先行体験

AI搭載ガンコン「G’AIM’E」が製品版に向け進化! 「ガンバレット」「スティールガンナー」を体験

ゲームの日本語表記も検討中

【G’AIM’E】
2025年秋 発売予定
予定価格:
ベーシックパック:13,200円
プレミアムパック:19,800円

 達成電器のAI搭載ガンコントローラーセット「G’AIM’E」(ゲイム)の最新版を体験することができたので、ご紹介する。

 「G’AIM’E」は、モニターの認識にAIを使用するなどの機能を搭載した銃型のコントローラー。独自のコンソールとセットになっており、プラグアンドプレイで収録タイトルをプレイできる。

 基本セットとなる「ベーシックパック」では「タイムクライシス」が、豪華版の「プレミアムパック」には「タイムクライシス」のほか「ガンバレット」「スティールガンナー」「スティールガンナー2」が収録される。今回は、東京ゲームショウ2024の出展版からブラッシュアップされたバージョンを体験できた。

 まず東京ゲームショウ2024の出展版と比較すると、銃の形状が大きく変わっている。オレンジから黒を基調としたデザインとなり、フレーム底面にあったボタンはサイド側に集約。ほかに「コイン投入ボタン」や「振動のオンオフスイッチ」なども搭載されていた。プロダクトのデザイン自体は、これが最終版になるという。

 肝心のゲームは、「タイムクライシス」「ガンバレット」「スティールガンナー」「スティールガンナー2」の4タイトルがすべて遊べる状態となっていた。

 本製品はAIによってモニターを認識して自動で照準を合わせるが、さらに精度を高めるための再設定(キャリブレーション)もできる。ゲームの流れとしては、照準の再設定→プレイするゲームの選択と進むこととなる。

 体験できた4つのタイトルについては、しっかり動作していた。「ガンバレット」は数秒で終わるミニゲームのテンポが心地よく、「スティールガンナー」シリーズはトリガー引きっぱなしで敵と戦う爽快感がある。「タイムクライシス」を含むこの4タイトルがあれば、かなり長い時間遊ぶことができるだろう。

 なお、目下調整中というのは動作遅延の部分。2025年秋の発売に向けて、ストレスなく遊べるものにしていきたいとした。

ガンバレット
スティールガンナー
スティールガンナー2

 また出展版は英語表記となっていたが、日本語表記は検討中とのこと。さらに、「ガンバレット」「スティールガンナー」「スティールガンナー2」については、別途販売予定のガンコントローラーを購入することで2人プレイが可能となる。ガンコントローラーの単体販売は4月下旬頃に情報が出るそうだ。

 今回のバージョンは、3月15日開催予定のイベント「ハピネットゲームフェス!~2025 春の陣~@秋ベルサール秋葉原」にて試遊可能。「G’AIM’E」は2025年秋発売予定で、予定価格はベーシックパックが13,200円、プレミアムパックが19,800円となっている。

「G’AIM’E」本体。こちらもブラッシュアップされている