セガ、PS Vita「サムライ&ドラゴンズ」アップデートを実施
新種族「傭兵族」登場、「魔獣の魂機能」も追加
株式会社セガは、PlayStation Vita用アクション&モンスターバトル「サムライ&ドラゴンズ」を6月20日にアップデートした。
今回のアップデートにより、魔獣パックのラインナップに新種族「傭兵族」が登場。傭兵族と騎士族の新魔獣が多数追加された。これに伴い、ゴールドパックとすべてのダンジョンパックの魔獣ラインナップが一新されている。
また、「魔獣の魂(たましい)機能」も導入された。魔獣を廃棄した場合、もしくは魔獣合成時に失敗した場合、種族別の「魂」と呼ばれるポイントを獲得することができるというもので、この魂を使用することで、魔獣合成のスキル強化が行なえる。
ほかにも、魔獣の所持上限もプラス50となり、ゲーム初期状態で最大150体まで魔獣カードを所持できるようになっている。CPショップで魔獣所持上限アップを購入した場合は、最大で200体までの所持が可能となった。
■ 傭兵族と騎士族
今回のアップデートにより、傭兵族と騎士族の新規魔獣が追加。傭兵族は「下位ラボ」、騎士族は「上位ラボ」にてそれぞれ研究可能となっている。
【傭兵族】 | |
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能力傾向のバリエーションが豊かで、自由なユニットが組めるのが特徴的な種族。個性豊かな魔獣が多いが、占拠力は全体的に低い。また、徴兵時も糧が他に比べて多量に必要。徴兵コストなどにやや難があるものの、多彩な攻撃スキルを持つ |
【騎士族】 | |
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「シャイニング・ブレイド」スペシャルパックで先行解禁されていたバランス型の上位種族。初期能力値が他種族と比べても全体的に高い上に、成長する能力値の幅も大きい。特に防御力と知力が成長しやすい傾向にある。希少で強力な上位種族で、味方にすれば心強い |
■ 「魔獣の魂機能」
魔獣に関する新規システムである「魔獣の魂(たましい)機能」は、魔獣が廃棄された際に得られるポイントを使うことで魔獣合成のスキル強化が可能になるというもの。
例えば、巨人族の魔獣を廃棄、もしくは合成素材に使用して失敗した場合、「巨人族の魂」を獲得することができる。魂の獲得量はレアリティや廃棄内容によって異なり、「SR>R>UC>C」、「廃棄>合成失敗」の順でより多くの魂が獲得できる。この溜めた魂を使用することで、種族ごとに魔獣合成のスキル強化が可能となる。
従来の魔獣合成のスキル強化は、同名・同レアリティの魔獣を素材に使用することで実現されていたが、高レベルにするには多くの同魔獣が必要だった。しかし、魔獣の魂機能であれば、種族ごとの魂ポイントでスキル強化が可能になるので、入手が難しい魔獣のスキル強化はしやすくなると言えるだろう。
ただし、強化に必要な魂はレアリティに比例して多くなり、例えばSRの魔獣を強化するには相当量の魂が必要になるので、レアリティの高い魔獣のスキル強化が容易になったわけではない。限りあるポイントをどの魔獣に使うかも、プレーヤーごとの育成方針が色濃く反映される部分となるだろう。
(C)SEGA (C)柴田ヨクサル/集英社
(2012年 6月 20日)