ニュース

【特別企画】これを推さずして何を推す! オレの推し「ホラータイトル」はこれだ!

喰われろ! 呪われろ! 納涼のためのホラータイトルを熱く推す!!

8月15日 掲載

最近では夏に限らず、年がら年中ホラータイトルが発売される。特にアメリカなどはみんなゾンビ大好きなので、ゾンビものはたくさん登場する予定。ちなみにこちらは上が期待作の「サイコブレイク」、中は「バイオハザード HDリマスター」。そして下は小島プロダクションのティザーゲーム「P.T.」

 まいどおなじみ、GAME Watch編集部でございます。

 実はGAME Watch編集部、編集部員基本5人で頑張っているのだが、だいたいどこの編集部でも趣味趣向が違う人が揃っている。しかし何の因果か、ふと気付くと、当編集部は5人中3人がホラーゲームが好きという偏った編集部になっていた。あれ? 人事失敗してる、オレ?

 ちなみに、ホラーゲーム……恐ろしくキワモノな臭いがするのだが、実はか弱いジャンルなのだ。だって考えてもみて欲しい。なんかちょっと事件とか事故があったら真っ先に開発中止だ、発売停止だの憂き目に遭ってしまう。あまりに恐いCMを流すと、子供が泣いたとかそんな理由の抗議殺到で放送中止で宣伝もままならない(と、そんな時代もあったのだ。最近は明るいスマホタイトルのCMしか見かけませんが)。

 これだけホラー映画やコミックス、アニメやゲーム、夏になれば稲川淳二さんの怪談ツアーが満員御礼になってしまうような時代にだ、ホラーファンは肩身が狭いことこの上ない! それこそ筆者の部屋なんかも、なんかあって警察が踏み込んだ瞬間、問答無用で犯罪者に仕立て上げられてしまいそうなほど、怪奇、ホラー映画のDVDなんかが山積みだ!

 はぁはぁ……落ち着け、オレ。で、今回は「オレの“推しホラーゲーム”」と題して、編集部の3名の部員による“推し”を熱く語ってもらうことにした。「ホラー」と言えば、おどろおどろしく紹介しそうなものだが、今回は逆に想いが溢れる暑苦しいゲーム紹介をお届けしようと思う。いま遊べる「納涼ホラーゲーム特集」ならぬ、「熱血ホラーゲーム特集」なのだ!

【船津稔】

■自己紹介

-- ホラーは「幽霊系」、「超常現象系」が大好き。映画で言えばスプラッターホラーが登場する以前の、悪霊とか出てきて、呪われちゃって白目むいた女の子の首が一回転しちゃうような、そんな感じの巻き込まれて絶望の果てに死ぬ系のお話しが好き。……そんな割に好きな映画が「悪魔のいけにえ」だったり「ゾンビ(DAWN OF THE DEAD)」だったりするダメなホラーオタク。

 ちなみに、出社と退社の電車のオトモは恐い話のまとめ系サイトを読むこと。トコトン廃人上等やんけ! 過去のホラーゲームでは「トワイライトシンドローム」が一押し。特にエピソード「第六の噂 夕闇の少年」は好き。あとは「零」シリーズや「サイレン」も好き。

 今回は“いま遊べる”がポイントなので選べなかったが、Wii U用和風ホラーゲーム「零 ~濡鴉ノ巫女~」が今1番遊びたいゲーム。心霊スポットをオープンワールド風に作り上げ、法令遵守で安全に好きなだけ探索できるなんて夢のよう(うっとり)。あと時間の都合でできていないが、小島監督の「P.T.」、そして「SILENT HILLS」も楽しみ!

