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【SAO】「Echoes of Aincrad」体験版プレイレポート。仲間と連携するアニメさながらのバトルに興奮

体験版はこのあと0時から配信開始

【Echoes of Aincrad】
7月9日 発売
(※Steam版は7月10日)
価格:
8,910円(通常版)
11,440円(デラックスエディション)
14,960円(アルティメットエディション)

 7月9日に発売となる、川原礫氏のライトノベル「ソードアート・オンライン(SAO)」を原作としたプレイステーション 5/Xbox Series X|S/Steam用アクションRPG「Echoes of Aincrad」。本作は、「SAO」の中でも人気のエピソード「アインクラッド編」をいちプレイヤーとして体験できる「SAO」ゲームとなっている。

 そんな本作の体験版が、6月16日0時(Steam版は2時)から配信開始される。体験版では、ゲーム序盤となる「ソードアート・オンライン」のベータテスト編終了までをプレイできる。ボリュームとしては約3~4時間程度で、レベルと武器の熟練度には制限がある。また、体験版で入手した素材などはストックされ、そのセーブデータを製品版へと引き継ぐことが可能だ。

 先日6月11日には、本作の序盤となるアインクラッド第一層のプレイレポートを掲載したが、今回は体験版で遊べるベータテスト編の冒頭のメインクエストのプレイレポートをお届けしよう。

【Echoes of Aincrad】ゲームプレイトレーラー2】

丁寧なチュートリアルで操作方法を確認。慣れればアニメの戦闘シーンのようなバトルに

 体験版では、プレイヤー名の入力に続いて難易度を選択できる。体験版で選択できる難易度は、ストーリーとノーマルの2種類。製品版はハード・ベリーハードを加えた4種類の難易度を選択でき、ベリーハードは“死にゲー”ライクな難しさとなっているそうだ。ストーリーやノーマルであればアクションゲームがそこまで得意でなくてもサクサク進めることができるので、プレイヤーの腕前に合わせて選択したい。筆者は今回、ノーマルをチョイスした。

 ここからプレイヤーは「ソードアート・オンライン」のベータテスターの1人としてプレイしていくことになる。まずは先にベータテストにログインしている仲間との合流を目指す。道中にはエネミーも出現するが、しばらくはR1のノーマルライトアタックを何度か繰り出せば勝てる相手だ。右側に出てくる仲間のチャットでも見ながら余裕を持って対処したい。

しばらくは操作方法がガイドとして表示される。こうして表示してくれると操作方法を体が自然と覚えていくので、操作に迷う序盤のうちは助かる
エネミーを倒した後や通路の各所からは素材が見つかることも。すぐには役に立たないが、セーブデータは製品版へ引き継ぎできるので、道中の素材集めも無駄にならないのは嬉しい仕様だ

 エネミーを倒しながら先へ進んでいくと、これまでとは違い槍を投げてくるコボルドと遭遇する。ここでは、画面に表示されるように○ボタンで回避して、エネミーに近づいて攻撃するのが有効だ。しかし、うまく避けられるからと回避を連発していたら、発動できない状況に……ここで回避がスタミナを消費することに気づいたのだが、時すでに遅く槍を何発も喰らってしまった。避け放題などという、そんな甘いことがあるわけはないと肝に銘じ、何とか倒して先へ進む。

 しばらく道なりに進むと、それまで静かだった画面右側に表示されていた会話が突然大騒ぎとなる。「早く来て!」と言われたかと思えば「来るな!」と叫ばれるなど混乱しているようで、どうやら先に進んだ仲間たちが大変なことになっているのだけは間違いない。しかし、最後に「おまえは」「死ぬな」と残して発言が途絶える。一気に緊迫感が出て、ちょっと焦りつつ現場へ向かうのだが、辿り着いた扉を開けると大量のコボルドが出現し行く手を遮られてしまった。内心で「邪魔だー!」と叫びながら倒しまくったところ、ソロで探索しているというイオリと出会い、共に行動することになる。少しだけ心が和らぐ瞬間だ。

それまで和やかだった会話が、悲痛な叫びと共に一変して緊迫したものに。ボイスも聞こえてくるので、プレイしていて焦ってしまった
イオリと出会って話をすると、一緒に行くかどうかを聞かれる
合流後には、HPを回復させるための回復結晶のチュートリアルが表示される。この先必ずお世話になるのだが、操作方法が簡単なのはありがたい。ただし、使用回数に制限があるほか連続しては使えない点には注意が必要だ

 ここから先は本格的にエネミーが現れるようになるが、それに対抗するための新たな攻撃方法をチュートリアルで教えてくれる。R2のノーマルヘビーアタックは威力が高く部位切断効果を持つもののスタミナの消費が多いこと、L1のガードで相手の攻撃を防げること、SPを消費して威力の高い攻撃を繰り出すソードスキルなど、この先の探索には欠かせないものばかりだ。出現するエネミー相手に練習を積み重ね、体に叩き込んでいこう。

 このあたりでようやく体が温まってくるのだが、一度目のプレイではシステムを理解し切れていなかったこともあり、単に剣を振って攻撃するだけという戦闘シーンが多かった。しかし今回はチュートリアルがしっかりと解説してくれたので、スタミナの使い方やガードなど少しずつではあるが戦い方の進化を感じ取れた。

 また、二度目だからこそ相手の動きをじっくりと観察できるようになり、焦らずより的確な攻撃を繰り出せるようになったのも大きい。アクションが多い分、繰り返し何度もプレイすれば戦闘テクニックが上達していくため、やりがいもある。戦闘回数を重ねていけば、単なる剣振り人形から脱皮して華麗に舞いながら戦うプレイヤーへと進化できそうだ。

