使って試してみました! ゲームグッズ研究所

連載第349回

「Newニンテンドー3DS/LL」&「モンスターハンター4G」発売間近! 関連グッズをまとめてみました

 当連載は、ゲームライフに役立つグッズを発掘し、実際に使用してみようという試みをレポートするものである。ネタに困ったときはお休みしてしまうかもしれないので不定期連載である。ちょっとした投資や工夫で、よりよいゲームライフを送っていただけるよう、鋭意努力していく所存である。

 いよいよ10月11日に、「モンスターハンター4G(以下、「MH4G})」が発売される。しかも今回は新ハード「Newニンテンドー3DS」と「Newニンテンドー3DS LL」(以下、『New 3DS/LL』)も同日に発売となり、関連グッズもたくさん! これは大変だ!

 というわけで、当研究所でもそれらを順次、実際に使って試してお伝えしていく予定なのだが、その前にまずNew 3DS/LLについて現時点でできるグッズ選びや、「MH4G」発売と同時にどういったグッズが発売されるのかをまとめてみた。


New 3DS/New 3DS LLにこれまでの3DS/LL用グッズは使えるの?

「New 3DS LL」は大画面がなんといってもポイント。ゲームプレイを最重要視するなら、やはりLL?
「New 3DS」は天板と底面のカバーを交換できる「きせかえプレート」が使えるのが大きな魅力。画面サイズも3DSより大きくなっている。持ち運びの手軽さや、かわいらしさを重視するならこちら?

 いよいよ発売が迫ってきた「New 3DS」&「New 3DS LL」。こちらの記事でも、実際に触ってきての感想をお伝えいるのだが、大画面のNew 3DS LLか、きせかえ&画面サイズアップのNew 3DSにするか、ますます悩ましくなってしまい、研究所員一同も頭を抱える始末だ。研究所で各種グッズを試していく手前、両機種とも購入することにはなるのだが、プライベートでメインに使うものは、旧機種からのデータを引っ越し機能で引き継ぐことになるので、どちらかに絞る事になるだろう。

 当研究所の諸事情はさておき、みなさまも悩ましいところだろう。試遊等で実物に触れる機会なども利用して、じっくりお考え頂きたい。

 さてさて、これまで3DS/LLを使っていた人が新たにNew 3DS/LLを購入するとなると「既に購入済みの3DS/LL用グッズはNewに使えるのか?」が気になるところ。主に、気に入っている液晶保護フィルターは同じ物が使えるのか、本体保護系のカバーやポーチは流用できるのかというところが気になる。

 まず液晶保護フィルターについては「New 3DS」と「New 3DS LL」とで事情が異なる。「New 3DS LL」については、液晶サイズや液晶画面枠の形状などが3DS LLにかなり近く、3DS LL用の製品がフィットする可能性は高い(ただし、実機を使っての採寸や検証はまだできていないので、保証はできない)。

 とはいえ、旧3DS LL用のフィルターを買うにしても、製品によってはフィットするとは限らなないし、新たに購入するハードでもあり、同時に発売されるNew 3DS LL用のフィルターを新たに購入するのが無難だろう(製品にもよるが)。

 また、「New 3DS」の液晶保護フィルターは、3DSとは根本的に画面サイズ、画面枠の形状共に大幅に変わっている。全体的にNew 3DS LLの画面周りに似ており、意匠が共通イメージになっている。そのため、本体と同時に各社から発売されるNew 3DS用のグッズを揃えるのがオススメになる。

 本体保護系のカバーについては、New 3DS/LL両方ともスロットの位置などが大幅に変わり、筐体サイズにも微妙な変化がある。流用は難しいと考えていいだろう。なお、New用のカバーを購入するにしても、きせかえが可能なNew 3DSでは、プレートの柄が見えるクリアタイプのカバーを選ぶのが適しているかもしれない。

 ポーチやハードケースといった、収納スペースに余裕のあるいわゆる収納グッズについては、New 3DS/LLともに筐体サイズはほぼほぼ近いので、問題なく使えるだろう。こちらは既にお気に入りのものがあれば流用するのもアリだが、タイトなものは厳しいかもしれない。

 多くのグッズに関しては“新たにNew専用のものを買った方が良さそう”という、なんとも「それはそうだろうな」的なことばかりになってしまったが、New 3DS/LLを購入される方は当日に慌てないよう、同時に何を買うか考えておくのがオススメ。特にNew 3DSは、“きせかえプレートの柄を活かせるグッズ選び”というのが新しい着眼点になってくる。計画的にグッズ選びを済ませて発売当日をお迎え頂きたい。

「New 3DS」だけの新たな魅力「きせかえプレート」。本体と同時に38種類ものプレートが発売予定だ。本体保護系のカバーを着けるにしても、このきせかえプレートの柄が楽しめるクリアーカラーを選ぶのがポイントになりそうだ。なお、「きせかえ」を試せる特設サイト「きせかえプレートで、きせかえちゃお。」も公開されているので、組み合わせを試してみよう


「MH4G」と同時に3DS/LL向け拡張スライドパッドグッズが登場!