1.「真・流行り神」

・日本一ソフトウェア
・プレイステーション 3/PlayStation Vita

 ホラー好きはもれなく好きなのが「都市伝説」というものでは無いだろうか。ゾンビや吸血鬼といったモンスター系は言うに及ばず、幽霊だって「見間違い」だの「集団催眠」だの言い出すと基本解明されていないことだけに反論できないところはあるだろう。だが、「都市伝説」は身近で否定できない現実に即した話題が多いだけに、「もしかしたらあるかも……」といった話が多い。

 日本一ソフトウェアの人気シリーズ「流行り神」シリーズの最新作となるこの「真・流行り神」は、そこに真っ向から取り込んだタイトルだ。それも、ゲームの場合、自分で判断を下していかなければならないため、臨場感はハンパない。

 個人的にこのシリーズで好きなのは、この渋いグラフィックスだ。流行りの萌え系では無く、しっかりと恐怖を盛り込み落ち着いた色合いで、隅々まで行き届いたグラフィックスは、ホラーゲームだけに言い方がおかしいかもしれないが「好感」が持てる。それ故に、目にはさみを突き立てるといった映画「サンゲリア」や「バーニング」を彷彿とさせるシーンも飛び出し、かなりショッキングなグラフィックスが冒頭から続出する。

 アドベンチャーゲームとしてしっかり作り込まれていることもあるが、やはりどっぷりと「都市伝説」にはなることができるという点で、このゲームはオススメだ!

□ 日本一ソフトウェアのページ
http://nippon1.jp/
□ 「真・流行り神」のページ
http://hayarigami.com/shin_hayarigami/main.html

2.「青鬼」

・noprops
・Windows(「RPGツクールXP-RTP」が必要)

 RPGツクール製のフリーホラーゲーム。最近では小説化や映画化まで果たし大いに話題になっている。

 大きな洋館に閉じ込められた主人公達が、様々な謎を解き明かしながら脱出する。このゲームの何が恐いって、やはり得体の知れない無表情な青鬼に追いかけられる点にある。どこともともなく現われ、見つかるやいなや、ダッシュで逃げなければ触れた瞬間「ひろし、アウト~!」だ(ゲームオーバー)。

 逃げるだけでなく、部屋の押し入れなどに隠れることができるのだが、この隠れている瞬間が恐いのだ。見つかるのか? それともやり過ごせるのか?? 真っ暗な押し入れの中で音だけを聞きながらやり過ごす瞬間は、それはもうドキドキだ。もし見つかったら……。

 見下ろし型の画面デザインもファミコン時代を彷彿とさせ、日本人にはなじみが深い。ショッキングなグラフィックスは少ないが、押し寄せる恐怖は逆に耐えがたいほどの体験を約束してくれる。無料だし、気軽に……でもどっぷりとはまって欲しい。

□ 「ゲーム置き場(noprops公式サイト)」のページ
http://mygames888.info/

3.「Eyes - the horror game」

・Gameverse Paulina Pabis
・Android/iOS

 謎の洋館を舞台にしたアドベンチャーゲーム。誰もいない薄暗い洋館で幽霊が追ってくるのを避け、アイテムを集めていく。

 個人的にはこの「Eyes」の魅力の一端はその音にあると思う。異常に静かだが常に風が吹きすさぶ音が耳に残り、ことある毎にあちこちに置いてあるお皿が「カチン」と音をたて揺れたり、常に幽霊の存在を感じ恐れながら行動することになる。そして幽霊に遭遇すると、どこからともなく恐ろしげな声が聞こえ、自身のキャラクターの息づかいも荒々しくなる。そしていきなり真っ赤な文字で「RUN」と表示されるが、パニックになって幽霊に突進したりして、より恐怖を感じてしまう。

 また、このゲームの面白いところは、壁に描かれた謎の「目のマーク」だ。これを取ると幽霊視点の画像を見ることができる。つまり、今幽霊がどこに居るか知ることができるわけだ。幽霊はゆらゆらと漂うように移動しているが、この視点の映像も不安定で、今ひとつヒントになっているのかどうか怪しいが、このシステムもまた面白い仕掛けの1つだ。

