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スクエニ、E3会場から「第22回FFXIVプロデューサーレターLIVE」を放送

友達紹介キャンペーンで「マウント:ツインタニア」がもらえる

6月18日 開催(現地時間)

会場:Los Angeles Convention Center

「FFXIV」プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏とコミュニティチームの室内俊夫氏、ローカライズチームのマイケル・コージ・フォックス氏

 スクウェア・エニックスは、ロサンゼルスで開催中のE3 2015の特設ステージで「第22回FFXIVプロデューサーレターLIVE」の公開生放送を行なった。明日19日から「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド」のアーリーアクセスがスタートすることを受けて、今回は「蒼天のイシュガルド特集第二弾」として、これまで発表しきれていなかった部分を補足するような内容だった。発表されたのは大きく3つ。フリーカンパニーで遊ぶカンパニークラフトとエアシップボイジャーの実機での紹介。「機工城アレキサンダー(ノーマル)」のロットルール紹介。そして、友達紹介キャンペーンの紹介だ。

 それと同時に、19日の18時から始まるアーリーアクセスについての混雑対策についても説明があった。人が集中してサーバーに負荷がかかるのを避けるために、人数の多いワールドについては、アーリー開始後に混雑が予想される「クルザス中央高地」、「アバラシア雲海」、「クルザス西部高地」の3つのエリアをチャンネルに分けるフィールドインスタンスが導入される。テレポでこのエリアに移動した時には、自動的に空いているチャンネルに振り分けられるので、パーティを組んでいる場合バラバラのインスタンスに送られてしまう可能性がある。その場合、テルは届くが姿が見えなくなる。徒歩やマウントに騎乗した状態で他のエリアから移動する場合にはどのチャンネルに入るか選択できる。混雑の具合によって、どのワールドが対象になるかは変動する。また、対象となるエリアも状況によって増える可能性があるようだ。

【アーリーアクセスのおさらい】

飛空艇を作って島を探索する「エアシップボイジャー」の詳細が判明

フリーカンパニーの新しい遊び、「カンパニークラフト」と「エアシップボイジャー」

 カンパニークラフトで遊ぶには、まずは100万ギル以下だという地下工房を購入する。すると、個室に移動するためのドアから増築が終わったカンパニーの地下工房に移動できるようになる。部屋の中には設計図を開発する「製図台」、パーツを製造する「クラフト台」と、作った飛空艇を送り出すための「制御卓」がある。

 クラフト台にアクセスすると、カンパニークラフト用の製作手帳が開く。実装当初に作れるのは、エーテリアルホイール、飛空艇、ハウスの3種類。作れる種類も当初は限られており、設計図を開発することで徐々に増やしていける。飛空艇は、フロントパーツ、エンジン、船体、帆に分かれている。例えば船体を作り始めると、最初は竜骨だけがクラフト台に表示される。製作中はずっと表示されたままになるので、一目で今何を作っているのかが分かる仕組みになっている。製作レシピにある材料を集めて4人パーティを組んだ状態で組み立てると、グラフィックスが変化して次のフェーズに進めるようになる。

 こうして作ったパーツを4つ組み合わせて飛空艇を完成させ、「制御卓」からどこに派遣するかを決めて送り出す。飛空艇のパーツにはパフォーマンスというステータスがあり、探索するスピードは速いがアイテムを探索する性能が低いといった形で何かに特化させれば、別のステータスが低くなるようなシーソーの関係にある。とても強力な性能を持つパーツも存在するが、そういったパーツを使うためには、飛空艇を探索に出して経験値を稼ぐことでランクをあげ、パーツのコストであるキャパシティの上限を上げる必要がある。

 吉田氏によるデモプレイでは3つの島を回ってアイテムを集めてくるという設定だったが、これだと24時間程度の実時間が必要になる。もっとも遠い島に送り出すと、実時間で1週間程度もかかるそうだ。フリーカンパニーの規模や家の種類に関係なく、飛空艇は最大4隻まで所有できる。飛空艇にオリジナルの名前を付けることも可能だ。「3.0」の段階では飛空艇に乗っているのはマメットという設定で、「宇宙探査にまずはロボットを送り出すイメージ」(吉田氏)。今後のアップデートでプレーヤーが自ら島に乗り込んで、他のフリーカンパニーとともに探索したりもできるようになる。どの島に何があるのかは、プレーヤー同士で情報交換をして欲しいということだ。中には島でしか取れないレアなアイテムも存在しているそうだ。

