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「パルワールドモバイル」を体験! 自動化搭載でいい感じに遊びやすいタイトルに

KRAFTONブースにて超大規模出展

【G-STAR 2025】
開催期間:11月13日〜11月16日
会場:BEXCO(韓国・釜山)

 韓国のゲームイベント「G-STAR 2025」のKRAFTONブースにて、モバイル「パルワールドモバイル」を体験できたのでご紹介する。

 「パルワールドモバイル」は、ポケットペアによるモンスター育成オープンワールドサバイバルクラフトゲーム「パルワールド」を基としたモバイル版。KRAFTONが開発を行なっている。

KRAFTONブースの「パルワールドモバイル」エリア

 体験では、冒頭から30分ほどのプレイが可能となっていた。主人公が島にたどり着いたところからはじまり、素材の収集、武器や装備のクラフト、そしてパルとの戦闘と捕獲という、一連の流れが楽しめた。

 プレイした範囲ではNPCは登場せず、次の目標やアドバイスは「ゾーイ・レイン」からの通信の形でプレーヤーに知らされる。プレイを進めるとプレーヤーのレベルが上がり、クラフトできるものが増える。そちらを使ってさらに行動範囲を広げ、またレベルを上げていく……という流れだ。

ゲーム冒頭から体験できた

 パルは攻撃して弱らせてから、カプセル型の「パルスフィア」を投げることで捕獲可能。「捕獲モード」をオンにしておくと、パルの体力がゼロになっても倒れず、そのままスフィアを投げられるという安全機能もある。また「アシスト」をオンにすれば、自動で攻撃を続けてくれるほか、体力がゼロになればこちらも自動でスフィアを投げる。攻撃→捕獲の一連の流れが、ストレスなく完了できる。

 移動に関しても自動化に対応。次の行動目標で移動が必要な場合は、ワンタッチでフィールドを自動で移動してくれる。自分で移動したり、寄り道をしたいという場合は、いつでもオフにして操作を切り替えられる。

 入手したパルは、1匹を相棒として連れて歩けるほか、「スキル」2枠と「アルティメットスキル」1枠、「乗用」1枠に登録可能。スキル枠では各パルが持つ固有の攻撃/サポートスキルをクールタイムごとに使用できる。「乗用」に登録すると、パルを呼び出して上に乗り、より素早く移動できるようになる。ほかにも、拠点の周囲にパルを出しておくことで、素材集めなどを自動で行なってくれる。

戦闘や捕獲は「捕獲モード」と「アシスト」機能があることでより簡単に。失敗のストレスが極力減ったかたちになっている

 基本はソロプレイのようだが、人々が集まる「広場」に接続すると、他のプレーヤーの様子を見たり交流が可能。またレイドダンジョンのような場所もあり、こちらも最大4人で協力プレイが可能だ。

 全体の印象としては、「パルワールド」らしい特徴をしっかり踏まえながら、モバイル版ならではの仕組みや割り切りでうまく落とし込んでいる体験となっていた。日本では12月にアルファテストが実施される予定で、現在参加者を募集中。11月26日までの申し込みとなっているので、気になる場合は登録するといいだろう。

レイドバトルではエレパンダが登場。他プレーヤーと協力して一気に攻撃を叩き込むような内容となっていた