 電車の中でヘッドフォンをしてプレイしていたのだが、幽霊が出た瞬間にパニックを起こしてビクッとなってしまった……雑音が多い地下鉄の中、これほどまでに集中できるタイトルだと思うので、ぜひともオススメしたい。

□ Gameverse Paulina Pabisのページ
http://eyesthehorrorgame.com/
□ 「Eyes - the horror game」のページ(Android)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.eyesthegame.eyes
□ 「Eyes - the horror game」のページ(iOS)
https://itunes.apple.com/us/app/eyes-the-horror-game/id616728264?mt=8&ign-mpt=uo%3D4

【勝田哲也】

■自己紹介

-- GAME Watch編集部の勝田です。実はホラー映画が見れないほどの恐がりです。逃げられない状況、残酷な運命を受け入れるしかない場面というのがもう堪えられない。それなのにオカルトやホラーの雰囲気は大好きで、インターネットの恐怖小説や“実話”を名乗る話を読むのも好き。そして、「ホラーゲーム」が好きなのです!

 ゲームは映画とは異なり、インタラクティブであり、うまくいけば恐怖に打ち勝てる場合もあるし、クリエイターが“恐怖”をどう表現するか、その試行錯誤を見るのが楽しい。「振り返ると異世界になっていて、もう戻れない」という感覚を“真に表現できるのはゲームでしかできないと思っています。今回は、特に演出が楽しいホラーゲームをチョイスしてみました。

1.「Alan Wake」

・日本マイクロソフト(Remedy Entertainment)
・Xbox 360/Windows

 「Alan Wake」は筆者が1番お気に入りのホラーゲームだ。2010年のタイトルだからいささか古いが、Windows版はSteamで手軽に入手できる。欧米タイトルだが、日本語吹き替えの音声も収録されている。

 物語は、作家のアラン・ウェイクが極度のスランプに陥り、アメリカ北東部の田舎町「ブライトフォールズ」を訪れるところから始まる。しかしそこには恐ろしい“闇の力”が潜んでいた。アランは妻を闇に捕らわれてしまい、さらに街全体が闇に覆われていく。アランを助けるのは彼が書いた記憶が全くない彼自身の“原稿”だ。電源の入っていないテレビが突然映り、そこにはひたすら原稿を書くアランの姿、狂気に駆られ彼を追うFBI捜査官、そして数十年前のある作家の因縁……多くの謎が提示されながら、物語はクライマックスへと突き進んでいく。

 「Alan Wake」の面白さは、アメリカのTVシリーズを見ているかのような演出と、スピード感である。次々と変わる状況と、進めるごとに増えてくる謎、物語を追う醍醐味を感じられると思う。“恐怖”という意味では、闇の存在は怨念や、死霊といった“説明のつく存在”でないところが恐い。アランは自分を飲み込もうとする闇に必至で抗うのだが、ブライトフォールズそのものが、言わば闇の“腹の中”なのだ。

 闇は人の姿をとってアランを取り囲むこともあれば、様々な物体に宿ってポルターガイスト現象を起こして襲いかかってくる。時には巨大な竜巻となって追いかけてくることすらある。闇を払うのは“光”であり、電灯の下にたどり着いた時は本当に安心するのだが、電線を切られ再び闇の中に戻されたりもする。アクションゲームの腕に自身がある人には、実は戦闘もとても楽しい作品であるところも主張しておきたい。逆に物語の雰囲気を楽しみたい人には、イージーモードも用意されている。ボリュームもたっぷりで、オススメの作品である。

□ 「Alan Wake」のページ(Steam)
http://store.steampowered.com/app/108710/?l=japanese
□ 「Alan Wake」のページ(Xbox 360)
http://marketplace.xbox.com/ja-JP/Product/Alan-Wake/66acd000-77fe-1000-9115-d8024d530805

2.「BEYOND: Two Souls」

・ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア
・プレイステーション 3

 主演のエレン・ペイジを初めとしたハリウッドの俳優が出演する、実写さながらのグラフィックスが目を惹くのがPS3向けアドベンチャー「BEYOND: Two Souls」だ。プレーヤーは主人公の女性ジョディの十数年の半生を追体験することになる。

