バンダイナムコ、PS Vita「機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY」
機体カスタマイズとパイロットの成長を紹介


6月7日 発売予定

価格:5,980円

CEROレーティング:A(全年齢対象)


 株式会社バンダイナムコゲームスは、6月7日に発売を予定しているPlayStation Vita用ガンダムバトルアクション「機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY」の新情報を公開した。

 「機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY」は、「機動戦士ガンダムSEED」から「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の時代を追体験することができるバトルアクションゲーム。プレーヤーは、「地球連合軍」、「Z.A.F.T.」、「アークエンジェル」の3勢力のいずれかに属し、戦いを繰り広げていく。今回は、機体を強化するカスタマイズの情報を中心に、パイロットの成長とスキル、登場機体などの新情報をお届けする。


■ カスタマイズ

 「ガンダムバトル」シリーズではお馴染みの要素となっている機体カスタマイズは、本作でも健在。従来のシリーズではカスタマイズの仕方次第で、自分好みの機体に成長させることができたが、本作ではそのカスタマイズがさらに重要なポイントになるという。

 機体を改造するにはTPとGPが必要になる。TPとは機体固有の改造ポイントのこと。TPを必要とする機体を出撃させてミッションをクリアすることで手に入れることができ、(経験値のようなものと考えて良いだろう)。入手したTPは何度でも振り直すことが可能。

 GPはミッションをクリアすることで手に入るポイントで、どの機体の改造にも使用することができるが、1度に手に入るポイントは少なく、1度機体に使用するとその機体のTPになってしまう。

HPをはじめ実弾やビームに対する防御力、レーダー性能、旋回性能、機動性など、改造できる箇所は多い武器ごとの改造も可能。機体性能と合わせて改造すればするほど性能は高くなるが再出撃回数は減ってしまう


■ 武器のON/OFF

 カスタマイズすることで、機体を破壊されても全回復した状態で再度出撃することができる再出撃回数が減ってしまう。ただし、武器を複数装備している機体は武器をOFFにすることで再出撃回数を増やすことができる場合もある。

 例えば、ガンダムタイプの機体にはフェイズシフト装甲など、ゲージがなくなるまで実弾を無効化する特別な機体が多い。ガンダムタイプを相手にする場合は、実弾武装は置いていき、再出撃回数を増やしたほうが良いだろう。

装備武器ON/OFF選択画面画面右上に所持している武器のアイコンが表示される


■ パージ

 パージとは、機体に装備されている追加装備をはずすことができるというもの。換装と同様にミッション中いつでもパージすることができるが、一度パージすると追加装備状態に戻ることはできない。ただし、再出撃時には追加装備状態での出撃になる。

【パージ前】【パージ後】
パージすると性能が変化するほか、武装の弾数が回復する。重装備による射撃で相手を攻め、弾切れとなったらパージで回復し、機動性で相手を翻弄するという戦い方ができるなど、パージを上手く利用することで戦略の幅が広がる


■ パイロットの成長とスキル

 パイロットは出撃させることで成長していく。成長の仕方はプレーヤーの行動により変化する。例えば射撃を中心としたプレイの場合、射撃のステータスが伸びやすくなるなど、プレイスタイルに応じて成長は変化していくという。

 さらに各キャラクターにはスキルがあり、オリジナルパイロットの場合、そのスキルを自由に付け替えることができる(「コーディネイター」など、一部の固定スキルも付け替え可)。スキルには常に発動しているパッシブスキルと、HPが30%以下になると発動するアディショナルスキルがある。

【パイロットの成長】
キャラクターをどう育てるかはプレーヤー次第
【スキル】
戦況に合わせてスキルを付け替えることで戦闘を有利に展開することも!?


■ 機体紹介

【機動戦士ガンダムSEED】
ストライクガンダム
連合軍が開発したG兵器の1機。フェイズシフト装甲を装備し、システム稼働中は実弾兵器によるダメージを軽減できる。更にストライカーパックを装着することで多様な状況に対応できる
ジン
C.E.初のMS(モビルスーツ)。汎用性にすぐれ、この機体の登場で連合軍との宇宙での戦局が一変した。後に開発された連合軍のGATシリーズや、オーブMBFシリーズなど、全てのMSの基礎となっている
バクゥ
ザフト軍が誇る四足のMS。不整地での走破性を追求した結果、四脚の獣型のMSとなった。足に装備されたキャタピラが機動性を高め、砂漠や氷原でも安定した走行が可能


【機動戦士ガンダムSEED DESTINY】
ザクウォーリア(ライブ仕様)
慰問コンサート用にラクス(ミーア)のシンボルカラーであるピンクに塗装されたザクウォーリア。ステージセット用の機体のため、戦闘用の武装は殆ど取り外されている
ムラサメ(バルトフェルド専用)
バルトフェルドのパーソナルカラーである黄色と赤に塗装された機体。バルトフェルドが宇宙に上がりガイアに乗り換えた後は、キサカが引き続き使用した
ドムトルーパー
ザフトのニューミレニアムシリーズの候補として設計されるが、コンペでザクに破れ、後にクライン派によりファクトリーで少数生産された。ホバリングシステムが採用され、地上での機動性は高い


【機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY】
Xアストレイ
ドレッドノートにドラグーンシステムを搭載した機体。ドラグーンでのオールレンジ攻撃が可能
ハイペリオンガンダム
ユーラシア連邦がアクタイオン社と開発したMS。アルミューレ・リュミエールと呼ばれる全方位型のモノフェーズ光波防御帯シールドを装備している。試作機が3機製造された


【機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY】
ジンアサルト
ジンに専用のアサルトシュラウド(強化装甲)を装備した機体。GATシリーズの奪取により、新機体開発が盛んとなったため、生産数は少ない。緊急時には装甲をパージすることも可能


【機動戦士ガンダムSEED MSV】
105ダガー
ストライクの制式量産型として開発されるが、コスト面でストライクダガーに劣り少数の生産にとどまる。主にエースパイロットに支給された。近接戦闘用のソードストライカーを装備している
ガンバレルダガー
ガンバレルストライカーを装備した105ダガー。ムウと同じ特殊な空間認識能力を持つことが判明したモーガン・シュバリエの愛機として戦果を挙げた。※換装機体ではありません




■ 先着購入特典情報

 本作の先着購入特典は、歴代SEEDの機体をデザインしたオリジナル仕様の「PlayStation Vita用『機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY』オリジナル保護シート」。これ1枚でスクリーンの保護とPS Vitaのデコレーションができるというもの。自己吸着シートを使用しており、はがし跡が残ることもないという。

 さらに本作発売後に公開されるWEBアンケートページからアンケートに答えると、デザインと連動したPS Vita用の壁紙をダウンロードすることができるようになる。

PS vitaオリジナルデザインスキン


■ ガンダムパーフェクトゲームスにてプロモーション映像第1弾を配信中!

 2012年3月28日に「ガンダムパーフェクトモバイル」がリニューアルして誕生した“ガンダムゲームファン”のポータブルサイト「ガンダムパーフェクトゲームス」内で、本作の最新プロモーション映像を先行配信中(無料会員登録が必須、PCのみ)。気になる人はチェックしてみると良いだろう。

※画面は開発中のものです。
(C) 創通・サンライズ

Amazonで購入

(2012年4月9日)

[Reported by 志賀康紀]