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「ニコニコ超会議2015」開幕! みんなが脅かすお化け屋敷からVRまで!

なんでもありの史上最大の「文化祭」

4月25日~26日 開催

会場:幕張メッセ 1ホール~11ホール、イベントホール

入場料:
1,500円(前売り)
2,000円(当日券)
2,500円(2日間通し券・前売り販売のみ)

 「『ニコニコ』のすべてを地上に再現する」という試みで始まった「ニコニコ超会議」。今年は「幕張メッセを使い切っていなかったよね?」と気付いたことから、1~8ホールだけでなく9ホールから11ホール、さらにはイベントホールも使い切った幕張国際展示場を使い切ったイベントにまで成長した。

 ゲーム関係の生放送は番組数自体が多いことはもちろん、最も人気の高いジャンルということもあり、今年は1月末にゲームだけのイベント「闘会議 2015」が開催され人気を集めた。そして今回の「超会議2015」でも10ホールから11ホールの西側に設置された「超ゲームエリア」を中心に、1から3ホールのメーカーブースも数多くのゲームメーカーが出展している。

 「超ゲームエリア」ではかなり大きなステージがいくつもくみ上げられ、「ドラゴンクエストX」、「マインクラフト」、「ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア」などなど人気タイトルの実況が行なわれている。面白いところではリリースされたばかりの開発キット「ニコニコスマホSDK」を使用してパズルゲーム「Q」の実況を行なう「スマホだけで簡単ゲーム実況!」なんかも用意されている。

 また、「超アーケードゲームゾーン」のコーナーではバンダイナムコエンターテインメントの「シンクロニカ」、「太鼓の達人」、「ポッ拳」、スクウェア・エニックスの「スクールオブラグナロク」など人気タイトルを遊ぶことができる。こういったタイトルはあっと言う間に待ち時間が30分ほどになっていたので、遊びたい人はお早めに。

 このほかにも、花札やポーカーを楽しめる「アナログゲーム」のコーナー、毎回人気を集めている「リアルマインクラフト」、そして自作ゲームのコーナーも用意されている。ちなみに「自作ゲーム」のコーナーではホラーゲームばかり置かれたコーナーなども用意されていた。相変わらずホラーゲームは人気を集めているようだ。

 「超ゲームエリア」近くの「超まるなげ広場」ではVRタイトルを集めたコーナーも設置されており、中々ゲームファンならば注目すべきコンテンツがそろっている。気軽に体験できないものもたくさん見受けられたので、ぜひとも立ち寄っていただきたい。なお、「超Splatoonゾーン」は最新バージョンのものを遊ぶことが出来たので、別稿でお届けする予定だ。

 そしてホール7の南側には「超ホラーゲームお化け屋敷」がある。「青鬼」や「魔女の家」、「DEATH FOREST 恐怖の森」等が人気を集める中、「自作ホラーゲーム」を幕張に完全再現することを目的にしたものだ。ネットから中の様子を生放送で覗いたり、驚かしたりすることができるというこれまでにないスタイルのお化け屋敷だ。もちろん人気も高く、開場1時間で120分待ち! 頑張ってチャレンジしていただきたい。

実況ストリート。人気タイトルは実況開始前から多くの人が待つなどかなり熱を帯びていた

【超アーケードゲームゾーン】
ロケテ中の「ポッ拳」が「ニコニコ超会議2015」に参戦
「シンクロニカ」。独特のゲーム性からか操作を係員に聞くプレーヤーもいた
やはり1番人気だった「太鼓の達人」。“オニ”でチャレンジする強者も!
6台設置されている「スクールオブラグナロク」

相変わらずアナログゲームも数多くカバー。ポーカーから花札、人狼ゲームまでみんなで楽しむことができる
自作ゲームコーナー。中々凝ったゲームも出展されていた。ここで発掘すると良いだろう

7ホールの「超運動場」ではサッカーゲームを22人でプレイする試みが、「闘会議」に続いて企画された。こちらも実況の力がすごく、まさに本当のサッカーの試合を観覧しているようだし、プレイしている側は最後にはヒーローインタビューも行なわれるので、プロになった気分を味わえるだろう。しかしそこは厳しい勝負の世界、事前に作戦会議をするなど参加者はかなり気合いが入っていた

開場早々大人気だった異空間「超ホラーゲームお化け屋敷」(会場全体が異質なので、そんなに不思議空間ではないのだが)。中の様子を眺めたり、怖がらせることができるなど、これまでのお化け屋敷にはないアイディアが盛り込まれている。それだけ人気も高く、朝からズラリと行列ができあがっていた。壁面にはヨシエのアップもあって、ちょっとこわい

(船津稔)