 ジョディは生まれた時から“エイデン”という謎の存在と共にいる。エイデンは姿は見えないが、ものを動かしたり、人間に憑依してその存在を示す。ジョディの意志とは無関係に暴走したりすることもあり、このためジョディは幼くして“研究所”に預けられ、孤独な少女時代を過ごす。ジョディは受け入れられること、愛されること、を望んでいるが、エイデンの存在がそれを邪魔をする。

 「BEYOND: Two Souls」はエイデンの“表現”が面白い。プレーヤーはジョディだけでなくエイデンも操作でき、手も触れずにものを動かしたり、壁を通り抜けて遠くのものをみたり、時には人に憑依してその人を意のままに操ることもできる。超常現象に直面した人々は、慌てふためき、怯える。ジョディが危害を受けた時、エイデンを使って“復讐”をするのは特に快感だ。しかしその喜びは、プレーヤーを“人ではないもの”に近づけていきそうで恐い部分もある。制御できない力で悲劇的な人生を歩むジョディは映画「キャリー」を思わせる。

 ゲームではジョディの人生をバラバラの時間軸で追体験していく。23歳のジョディはFBIに追われているが、プレーヤーはそれがなぜなのかわからないまま、次の場面で5歳のジョディが研究所に入るシーンを体験したりする。ゲームを進めるごとにまるでパズルのピースが揃っていくかのように、プレーヤーは彼女の人生を理解していくことになる。不幸が続きながらも、必死に運命に立ち向かうジョディのけなげさに、思わずゲームにのめり込んでしまうだろう。

□ 「BEYOND: Two Souls」のレビュー
http://game.watch.impress.co.jp/docs/review/20131017_619764.html

3.「MURDERED 魂の呼ぶ声」

・スクウェア・エニックス
・プレイステーション 4/プレイステーション 3/Windows

 PS4/PS3/Windows向けアドベンチャー「MURDERED 魂の呼ぶ声」は殺された刑事が、幽霊となって犯人を追い求めるアドベンチャーだ。このゲームは“オカルト好き”にはニヤリとさせられる「幽霊のルール」がたくさんあって楽しい。

 “壁は自由にすり抜けられるのに、建物のドアは誰かが開けないとは入れない”、“現実の建物に重なって「建物の幽霊」がいる”、“自分が死んだことを決して認めない地縛霊”、“幽霊は長くとどまり続けると、自我を失い他の幽霊を食らう存在になる”などなど、「幽霊とはどんな存在か」という様々な考察を取り入れているのだ。

 ロナンが属するのは、現実とあの世の狭間にある“ダスク”という世界だ。ここは現実と重なる様に存在し、あの世に行けない幽霊がさまよっている。そして、犯人を追うロナンが向かう先は、教会や博物館、墓地などいかにも“らしい”場所で、街そのものもかつて魔女狩りが行なわれた「セイラム」という街。雰囲気はばっちりで、そこに対して開発スタッフの幽霊への強いこだわりを楽しむことができる。

 1つ難点なのは、自分が幽霊であるため、“恐怖”というのがあまり感じられないところだろうか。間違いなく“ホラーゲーム”なのであるが、ある意味恐くない。この奇妙な味わいも含めて、「MURDERED 魂の呼ぶ声」はユニークなゲームであり、オカルトファンにぜひチェックしてもらいたい作品だ。

□ 本格アドベンチャー、「MURDERED 魂の呼ぶ声」インプレッション
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20140716_657471.html

【安田俊亮】

■自己紹介

-- 薄暗い屋敷の中を手探りで彷徨うこと……シンプルだがこれが1番怖い! 普段からお化け屋敷こそが最強ホラーと思っているが、ゲームの中でもそんなシチュエーションが恐怖の筆頭。「ちょっきんちょっきんシザーマンー♪」でおなじみの「クロックタワー」は変態ハサミ男・シザーマンがいつまでたっても襲ってくる感じが非常に辛く、なぜか暗闇の中でプレイしてしまった本作は私の心に深い傷を残しました。

