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「LJL Summer Split Final」優勝はRampageに!
DFMついに破れる。BO5をフルに使う6時間の長丁場に
2016年8月8日 00:00
「League of Legends(以下LoL)」のプロリーグ「League of Legends Japan League」(以下LJL)、夏季シーズンSummer Splitの決勝戦「LJL 2016 Summer Split Final」が8月7日に実施された。会場はグランドプリンスホテル新高輪・飛天の間。
LJLは春季「Spring Split」と夏季「Summer Split」に分かれており、各Splitのリーグ戦を勝ち抜き優勝したチームは、世界に連なる国際大会への切符を手にする。
Summer Splitを制したチームが出場する「International Wildcard Qualifier」(IWCQ)は、ブラジル・サンパウロにおいて8月24日~29日(現地時間)の期間に開催される国際大会。ブラジル、北ラテンアメリカ、南ラテンアメリカ、オセアニア、東南アジア、ロシア、日本、トルコの各地区代表チームが争い、これに勝利すると、10月に開催される世界大会「World Championship」(WCS)に参加することができる。
去る4月に開催されたLJL Spring Split Finalでは「DetonatioN FocusMe」(以下DFM)と「Rampage」(以下RPG)が対戦し、DFMが勝利を収めたが、Summer Splitでもこの両チームが決勝に進出しており、Spring Splitと同じ組み合わせとなった。
両チームともLJL発足以前より活躍している強豪チームであり、“宿敵”と言って差し支えない関係性だ。これまで両チームの間で、国際大会に繋がる試合はすべてDFMがものにしていることから、RPGが文字通り“三度目の正直”となるかどうかが注目された。
飛天の間が「サモナーズリフト」仕様に。1日限りの模様替え。
2016年のSummer Split、ならびに日本における初のLoLプロリーグを締めくくる会場として選ばれたグランドプリンスホテル新高輪の大型宴会場「飛天の間」ロビーは、この日のためにゲームマップ「サモナーズリフト」をイメージした装いに模様替えして、来場した観戦者たちを出迎えた。普段はライブやディナーショー、結婚式などの用途に使われている大宴会場だが、この日は鬱蒼としたブッシュが生い茂り、ミニオンが動き回る、サモナーズリフトに生まれかわっている。
ロビーでは大型中立モンスターの「バロン」の巨大模型や、精巧な「ドラゴン」のバルーンを配置したほか、フリードリンクや軽食類の販売、LoLのコミュニティから贈られた描き下ろしのイラストレーションも展示。LoLファンなら間違いなく嬉しいであろうこうした趣向に、歓声をあげる来場者もみられた。
Rampageが念願の初優勝、
Summer Split Finalのルールは3勝先取のBO3(Best of 3)。両チームは最大で5試合を戦うわけだが、この日は両チームとも譲らない全5試合の長丁場となり、最終的にRPGが念願の初優勝を飾った。
優勝したRPGのリーダー、Meron選手は本誌のインタビューに対して「とにかくポジティブに、“俺達が絶対に勝つんだ!”という気持ちが最後まで途切れなかったところが良かったと思います」と回答している。今回、LJLで勝ち抜いたことによってIWCQに出場を決めたことに関しては、「WCSへの出場は、LoLを始めた時からの夢だったので、まずはIWCQを勝ち抜きたいと思っています」と意気込みを語った。
また、惜しくも優勝を逃したDFMのCeros選手にも話を聞いた。「今回はRPGが相手ということで、相手が得意なことは何か、また不得意なことは何かを解ったうえでの戦いでした。敵の得意なことを消しつつ、自分たちのいいところを出せるように準備はしていたのですが、力及びませんでした。今の僕らが解決すべき課題は何か、また課題は何か、次の戦いに向けてどうしていくかは、これからみんなで話し合って、洗い出していきたいと考えています」。
この日の試合の模様はLJLのTwitchチャンネルでタイムシフト試聴できる。
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