 New 3DS/LLのことはひとまず様子を見るとして、同日に発売される「MH4G」を手に馴染んだ3DS/LLで楽しもうという人も多いだろう。当日にはグッズメーカー各社から「MH4G」を快適に楽しむためのグッズが発売される。

 やはり注目は“拡張スライドパッド”系グッズ。今回はHORIからもアナログスライドパッドを搭載したグリップがついに発売されるほか、ゲームテックからは「MH4」時に発売した「クロオビ」にさらに改良を施した「EX クロオビ」が発売される。

 なお、New 3DS/LLでは、CスティックやZL/ZRボタンが追加されていて、拡張スライドパッドの機能が一体化しているので、拡張スライドパッドグッズは必要ない。拡張スライドパッドグッズは、3DS/LL向けの製品なので、お気を付け頂きたい。

・「3DS LL用 拡張スライドパッド系グッズ」

HORIのグリップもついに拡張スライドパッドを搭載! 左手の人差し指で視点操作できるタイプになっている
メーカー:
ゲームテック
価格:
オープン(通販価格:2,160円)
カラーバリエーション:ブラック / Web限定 金獅子ゴールド
任天堂の拡張スライドパッドからパーツを移植する「EXクロオビ」。前モデルの「クロオビ」から改良/改善が施されている
メーカー:
任天堂
価格:
1,500円
本連載で試してみた回:連載第301回
こちらは定番、任天堂の「ニンテンドー3DS LL専用 拡張スライドパッド」。右手の親指で視点操作を行なう

 3DS LL用の拡張スライドパッドグッズは、任天堂の純正を含めて4種類が選択肢になる。任天堂純正が右手親指で拡張スライドパッドを操作する作りなのに対し、HORIは左手人差し指、サイバーガジェットとゲームテックは右手人差し指で操作するタイプになっている。

 また、ゲームテックの「EX クロオビ」も、ベースになっている旧「クロオビ」についても第325回で試しているので、そちらをご覧頂きたい。

・「3DS用 拡張スライドパッド系グッズ」

HORIからは3DS用にも、拡張スライドパッド付きのグリップが発売される。3DSユーザーにとって待望の新たな選択肢だ
メーカー:
任天堂
価格:
1,500円
本連載で試してみた回:連載第276回

 3DS用の拡張スライドパッドグッズは、これまで任天堂純正のものしか選択肢がなかったが、今回はHORIからスライドパッド搭載グリップが登場する。HORIの右手人差し指でスライドパッドを操作する仕組みなら、グリップ力を高めつつ親指のボタン操作をしながら視点操作も行なえる。


モンハングッズ勢揃い! 操作性アップやプレイ時間延長バッテリーグッズも要チェック!

 拡張スライドパッドグッズ以外にも、プレイ時間を延長できるバッテリーグッズや、モンハンテイストたっぷりのカバー、さらにカプコンからもカバーやポーチといった公式グッズが多数発売予定だ。より快適に、気分を高めてプレイを楽しめるよう、これらグッズもぜひチェック頂きたい。

メーカー:
ゲームテック
価格:
2,160円

 吸盤でペタッと3DS/LL本体に貼り付けられるモバイルバッテリーが登場。容量1,200mAhのリチウムポリマー充電式バッテリーを内蔵し、約6~10時間の連続プレイ時間延長が可能になっている。知人と集まって狩りを楽しむ時など、こうしたモバイルバッテリーグッズがあると非常に便利。

メーカー:
ゲームテック
価格:
オープン(実売価格:2,700円)
カラーバリエーション:ブルー / レッド / ブラウン / グリーン

 ウロコを思わせるクロコダイル柄のゴールドラメが施された3DS LL用の本体保護カバー。ポリカーボネート素材をベースに、表面には光沢のある合皮レザーが使われている。

メーカー:
サイバーガジェット
価格:
オープン(実売価格:2,138円)
カラーバリエーション:ブルー / レッド / ブラック

 こちらはサイバーガジェットから発売される3DS LL用の保護カバー。ポリカーボネートのカバーに表面には凸凹のある合皮レザーでモンスターの皮やウロコのデザインを施している。

メーカー:
ゲームテック
価格:
オープン(実売価格:540円)

 3DS/LL本体だけのスマートな状態で「MH4G」を楽しみたいという人に、ぜひチェックしてみてもらいたいのがこちら。タッチパネル画面に表示されるバーチャルボタンの上にペタッと貼り付けることで、指先の感触をプラスできるようになる。こちらは3DS/LL両方に使えるほか、Wii U GamePadやスマートフォン等にも使える。

・カプコン&HORIより「MH4G」関連グッズも多数発売!

「モンスターハンター4G カバー for ニンテンドー3DS LL」
「モンスターハンター4G ポーチ for ニンテンドー3DS LL」
「モンスターハンター4G ステレオイヤホン(カナルタイプ)」
「モンスターハンター モバイルアクセサリーボックス 支給品BOX」赤の納品BOXも発売
「MH AIROU アクセサリーキット for ニンテンドー3DS LL」ポーチ、本体カバー、内側デコレーションシール、クリーニングクロスのセット
HORIから発売される「モンスターハンター4G アクセサリーセット for ニンテンドー3DS LL」本体カバー、クリーニングクロス、ストラップのセット。3DS用のセットも発売される

(ゲーム環境向上委員会)