「老いてますます盛ん」日本でもおなじみの言葉ですが、これは蜀の武将であった黄忠と厳顔から生まれた言葉といわれています。若い武将が中心となって活躍するなか、彼が歴史の表舞台で活躍するのは60歳を過ぎてから。当時では、もうすごいお爺ちゃんですが、弓の名手として一騎打ちで敵将を討ち取ったり、関羽と互角に戦いあったりと年をとっても大活躍。劉備が五虎大将軍を指名した際、関羽や張飛とともにそのメンバーとして名前を連ねています。ちなみに、曹操軍の猛将・夏侯淵を討ち取ったのもこのお爺ちゃん。黄忠の孫じゃなくって本当に良かったと胸をなでおろします