 ホラーは好きだが、ガチすぎるホラーはちょっぴり苦手。かわいい幽霊がたくさんいる「ホーンテッドマンション」なら親戚への挨拶感覚で遊びに行けるのに……。富士急ハイランドの「戦慄迷宮」? もちろん完遂しましたよ、震えて人の背中にぴったりくっつきながら! というわけで、筆者がビビりながら冒険したゲームを“お化け屋敷としてどうか”という視点で紹介します!

1.「バイオショック」

・Take Two Interactive
・プレイステーション 3/Xbox 360

「あーもうなんかいる。進みたくないなーこれ」と思う最序盤シーン

 地上の光も届きづらい海底都市「ラプチャー」で展開される本作は、どこまでいっても閉塞感しかない。空気は淀み、かつての生活空間は荒廃し、留まっている人間も蝕まれるかのように狂っている者ばかり。この嫌ーな空気が張り詰める感覚は、「海底」という設定だからこそ。地上に上がった「バイオショック インフィニット」はその良さを失ってしまって非常に残念。

 本作は良くストーリー面が評価されるが、狂人と怪物のビックリ箱とでも形容したくなる状況作りがよくできている。先に何があるかわからない、でもビビリながらも進んでいく。それがお化け屋敷を楽しむ醍醐味なのです!

□ 「バイオショック」のページ(英文)
http://www.bioshockgame.com/site/agegate.html

2.「Fallout 3」

・ZeniMax(Bethesda Softworks)
・プレイステーション 3/Xbox 360

皮肉混じりの地獄が続く世界。画像は見た目は変わっているがいい人が多いグールさん

 ジ・オープンワールドお化け屋敷。核戦争後の荒廃世界にほっぽり出される本作では、地上にいても地獄、室内に入っても地獄という無間地獄世界が最大のポイント。「ウェイストランド(捨てられた土地)」という死んだ世界ではモンスターがウジャウジャいて、移動ひとつとってみてもとても大変。道を真っ直ぐ進んでいたら、いつの間にか背後から攻撃され、突然のことに声を上げて驚くということも日常茶飯事。

 本作は広大な世界の探索とそこで出会う人々のブラックユーモアすら交えた悲喜こもごもを見るのが最大の魅力だが、行く先々で起こるドラマがとにかく残酷でシビアに描かれているのが素晴らしい。うかつに遠出をすると死を見るが、勇気を持って冒険にでかけることこそが楽しみとなっているのだ。

□ 「Fallout 3」のページ
http://www.zenimax.com/jpn/fallout3/

3.「The Last of Us」

・ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(Naughty Dog)
・プレイステーション 4/3(PS4版は8月21日発売)

聴覚の発達した感染者「クリッカー」。捕まると1発死亡。クリッカーさんに何度殺されたことか……

 映画のようなストーリーとリアルな表現で数々の賞を獲得した本作。ホラーとはまた違うジャンルだが、光のない屋内で大量にいる「感染者」の間をすり抜けていくシーンはとっても怖い。視覚はないが聴覚が発達した「クリッカー」との対峙は、“音を出してはいけない”制限付きのお化け屋敷そのものだ。

 通常怪物を光で照らすなんてもってのほかだが、クリッカーに対しては光を当てても問題ない。頼りない懐中電灯の明かりを頼りに、息を呑みながらゆっくりとクリッカーの横を通り過ぎて行くドキドキは、本作の中でも最大限に心拍数の上がるポイントだろう。主人公2人のストーリーだけでなく、本作は様々な側面を持っているので、未プレイという方はぜひチェックしていただきたい!

□ 「The Last of Us」のページ
http://www.jp.playstation.com/scej/title/thelastofus/entrance.html

(船津稔)