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舞台は娼館(酒場)、DMMの“尖った”新作美少女ゲーム「ドットアビス」発表会レポート
新レーベル“くまさんブラック”タイトル第1弾
2026年6月11日 12:00
- 【ドットアビス】
- 6月11日 配信予定
- プレイ料金:基本無料(アイテム課金)
DMM GAMESで「モンスター娘TD~ボクは絶海の孤島でモン娘たちに溺愛されて困っています~」や「ガールズクリエイション -少女藝術綺譚-」などの美少女ゲームを手がける「クリエイティブチーム くまさん」が、新レーベルの“くまさんブラック”を発足した。
「エッジの効いたタイトル作り」をコンセプトにしており、その第1弾タイトルが「ドットアビス」である。探索者として未知の怪物「厄災」と戦いながら、なんと娼館(酒場)で仕事をこなしていくという、“ブラック”というレーベル名通り尖った設定の放置系ハクスラRPGとなっている。6月11日配信予定で、基本無料(アイテム課金)のタイトルとなっている。
5月29日には、プレス向けの「ドットアビス」発表会が開催された。くまさんブラックの方針や本作の魅力、開発のこだわりなども詳しく語られた。会場では実際にゲームを試遊することもできたので、そちらも合わせてイベントの様子をお届けしよう。
“ドット絵のゲーム作りを舐めていた”プロデューサーから開発の裏話が飛び出す
イベントには、本作のプロデューサーを務める長谷川雄大氏が登壇した。長谷川氏はチームくまさんについて、「『ティンクルスターナイツ』をはじめ、これまでは明るめな王道タイトルが制作の中心になっていました。くまさんの強みは、安心してキャラクターを好きになっていただけるところです。この点はこれからも大切にしたいと思っています」と紹介した。
その一方で、DMM GAMESプラットフォームの全体では王道純愛系のタイトルばかりに偏っている傾向があったという。そこで、“今までになかったちょっと尖ったものも欲しい”となったとき、チームくまさんに「チャレンジングな挑戦をしてほしい」とオーダーがあったという。
長谷川氏は、「僕自身、ホワイトというよりはブラックなタイトルを作ることが多くありました。そこで、そういったブラックなものを作れたらということで、新レーベルの『くまさんブラック』が立ち上がりました」と設立の経緯を語った。
「くまさんブラック」ブランドについて長谷川氏は、「これまでのくまさんタイトルの持っていた明るく王道なイメージとちょっと違って、既存の枠組みに縛られず“エッジの効いたアダルティなタイトル”を作っていこうというブランドになっています」とした。
今作の「ドットアビス」については、「めちゃくちゃ過激なもの」というよりは、「少し尖りがあるタイトル」という。娼館(酒場)という設定などをはじめ、「ケレン味のあるものをつくっている」と説明。「王道のくまさんブランドではできなかったことを、キャラクターの可愛さは損なわずやっていくためのブランドです」とした。
また、本作の特徴でもあるドット絵についても語られた。長谷川氏はファミコン、スーパーファミコンあたりのドット絵ゲーム世代という。「ドット絵のゲームは、自分の脳内でキャラクターのイメージを保管できるところが魅力」とし、今作でもテーマに選んだのだが、「ドット絵のゲーム作りを本当に舐めていた」と後悔した点もあったという。
当初はドット絵のゲームは「作りやすいのでは」と思っていたそうだが、当時第一線でドット絵を作っていた開発者は管理職になっている場合が多く、社内でもドット絵を作れる人は部長やマネージャークラスばかりだったという。ただ、今回はドット絵にこだわって制作を進めたかったため、「部長などが現場に降りて作ったドット絵やアニメーションを骨子にしている」そうだ。「こだわっているので、ゲームを実際にプレイして見てほしいなと思います」。
続いて、本作最大の“尖った部分”である「娼館・酒場システム」について語られた。ある意味ストレートな娼館(酒場)の登場については、「良くも悪くもいろいろな反応がありました」という。
「王道のタイトルだけだと表情が固定されてしまいますが、今回は娼館(酒場)をテーマにすることで少し嫌な顔もするし、お仕事として頑張るシーンを含めて表情をダイレクトに表現できます。専門のアニメーションチームがめちゃくちゃ力を入れているので、なるべくユーザーさんの声を反映して最高のアニメーションを作れるように今も人員増強をしています」とこだわりを熱く語った。
長谷川氏は通常の衣装とは異なる娼館(酒場)での衣装にもかなりのこだわりがあったそう。わざわざ丁寧に作る必要があったかといわれると「なかった」というが、娼館(酒場)衣装までちゃんと作り込むところまでやりたかったため、アートディレクターに「どうしても」と頼み込んで実装が決まったそうだ。
4月14日に始まった事前登録の反響については、開始わずか5日で総登録者数が20万人を突破し、6月11日の段階では50万人を突破しているという状況で、ここからさらに伸びると何十万人になるのか想像がつかないとのこと。
何でこのような結果になったのかは「わからない」としたものの、娼館(酒場)やアニメーションに力を入れているところをユーザーが気になってくれたのではないかと長谷川氏は捉えているそうだ。
最新情報もまとめて公開され、まず本作のリリース日が6月11日と発表された。リリースと同時に限定キャラクターのWピックアップガチャやミッションキャンペーンの実施。6月13日にはゲーム内でのプレストーリーイベントも開催されるとのこと。
