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【特別企画】悪魔を育てるって、ステキじゃない!? 「D×2 真・女神転生 リベレーション」
今日も明日も明後日も、悪魔育成のススメ!
2018年4月13日 12:00
今日も今日とて、悪魔に取り憑かれて育成に励んでますか?
ということで、セガゲームスのAndroid/iOS用RPG「D×2 真・女神転生 リベレーション」(D2メガテン)。1月22日のサービス開始以来順調にダウンロード数を増やしユーザー数を増やしている。そんな中、3月末には初めての大型アップデートが行なわれ、悪魔の新種族「霊鳥」の追加などが行なわれた。
「D2メガテン」の魅力は、なんといっても“悪魔”にある。そして魅力的な悪魔を自ら選び、組み合わせることで作り上げ、育て上げていく。より強いパーティを作り上げていくことに終わりはない。どういったパーティを作り上げていくのかを夢想することの楽しさは格別だ。
「D2メガテン」では、そんな“育てることの楽しさ”が詰まっている。とはいえ、育ててみるとわかるのだが、その道はある意味険しい。レアリティをあげていくためには時間も必要となるし、ハードルも高い。“召喚(ガチャ)”でサクッとお手軽にお目当ての悪魔を入手できることは少ない(まぁ、まずないと言っていい)。そんなこんなで開始早々に音を上げたプレーヤーもいるかもしれないし、プレイしようと思っていても躊躇している人もいるかもしれない。
そんな人にとって朗報なのが、先日行なわれた大型アップデートだった。「D2メガテン」ではアップデートによって、ストーリーや悪魔の新種族の追加、新規コンテンツの充実などが盛込まれるが、そういった目立つ部分だけでなく、アップデートでは「悪魔を育成しやすい機能を充実させていく」事を重要視している。ルーチンワークになりがちな育成の作業は自動化させるなどして、育成しやすい機能を充実させ、ゲームの本質的な部分……どういった悪魔を作り上げるのか? どういったパーティを作り上げていくのか? という部分に時間を費やすことができるようになっている。そこに頭を悩ませることこそが楽しいのだ!
ということで、今回のアップデートを機会に、ゲームを始めてみたい人や、早々にゲームを切り上げてしまった人達に向けて、その魅力をちょっぴり語ってみたい。
すべての悪魔が魅力的? オレ的悪魔崇拝
プレーヤーの皆さんであればそれぞれに好きな悪魔がいて、一家言あることだろう。ただただ星の数が多いレアリティが高い悪魔が人気を集めるわけでは無い。たとえば、よく見かけるのは、妖精ジャックフロストだ。ジャックフロストはレアリティが「★1」で、悪魔の上下関係を示すGRADEも「7」と低い。全書召喚から召喚することができ、比較的手軽に手にすることができる悪魔だ。
しかし、ジャックフロストは歴史のある悪魔のうちの1体で、思い入れの深い方も多い。普通のゲームであれば、弱いキャラクターは育て上げてもたかがしれていることが多いが、「D2メガテン」はちがう。GRADEは変わらないが、「転生」させれば、レアリティをどんどんあげていくことができる。どの悪魔でも現状「★6」にまで育てることができる。「★6」まであげればレベルも50まであげることができ、それだけ悪魔の力や体力、魔力など基礎能力を上げることができる。
さらに、「霊子」というアイテムを必要な数だけ揃えると、悪魔を「覚醒」させることができる。「覚醒」させることで、悪魔の隠れたスキルを使うことができるようになる。もちろん、隠されているくらいだから、強力なスキルがここに揃っていたりする。おまけに、一部のスキルは「継承」することもできる。悪魔にポイントを溜めていくと強力なスキルを他の悪魔から引き継ぐことができるのだ。もちろん、際限なく引き継げるわけでは無いが、GRADEの低い悪魔でも恐ろしく強力なスキルを憶えさせることができるのだ。
でもって、これで終わりじゃないんだな、これが。このスキルを強化することができる。すべてのスキルを強化することはできないが、スキルの種類によってはスキル自体のレベルを上げることができる。攻撃自体を強化することができるのだ。
ここまで見てきただけでも強化ポイントは多いが、さらに「烙印」と呼ばれる要素がある。この「烙印」は、アイテムみたいなもので、それぞれを悪魔に装着することでこれまた悪魔を強化することができる。「烙印」はそれぞれ特徴があって、物理攻撃に強かったり、魔法攻撃から悪魔を守ってくれたり、逆に魔法の攻撃力を増やしたり、スピードをアップさせてくれたりする「烙印」もある。
これだけの強化ポイントがあって、これらの強化ポイントをキャラクターを愛するがあまりにコツコツと育て上げていくと、どういったことが起こるかというと、悪魔のレアリティやGRADEだけでは推し量れない力の逆転現象が起こってくる。
「D2メガテン」には対人戦コンテンツとして「D×2デュエル」というモードがあるが、プレイしていると「おっ! GRADEの低い悪魔がいる! いっちょカモるか!」と飛びついたりすると、強化に強化を重ねたデビルダウンローダー(プレーヤー)の愛が詰まった悪魔だったりして、コテンパンにやられて敗走するなんて事がよくあるわけだ。
実際、極限まで育て上げられたジャックフロストがよく出現する。「D×2デュエル」では悪魔4体のパーティで挑むのだが、ジャックフロスト1体で挑んできて、本来ならばジャックフロストなんて軽くひねるところなのだが、中途半端に育てた手持ちの悪魔が瞬殺されることもあるのだ。
要は、自分の好きな悪魔を育てていけば、充分勝負に挑むことができるのだ!
