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「あそぶ!ゲーム展 ステージ2:ゲームセンターVSファミコン」を開催

AC版「ゼビウス」や懐かしのセガ体感機がすべてプレイアブル展示

9月10日~2017年3月12日 開催

入場料:
大人 510円
子供 250円
会場:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ映像ミュージアム

 埼玉県が主催し、デジタルSKIPステーションの企画によるデジタルゲームの展覧会「あそぶ!ゲーム展 ステージ2:ゲームセンターVSファミコン(以下、遊ぶ!ゲーム展)」が埼玉県川口市にあるSKIPシティ彩の国ビジュアルプラザにて開催される。開催期間は、9月10日~2017年3月12日まで。入場料は、大人が510円で子供が250円。

 「遊ぶ!ゲーム展」は、デジタルゲームの進化の歴史をたどる3回シリーズの展覧会。昨年は、デジタルゲームの誕生から1982年までの代表的なゲーム機を複数のコーナーで紹介した「ステージ1」が開催された。2回目となる今年は、「ステージ2:ゲームセンターVSファミコン」というテーマで、1983年から1990年までのデジタルゲーム機が紹介される。

 会場には、当時のアーケードゲーム機や家庭用ゲーム機が、すべてプレイアブルに展示される。「ステージ1」に引き続き「ゼビウス」(1983年/ナムコ)の生みの親であるゲームデザイナーの遠藤雅伸氏と、TV番組「世界一受けたい授業」(日本テレビ系列)に出演している元東京大学大学院情報学環教授の馬場章氏が企画監修を務めている。

「あそぶ!ゲーム展」の見どころを紹介

展示ゲームは50以上、すべてプレイ可能!

 会場には、1980年代のアーケードゲームや、家庭用ゲーム機が50以上展示され、全てのゲームがプレイ可能となっている。アーケードゲームは、アクションロールプレイングゲーム「ドルアーガの塔」(1984年/ナムコ)や、1対多人数の格闘を題材にしたアクションゲーム「熱血硬派くにおくん」。家庭用ゲーム機では、「スーパーマリオブラザーズ」(1985年/任天堂)や「ドラゴンクエスト」(1986年/エニックス)、「ファイナルファンタジー」(1987年/スクウェア)などが展示される予定。

【アーケードゲーム】

「ゼビウス」(1983年/ナムコ)
「マッピー」(1983年/ナムコ)
「マリオブラザーズ」(1983年/任天堂)
「メジャーハボック」(1983年/アタリ)
「リブルラブル」(1983年/ナムコ)
「ザ・ビック・プロレスリング」(1983年/テクノスジャパン/データイースト)
「ドルアーガの塔」(1984年/ナムコ)
「VS.レッキングクルー(VS.システム)」(1984年/任天堂)
「エキサイトバイク(VS.システム)」(1984年/任天堂)
「アイスクライマー(VS.システム)」(1985年/任天堂)
「ツインビー(1985年/KONAMI)
「マーブルマッドネス」(1985年/アタリ/ナムコ)
「グラディウス」(1985年/KONAMI)
「スペースハリアー」(1985年/セガ)
「ガントレット」(1986年/アタリゲームズ/ナムコ)
「熱血硬派くにおくん」(1986年/テクノスジャパン)
「沙羅曼蛇」(1986年/KONAMI)
「源平討魔伝」(1986年/ナムコ)
「アウトラン」(1986年/セガ)
「カルノフ」(1987年/データイースト)
「スーパーハングオン」(1987年/セガ)
「R-TYPE」(1987年/アイレム)
「アフターバーナーII」(1987年/セガ)
「テトリスR」(1988年/テンゲン/セガ)
「ナイトストライカー」(1989年/タイトー)
「ダライアスII」(1989年/タイトー)
など

【家庭用ゲーム機】

「ドンキーコング」(1983年/任天堂)
「スーパーマリオブラザーズ」(1985年/任天堂)
「ボンバーマン」(1985年/ハドソン)
「ゼルダの伝説」(1986年/任天堂)
「ドラゴンクエスト」(1986年/エニックス)
「スターソルジャー」(1986年/ハドソン)
「信長の野望・全国版」(1986年/コーエー)
「イース(Ys)」(1987年/日本ファルコム)
「グラディウス2」(1987年/KONAMI)
「ファイナルファンタジー」(1987年/スクウェア)
「R-TYPE I」(1988年/ハドソン)
「MOTHER」(1989年/任天堂)
「ザ・スーパー忍」(1989年/セガ)
「魔界塔士 サ・ガ」(1989年/スクウェア)、
「NAM-1975」(1990年/SNK)
「マジシャンロード」(1990年/アルファ電子)
「スーパーマリオワールド」(1990年/任天堂)
「F-ZERO」(1990年/任天堂)
「アクトレイザー」(1990年/エニックス)
など

「パンチアウト!!」(1984年/任天堂)
「カルテット」(1986年/セガ)

「ゼビウス」、「ファミリーコンピュータ」、「セガ体感ゲーム」を特集

 伝説的縦スクロールシューティング「ゼビウス」や、家庭用ゲーム機の時代を開いた「ファミリーコンピュータ」、アーケードゲーム機に革命を起こした「セガ体感ゲームシリーズ」を特集。開発者のインタビューや開発資料が展示される。展示されているゲーム機はすべてプレイ可能。

「ゼビウス」(1983年/ナムコ)
「スーパーハングオン」(1987年/セガ)
「アフターバーナーII」(1987年/セガ)

多数のイベントを開催

 ゲーム音楽を研究している田中治久氏(hally:ゲーム音楽史/ゲーム史研究家)が、デジタルゲーム機で音楽が演奏されるしくみを、体験型の展示で詳しく解説してくれるコーナーが開設される。また、「週刊ファミ通」編集者のローリング内沢氏やゲームデザイナー、ゲーム音楽作曲家、ゲーム研究者によるトークや音楽イベント、ワークショップなど多数のイベントが開催される予定となっている。

【ゲーム音楽のしくみを解説】
「ダライアスII」(1989年/タイトー)
「ダライアスII」の音源チップ

[お詫びと訂正]
記事掲載当初、「ゲーム音楽のしくみを解説」の欄で誤ったタイトル名を記載しておりました。お詫びして訂正させていただきます。