最後に長谷川氏は、「今回は挑戦的なタイトルですが、それだけにニッチなタイトルになるということは覚悟を決めていました。最悪人が集まらなくても、本作を望んでくださったユーザーさんに向けてちゃんと運営をしていくことはずっと考えてはいたのですが、ユーザーさんたちにちょっと気になるかもと思っていただけたのかなと思います。『ドットアビス』は全てのリスクを踏まえた上でもフルスイングで作りきるつもりのタイトルです。是非リリースをお楽しみにお待ちいただければと思っております」とのメッセージで締めくくった。
お手軽ゲーなのにやり込み度が底無し! 放置ゲーとハクスラ要素が見事に共存
ここからは実際に「ドットアビス」の試遊版をプレイした内容をお届けしていく。
トレスリア地方に突如現れた「大穴」から溢れ出した、人類を蹂躙する未知の怪物「厄災」。厄災から世界を守るため、大穴の謎を調査していく――といったのが本作の物語だ。
ゲームはスタミナ制のクエスト攻略型という、オーソドックスな運営型RPGのスタイルとなっている。
パーティとして編成できるのは最大10人で、比較的多い数となっている。キャラクターにはそれぞれ役割があり、敵の攻撃を防いだり、大きなダメージを与える「前衛」。遠距離攻撃や魔法、回復などで戦う「後衛」。そして、直接戦闘に参加はしないが、様々な形で支援をしてくれる「アシスト」の3タイプで構成していく。アシストメンバーの枠は3人固定となっているが、前衛と後衛の人数は自由に決められるので、どういったバランスでパーティを編成するかはプレーヤーの個性が出そうだ。
クエストは、物語を読み進めながらモンスターとのバトルを行っていく。戦闘での勝利条件は、制限時間内に既定の数のモンスターの討伐やボスを撃破することでクリアとなる。
戦闘はキャラクターが勝手に敵を攻撃してくれるので基本的にはほぼフルオートで行われる。プレーヤーが介入できる部分は「マナ」と呼ばれるゲージを消費して発動できる連携攻撃「フォースチェイン」の発動だ。敵に特大のダメージを与えたり、パーティ全員を大幅回復させるなど、戦況を一変するほどの効果があるので、どういった局面で有効に使うかがクエスト攻略のカギになる。
フォースチェインのオート発動設定をすれば、全ての行動をオートでやってくれるので、作業中などでも片手間プレイで放置して進めることができる。現代に合った非常に遊びやすい設計だ。
手軽なゲーム性ながら、しっかりとやり込み甲斐のある要素も備わっている。本作はハクスラ系のRPGとなっており、装備品などは課金などで購入することはできずクエストなどでモンスターを倒して入手していく。高難易度のクエストであればあるほど良い装備がドロップできる。
通常のクエストの他に装備品やアイテムの収集に特化した探索クエストもあり、1日の挑戦回数は限られているのだがクリア時の報酬がとにかく大量で、“ハクスラゲー特有の幸福感”が存分に堪能できる。
同じ装備品であって1つ1つ性能が全て異なるので、目的の装備を手に入れたら終わりではなく最強の装備を見つけ出すために何度でも遊べる中毒性の高いゲーム性となっている。
そして本作の目玉の要素である「娼館(酒場)」システムは、キャラクターとの交流で絆Lvを上げることでスタッフとして店で働かせることができる、というもの。店では、普段とは違う妖しさ漂う娼館(酒場)衣装のキャラクターたちを拝むことができるのも見所である。
店での営業は、カードゲームの要領で状況に適したカードを使い、客からの満足度を上げていくのが目的だ。この仕事をこなした報酬として、キャラクターの強化素材などが手に入る。セクシーな服を着せて女の子たちを娼館(酒場)で働かせるという、かなり攻めている設定ではあるが、働くことで磨かれるものがあるので、世界を救うためには大事なこと……なのである。
そしてもう1つの売りでもあるドット絵だが、筆者も3Dが主流になる以前からゲームをプレイしていた身として、本作のドット絵は非常に刺さる。というのも、パッと見では懐かしさを感じる絵柄でありながら、じっくり見ると驚くほど細かく描かれた美麗なドット絵になっているからだ。
ストーリーは立ち絵でのテキストを読む進めるだけではなく、ドット絵で物語が展開していく場面もあり、シーンに合わせてドット絵で描かれたキャラクターの表情やリアクションがコロコロ変わるのも見ていて非常に面白い。
戦闘では攻撃のアニメーションなども非常に細かく、二頭身の可愛いキャラクターながら見応えのあるバトルを演出している。
キャラクターだけではなく装備品などもすべてドット絵で描かれており、装備させるとパラメーターが変化するだけではなく、“キャラクターが身に着けている武器の見た目もしっかり変化する”というこだわりっぷり。どのくらいの数の装備品が用意されているのかは分からないが、ここまでの作り込みから開発のドット絵への熱意が強く伝わってきた。
今回、くまさんブラックの第1弾タイトルの「ドットアビス」をプレイしたが、長谷川氏が言われていた通り、ただただ過激なだけの内容ではなく、従来のくまさんタイトルのような緩いテイストや女の子の可愛さはしっかりと踏襲されていた。くまさんイズムは残しつつ、娼館(酒場)やドット絵といった尖りのある要素が盛り込まれた非常に惹かれるゲームとなっている。
(C)2026 EXNOA LLC/(C)2026 Studio KUMASAN Inc.
※画像は開発中










































































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