ちなみに同じ悪魔でもいくつかの種類が設定されている。ベースとなる「素体」のほか、「荒神」、「加護」、「防魔」、「異能」の計5種類だ。同じ悪魔でも、この種類が違うことにより、「覚醒」でオープンになるスキルが違ってくる。たとえば聖獣ユニコーンの「素体」の隠されたスキルは「ブフダイン」という氷結属性の攻撃魔法だが、「異能」のユニコーンは持っているだけでパーティの攻撃力がアップする「虐殺者」というパッシブスキルを持っている。
「D2メガテン」では、このスキルがやたら豊富で、おまけに前述の通りある程度自由に「継承」できるから、自分の戦略に合わせた悪魔やパーティを作ることができる。ゲームを始めたての頃は、ガチャを回してレアリティの高い悪魔を入手できたりハズレを引いたりで一喜一憂するわけだが、それは「D2メガテン」の入り口に立っているだけに過ぎない。延々と悪魔たちを合体させ、強化に挑み続ける底なし沼のごとき楽しみに足を踏み込んでいく、まさに終わりなきゲームなのだ! 永遠に遊べるゲーム……この幸せ!
ゲームファンなら「真・女神転生」シリーズには独特のデザインの悪魔がズラリ勢揃いしていることはよくご存じなはずだ。「これ大丈夫?」っておもわず思っちゃうような色っぽい悪魔もいれば、マッチョな悪魔もいるし、夜道で出会ったら軽くオシッコちびっちゃいそうになるほど不気味なのもいる。ただ、どの悪魔も魅力的なんだなぁ。
まぁ、ゲームを始めたらまずはすべての悪魔の情報が描かれている「悪魔全書」をみて、自分の“推し悪魔”をじっくり探してみても良いかも。現在悪魔は167体いるので軽く“図鑑”みたいになってる。もちろん、これらの悪魔すべてをすぐに入手できるわけじゃないのだが、「いつかあこがれの“推し悪魔”を手に入れてみせるぞ!」と思うだけで夢溢れる日々を送れるってもんですよ。
さらに個人的にお気に入りなのは、悪魔の評価をプレーヤーが書き込めること。普通ゲームだと、攻略サイトなんて見ながらプレイしちゃうわけだが、「D2メガテン」だとゲーム内にこの悪魔の評価システムが入っているので、ここを参考にしてプレイすることができる。この評価コメントがなかなかよくって、愛に溢れたものが多い。「好きな悪魔なので、すべての耐性を埋めました!」なんてコメントが実際あったりして、マジ、ドラマを感じます!
そんな悪魔たちに既に取り付かれている私ですが、個人的なオススメは地母神クシナダヒメ。やっと「★5」のレベル45、烙印をゴテゴテにくっつけてHPも1,000を越え、「ディアラ Lv.4」と覚醒による「リディア」を持ち、パッシブスキルとして「回復ブースター」を持つ強力な回復役として頑張ってくれている。
それと、妖鬼ベルセルク。わりと人気の高い悪魔で、妖鬼ベルセルクかインパクト抜群なビジュアルの堕天使オセの両巨頭だったりするが、個人的にはベルセルク派。筋肉ムキムキのレスラータイプで、非常に強力な「暗夜剣」と、攻撃と回復の両方の効果がある「ソウルドレイン」も持ち合わせている。なにより、物理攻撃を無効にしてくれるのが強い! こいつが剣を振り回している姿がカッコイイのだ!