【カンパニークラフトとエアシップボイジャー】
作れるのは「エーテリアルホイール」、「飛空艇」、「ハウス」の3種類
飛空艇の船体を建造。最初は竜骨のみが表示されている
設計図を開発できる制図板
飛空艇を「エアシップボイジャー」に送り出すための制御卓

友達を紹介すると「マウント:ツインタニア」が手に入る!

イシュガルドのフィールドのどこかで、吉田氏が「マウント:ツインタニア」に実際に騎乗して見せた

 これまであった友達紹介キャンペーンが「蒼天のイシュガルド」のスタートに合わせて大幅に強化される。従来のリワードに加えて、紹介した側とされた側両方に「エモート:拳を突き出す」がもらえるほか、紹介した側が「ゴールドチョコボの羽」、紹介された側は「シルバーチョコボの羽」をもらえるようになる。

 「ゴールドチョコボの羽」は様々なアイテムと交換することができるが、なんといっても注目は羽15枚でもらえる「マウント:ツインタニア」だ。「大迷宮バハムート:邂逅編」5層のボス、ツインタニアが拘束具を付けた状態でマウントになる。普通の飛行のほかに、多くのプレーヤーを苦しめたダイブボムのアクションも楽しめるというのだから欲しくないわけがない。発表直後にはツイッターのトレンドワードにさっそくツインタニアが上がっていたそうだ。なお、誘われた側がもらえる「シルバーチョコボの羽」は、レベルを上げやすくするためのアイテムや、レベリング中に使う装備と交換できる。

【友達紹介キャンペーン】
友達紹介キャンペーンがグレードアップ
リワードに「マウント:ツインタニア」と「赤グランチョコボ」が追加
誘った人側がリワードをもらえる条件
誘われた人のリワード

「機工城アレキサンダー(ノーマル)」は入場制限なしで週に何度でもチャレンジ可能

「機工城アレキサンダー(ノーマル)」のロットシステム

 機工城アレキサンダーのノーマルは、正式サービスの2週間後にあるパッチ3.01から遊べるようになる。アイテムの取得には1つの層ごとに1週間に1つまでという制限があるが、入場自体に制限はなくクリスタルタワーのように希望のアイテムを入手できるまで何度でも挑戦することができる。何層になるのか名言はされなかったが、例えば4層構成だった場合は1週間で最大4つのアイテムを入手可能だ。

 ボスを倒した時に宝箱から出るのは、これまでのような装備ではなく、好きな装備と交換できる部位ごとのトークンになる。アイテムを手に入れるために必要なトークンの数は部位ごとに異なっている。1つの層の宝箱から複数個のトークンがドロップするので「それほどNEEDで大変になることはないと思います」(吉田氏)ということだ。

 トークンのアイコンは少々見分けづらいようで、実装に先行して公開されるパッチノートにすべてのトークンを掲載して、事前にどれをとればいいのか計画をたてられるよう配慮される。ハードモードである「機工城アレキサンダー:零式」の方は、実装がサービス開始から4週間後と遅いため、7月10日に予定されている次回のプロデューサーレターLIVEで詳細が発表される予定だ。

【お知らせコーナー】
次回のプロデューサーレターLIVEは7月10日放送
パッチ2.2から2.5までの楽曲が収録された、オリジナルサウンドトラックが2周年に合わせて8月26日に発売。リヴァイアサンの女性ボーカルバージョンも入っている。インゲームアイテムとして、楽器を持った5匹のモーグリを呼び出せる「ミニオン:ザ・プライモグズ」がついてくる
蒼天のイシュガルド発売記念のウェルカムバックキャンペーンを開催。期間は6月23日18自から7月23日18時まで。この期間内に復帰するとアイテムレベル120の装備と交換できるアイテムをプレゼント
840日のベテランリワードは、「FF2」のフリオニールになりきれる装備のセット

(石井聡)