R2での溜め攻撃となるクラッシュアタックは、ガードするエネミーなどに対して有効。相手のガードクラッシュゲージを削り切るとガードクラッシュが発生し、大きな隙が生まれる
エネミーごとの条件を満たすと、相手に切断マーカーが表示される。その状態のエネミーに切断属性を持つ攻撃を当てると部位破壊となり、相手はその部位を失うため戦闘力を大幅に削ぐことが可能だ
ソードスキルは、ステータスのSPを消費して発動させる必殺技のようなもの。威力は非常に大きいが、リキャストタイムもあるため連続しての発動は不可能。ここぞという場面で使いたい

 しばらく進んでいくと、出現するエネミーが多くなったタイミングでイオリも戦闘に加勢してくれるようになるので、バトルがかなり楽になる。さらに、パリィやパリィ・スラッシュといった敵の攻撃を弾いて反撃するテクニックや、パートナーと発動させるコンビネーションスキルといった技も解説してくれるので、戦いの幅も広がっていく。

 これらは慣れるまで使うのが難しそうだが、使えるようになるとワンランク上の戦い方を楽しめる。見た目もカッコイイ技ばかりなので必ずマスターしたい。使い始めは誤発動が多かったものの、何度も使っていると次第に的確に出せるようになっていった。

 なお、パリィやスラッシュはタイミングがシビアなので、アクションゲームが得意ではないという人には敷居が高いかもしれないが、コンビネーションスキルは専用ゲージが溜まっていればL2+△を押すだけで発動できる。少なくともこちらは忘れないようにしておきたい。

パートナーの行動は、フリーモード/スイッチモードをいつでも切り替えられる。敵の数が少ないときはフリーモード、強力な相手と戦うときはスイッチモードなど、プレイヤーに合わせた柔軟な戦い方ができる
パリィやパリィ・スラッシュ、リバーサル・スラッシュはタイミングがシビアなものの、強敵と戦うときには欠かせない技。コンビネーションスキルは見た目が派手で威力も強力と、パートナーと繰り出せる必殺技となっている。どれも狙って出せるようになれば、アニメでの戦闘シーンのようなバトル展開も可能

ボスキャラは歯応えあり。パートナーとの連携で満足感の高いバトルを楽しめる

 さらに奥へと向かうと、何やら物々しい部屋を発見する。そこに待ち構えていたのは、ゴーレム・セントリーという巨大なエネミーだった。1人であれば倒せなかったかもしれないが、今ならイオリというパートナーがいるので、これならばと鼻息荒く戦闘開始。

ゴーレム・セントリーはビームを撃ってきたり、その巨体を利用してジャンプからの殴り攻撃を仕掛けてくる。モーションが大きいので、行動をじっくり観察すれば避けるのはそう難しくはない。リバーサル・スラッシュのチャンスもあるので焦らずに。

 勝利を収めると、どこからか逃げてきたと思われる桃髪の少女から助けを求められる。何か裏がありそうと思いつつも、彼女のために先を急ぐ。辿り着いた先で待っていたのは、プレイヤーの仲間たちを殺した黒髪の少女。その実、桃髪の少女と二人でPK(プレイヤーキル)をしており、主人公とイオリもその手にかけようとしていたのだが失敗し、イルファング・ザ・コボルドロードという巨大なエネミーを呼び出して逃亡してしまう。

 イルファング・ザ・コボルドロードは巨漢にもかかわらず動きが素早く、しかも戦闘中に手下コボルドを召喚してプレイヤーたちを襲わせる。こうなると厄介で、露払いを済ませないことには本体への攻撃もままならなくなってしまう。

 しかし、イオリとの巧みな連携攻撃を決め、無事撃破に成功したときには、心の中で勝利を叫ぶくらいに盛り上がってしまった。アニメのような戦闘を楽しめる歯応えのあるボスキャラで、非常に満足感の高いバトルを楽しめた。この興奮をもう一度味わうために最初からプレイし直したいと思ったが、その時間がなかったのが残念だったほどだ。

イルファング・ザ・コボルドロードは剣での攻撃のほかに咆哮やジャンプ斬り、手下コボルドの呼び出しなど、さまざまな攻撃方法を持つ。足や腕などの部位を破壊することができるだけでなくリバーサルスラッシュのチャンスもあるので、むやみやたらに攻撃せずに戦況を見極めることが大事だ

ボリューミーな体験版で「ソードアート・オンライン」の世界を一足先に堪能しよう

 その後、ダンジョンから脱出して、無事ゲーム内ベータテスト最初のクエストをクリアした。

 筆者は今回、製品版冒頭部分と本編のスタート部分を一気に体験したわけだが、思った以上に軽快なアクションを堪能できる、という点が印象に残った。弱いエネミーであればサクサクと倒せてストレス発散になるし、強敵が現れたとしてもパートナーとの協力で勝利を収めることができる。難しい操作をしなくても発動できる派手なソードスキルや、条件を満たしたときに繰り出せる部位切断攻撃での部位破壊などが決まれば爽快だ。

 本作は爽快感を味わえるアクションRPGとなっていたが、難易度を変えればまた違った体験もできる。メインストーリークリア後には、ゲームオーバーになるとセーブデータが消去される「デスゲームモード」も遊べるようになるので、緊張感のあるプレイを楽しめるはずだ。このあたりの感覚は人それぞれという部分も多いので、少しでも「Echoes of Aincrad」が気になったという人は、ぜひとも体験版をプレイしてこの爽快感を体感してほしい。

 7月9日の製品版発売まではあと約3週間。まだまだ時間があるので、体験版を遊んで腕を磨いておけば、あなたもベータテスターとして名を馳せたキリトのようなプレイヤーになれるかもしれない!?