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ヴァッシュが駆け抜けた軌跡を追体験!展示会「TRIGUN STAMPEDE EXHIBITION」内覧レポート

設定画や美術資料など初出し多数!本日より開催

【TRIGUN STAMPEDE EXHIBITION】
開催店舗:アニメイト池袋本店8F Space Galleria
開催期間:3月21日~4月14日
入場料:2,200円(当日券)

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 “人間台風(ヒューマノイド・タイフーン)”の異名を持つ賞金首、ヴァッシュ・ザ・スタンピードを主人公とする内藤泰弘氏のマンガ「トライガン」。その最新アニメシリーズであり完結編「TRIGUN STARGAZE(トライガン・スターゲイズ)」が2026年に放送されることが発表された。

 「TRIGUN STARGAZE」の製作決定を記念し、3月21日からは東京のアニメイト池袋8階・Space Galleriaにて、TVシリーズ「TRIGUN STAMPEDE(トライガン・スタンピード)」の展示会「TRIGUN STAMPEDE EXHIBITION」が開催される。このたび開催前日に行われたメディア内覧会にてその展示を確認してきたが、“「TRIGUN STAMPEDE」を製作するにあたって用いられた開発資料がすべて持ち出されたのではないか”と錯覚するほどの圧倒的物量と、その情報量の濃さをフォトレポートでお届けする。

「TRIGUN STAMPEDE EXHIBITION」キービジュアル

キャラクターの設定画や美術資料、絵コンテ、3DCGアニメーションの制作過程など……決定稿のほか、滅多に目にすることができない準備稿まで!

 広々とした会場スペースでは「TRIGUN STAMPEDE」初期イメージビジュアルに始まり、ヴァッシュやメリル・ストライフ、ニコラス・D・ウルフウッドたち登場キャラクターの設定画や美術資料、絵コンテ、3DCGアニメーションの制作過程など、貴重なパネルが所狭しと並んでいる。

 そのなかには決定稿のほか、滅多に目にすることができない準備稿まで織り交ぜられており、そのうち多数が本展示会にて初お披露目になるというから驚きだ。関係者が製作したというヴァッシュの銃モデルや、スタッフがサイズ感を確認するために作成したパニッシャーの木製モック、SEEDS船の模型なども展示されている。

製作初期のイメージや決定稿を見ることができる展示会は数あれど、製作の過程も過程である準備稿まで目にすることができる機会はとても貴重だ。数百点にもおよぶ展示のうち、一部は初公開のものだという

 「TRIGUN STAMPEDE」関連展示のほか、本展示会のために内藤泰弘氏が描き下ろしたニコラスや、原作「トライガン」の生原稿、複製カラー原稿なども間近で目にすることができるエリアも用意されており、ファン垂涎の空間となっている。

 展示エリアを抜けた先には、本展示会オリジナルグッズが販売されている物販コーナーも。ヴァッシュとニコラスのアクリルスタンドやお手頃サイズのぬいぐるみ「ちぃぬい」のほか、原画や「TRIGUN STAMPEDE」のビジュアルをあしらったアイテムが多数登場している。そのほか、会場で受注するという「パニッシャー等身大クッション」や、ミカエルの眼の意匠を刻印したZIPPOライターなどユニークな一品も。展示を楽しんだ後はこちらも見逃せない。

以前描かれたヴァッシュと対になるようデザインされた描き下ろしのニコラスや、生々しい修正の跡まで見ることができる生原稿
物販ではアクスタや缶バッジ、ぬいぐるみのほか、アメコミのカバーを思わせる色使いが魅力的な内藤泰弘氏自選のカラーポートフォリオなども販売されている(物販は一部撮影禁止となっており、今回特別に撮影許可を得ている)
壁に記された内藤泰弘氏直筆のサインは撮影もOKとのこと。会場に訪れた際にはぜひチェックしてほしい
【ARTFX J ニコラス・D・ウルフウッド TRIGUN STAMPEDE Ver.】
コトブキヤの新作フィギュア「ニコラス・D・ウルフウッド」の彩色見本も展示されていた
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