育てることが苦にならない? オート機能が充実!
と、ここまで語ってきたとおり、悪魔を育成していく楽しさたるやたまらないわけだが、冒頭で話したとおり、もちろん強力な悪魔に育てていくには時間が掛かる。だが、今回のアップデートでずいぶんと育成しやすくなった。
特に便利なのが、「AUTO機能」だ。「D2メガテン」ではアイテムを集めたり、悪魔の経験値稼ぎをしたり、なにかとクエストを回すことが多い。まずはストーリーを進めて行くが、クリアさえすれば何度でもクエストにチャレンジできるので、悪魔を集めたり、アイテムを集めたりしなければならない。この時、もし手動でゲームを進めるとなるとかなりの苦痛なはずだ。そもそも忙しい現代人のこと。とてもじゃないが作業なんかやってられない!
で、「D2メガテン」に搭載されているのが「AUTO機能」だ。このボタンをポチってすれば、自動で敵と戦ってくれる。さらにさらに、今回のアップデートで、この「AUTO機能」が強化され、これまでは1回クエストを終えるともう1回手動でクエストを選ばなければならなかったが、なんと「スタミナが切れるまでクエストを回し続ける」ことができるようになった。
たとえばプレーヤーレベルが「56」だと、スタミナが満タンの状態だと「53」だが、たまにイベントでスタミナ最大値が倍になったりする。そうなるとスタミナが「100」を越えることになり、こんな時に悪魔の獲得経験値が倍になる「経験値の書(12時間)」とかを使って、1発「AUTO機能」でレベリングクエスト(悪魔を成長させるためにただ戦うだけのクエスト)を回せば、40分くらい自動でクルクルとクエストを回し続けてくれるので、気付くとどんな悪魔も一気に成長してくれる。いやぁ、サラリーマンに優しいんだわ、この機能が!
ゲーム情報誌とかやってるとゲームしまくりだったりするわけだが、さすがに原稿が溜まっているときに席でスマホのゲームとかプレイしていると、営業の社員に後ろを取られ黙ってジイッとにらまれていたりするこの恐怖! でも、この「AUTO機能」を使えば大丈夫! サラッと設定すれば全自動で面倒なレベリングを済ませてくれるわけ。あとは帰宅時の電車の中で悪魔の育成方針について悩むという幸せな時が待っている!
通常のストーリークエストのみならず、「烙印」を集めるために何度ももぐらなければならない「罪の烙印」、3Dのダンジョンをどんどん階層を登っていく「アウラゲート」などにも「AUTO機能」は搭載されている。「アウラゲート」などは、自動で3Dダンジョンを突き進んで行ってくれる「AUTO MOVE」なんて機能まであるから、悪魔のレベルが高ければ、高層階のアウラゲートに「AUTO MOVE」と「AUTO BATTLE」機能をONにして入れておけば、悪魔やアイテムを勝手に取ってきてくれるって寸法だ。まぁ、気付いたら全滅して死神がこっちをにらんでいる画面になっていることもあるわけだが。
育成にある程度時間が掛かるのは仕方ないことだが、運営側も“育てる作業”が大切なわけではなく、“悪魔が強くなること”そして“強くなったその先をプレーヤーが目指すこと”がわかっているからこそ、自動化をゲームに導入している。
さて、悪魔が強くなったその先には何があるのか? 「D2メガテン」には数多くのコンテンツが用意されている。上級者プレーヤーの中にはすべてクリアした方もいるかもしれないが、プレーヤーレベルが50くらいだと全く太刀打ちできないコンテンツがたくさんある。
「池袋」で止まっているメインストーリー、実は1番楽しいかもしれない「アウラゲート」、その他にも1人で楽しめるクエストはたくさんあるし、他のプレーヤーが育てた悪魔と対戦できる「D×2デュエル」などなど、自慢の悪魔を披露する場所は用意されている。
今回は、悪魔と育成に絞って「D2メガテン」の魅力をお伝えしてきた。実はバトルシステムなど、語るべき魅力は多いのだが、まずは入り口ということで、悪魔の魅力についてお伝えしてみた。
今後もコンテンツは追加され、悪魔もどんどん豊富になっていくだろう。この永遠と遊べる楽しい地獄に足を踏み入れるのかどうかは皆さんプレーヤー次第だが、悩むくらいなら、足を踏み入れるのは早いほうがいいんじゃない?
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