「饗宴の大乱戦」を10月5日に実装する。

　「饗宴の大乱戦」は、8人制のPvPコンテンツ「バトルロイヤル」や、ステータスを変化できる「ユスティンの祝福」などが追加となるアップデート。今回「饗宴の大乱戦」実装に先立って、「バトルロイヤル」を実際にプレイできた。

逃げ場なしのガチンコ戦闘勃発！

8人PvP「バトルロイヤル」

ルシウスPこと「ArcheAge」日本運営プロデューサーの石元一輝氏も戦闘に参戦。筆者を含め参加者をボッコボコにしていた

　「バトルロイヤル」は、8人でプレイする個人戦のPvPコンテンツ。インスタンスダンジョン「饗宴の園」をイメージしたステージとなっており、敵プレーヤーや出現モンスターを倒すことなどでポイントを獲得し、制限時間終了時点で獲得ポイントが高い上位4名が高い報酬を得ることができる。

　ステージは見通しの効く広い場所となっており、全体は沼地、中央には円形の足場があって、この足場から3方向に通路が続いている。通路の先には門があり、この門の向こう側にも戦闘可能なフロアがある。

　実際に戦闘を行なってみると、これがかなりのカオス。8人が一斉に入り乱れるため、終わらない追いかけっこが永遠続くような戦闘が体験できた。ステージはとにかく逃げ込める場所がないので、相対したら死力を尽くして戦う以外に選択肢がない。

　見通しが良いということもあり、対戦中は特に遠距離タイプのキャラクターから狙われると痛い。「使命」の毒矢を打たれて「野生」のブラッドアローとラピッドファイアーでガンガン体力が削られる、という状況が往々にしてあった。足を止め、2人以上に狙われると手も足も出ないまま惨殺されるので、足を止めないフットワークも重要だろう。

ステージは中央に足場、外側は沼地、という構成。見通しが良い上に逃げ場がない

中立モンスターの「校尉」。倒せば5ポイントのおいしい敵

車両も召喚可能。こちらのようにチャリオットを複数出せば実にカオスな戦場に

　またルール的には、敵プレーヤーを倒すとポイント獲得数が2点なのに対し、門の先に出現する3体の中立モンスター「校尉」を倒すと5点となっており、いかに「校尉」を倒せるかが勝負どころと言える。

　「校尉」は順次再ポップアップするほか、ポイントは最後の一撃を加えたプレーヤーが獲得するので、「校尉」討伐を優先するか、漁夫の利を狙うか、あるいは「校尉」を狙うプレーヤーを狙うか、そのあたりの駆け引きも対戦の醍醐味だ。

　そして、さらに戦場には、ペットと車両の召喚が可能となっている。今回のプレイでは車両として「チャリオット」を持ち込めたのだが、戦闘が起きている場所に砲撃をバコンバコン撃ち込むのはかなり爽快だった。本来攻城戦用の車両なので小回りも効かないし、「チャリオット」は足場上は狭くて召喚できないし、実戦には向きそうもないが、戦闘のカオスさにさらに拍車をかける賑やかしとしては面白いアイテムだ。ちなみに敵が召喚したペットと車両を破壊しても、1点プラスされる。

　個人戦ということでプレイスキルがとにかく問われるコンテンツとなっているが、特に対戦前の準備と対策がモノを言う。本コンテンツに挑戦する際は、「遠距離タイプが有利」という前提を元にスキル構成などを考えてみてはいかがだろうか。