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「チェンクロ」4コマ「ぷちぇインクロニクル」が突如連載終了

作者濱元隆輔氏と星海社の間でトラブルが発生か

7月16日発表

 星海社は、同社の4コマ漫画サイト「ツイ4」で連載されていた「チェインクロニクル」のモチーフにした4コマ漫画「ぷちぇインクロニクル」について、7月14日に突如連載終了を宣言した件について、公式サイトを通じてその経緯を説明した。

連載第0回の4コマ

 まず、連載終了については、星海社による一方的な打ち切りではなく、7月2日に作者の濱元隆輔氏より連載終了を希望する申し入れがあったという。さらに濱元氏からは単行本1巻終了分までは連載を継続する意思と、それに伴う複数の条件提示があり、星海社はその条件が受け入れられる内容ではなかったことから、濱元氏が求める7月7日の回答期限の前にその旨を回答したとしている。星海社は、以上の経緯から、濱元氏のTwitter上での「連載終了のことをしらない」、「返事がこない」の発言は事実ではなく遺憾だとしている。

 一方、濱元氏は、上記ツイートは削除した上で、「いろいろ言いたいけど迷惑はかけたくないので一言だけ 星海社はメールでのやりとりどころかこっちの質問や対応には答えたり返事くれなかったし 急に終わらせたりログ消しはなんの連絡もなかったですよ」とコメントし、双方の言い分は食い違う展開になっている。

 「ぷちぇインクロニクル」は、今年1月よりスタートし、ゲーム内に登場する主人公をはじめ、キュートな絵柄のキャラクター達が多数登場し、時にはブラックなネタも交えながらギャグ満載のやりとりが楽しめるなど、「チェンクロ」ファンに愛される存在だっただけに急な連載終了は残念だ。

(中村聖司)