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発売中止だったPC版「セインツロウ4 日本語版」がズーから発売決定!

待望のPCパッケージ版。DLCは含まず

5月30日発売予定



価格:4,800円(税別)

 ズーは、米Volition(現Deep Silver Volition)が開発したオープンワールド型クライムアクションゲーム「セインツロウ 4 日本語版」のWindows PC版を5月30日に発売する。価格は4,800円(税別)。

“バカゲー”の名を欲しいままにしている「セインツロウ」シリーズ最新作。THQの倒産のとばっちりを受けたタイトルのひとつだが、ぜひ今後もシリーズを重ねてもらいたい

 PC版「セインツロウ 4 日本語版」は、もともとスパイクチュンソフトが取り扱うコンソール版と同時期の2014年1月にサイバーフロントから発売される予定だったが、同社の解散により、2013年12月のタイミングで急遽発売中止が決定。シリーズを重ねる人気海外タイトルが発売されないという異常事態になっていたが、今回の発表でコンソール版に加えて、PC版も日本で手軽にパッケージ版が手に取れる環境が整うことになった。

 内容的にはすでに発売されているSteam版と同じ、英語音声日本語字幕の仕様になっている。表現の規制についても海外版と同じ規制無しとなるため、「セインツロウ」シリーズ本来の過激な表現が楽しめる。この点はPS3とXbox 360向けに発売されたコンソール版「セインツロウ IV ウルトラ・スーパー・アルティメット・デラックス・エディション」と比較して大きなアドバンテージとなる。

 注意点としてはコンソール版やサイバーフロント版が13種類のDLCをあらかじめ同梱したパッケージになっているのに対し、PC版「セインツロウ 4 日本語版」は「セインツロウ 4」本編のみという点。その代わり価格が抑えられている。

 DLCについてはズーから発売される予定はないということで、Steam経由で購入する事は可能なものの、こちらはローカライズされていないため、説明書き等はすべて英語表記になる。

【スクリーンショット】

(中村聖司)