ピーエムオフィスエー、1/35「AS-5E3レイノス(陸戦仕様)」を3月下旬に発売

20年以上の歳月を超え登場する「重装機兵レイノス」のバリエーション機体


3月下旬発売予定

価格:7,245円



 株式会社ピーエムオフィスエーは、3月下旬、プラスチックキット1/35「AS-5E3レイノス(陸戦仕様)」を発売する。価格は7,245円。

 「AS-5E3レイノス(陸戦仕様)」とは、メサイヤ(現:日本コンピュータシステム)が1990年にメガドライブ用ソフトとして発売したアクションシューティング「重装機兵レイノス」に登場するロボット兵器「レイノス」のバリエーション機体。

 「重装機兵レイノス」はアニメ「機動戦士ガンダム」から始まる、“リアルロボット”と呼ばれる作品群の影響を強く受けたゲーム。重力下ではバーニアをふかしてジャンプし、無重力の宇宙空間では慣性を頭に入れて操作しなければならないなど、戦場によって戦い方が変わったり、ミサイルやバズーカなど多彩な武器があったり、随所に開発者のこだわりが込められていた。

 大気圏突入の緊迫したシーンがあったり、ライバルとの戦いがあったり演出やストーリーも凝っていた。当時、ここまで“リアルロボット”的エッセンスにこだわったゲームは少なく、コアなファンを獲得した。

 また、スーパーファミコンで発売された「重装機兵ヴァルケン」と世界観が同じというところでも話題となった。セガサターン用として発売された、続編の「重装機兵レイノス2」とも合わせて、現在でも本作と関連作品をお気に入りの作品として上げるような、コアファンも多い。このプラモデルが発売されるのも、そういったファンがいるからこそだろう。ちなみに、「重装機兵レイノス」は、現在でもWiiのバーチャルコンソールでプレイできる。

 「重装機兵レイノス」では主人公機を含め、レイノスは複数登場する。ゲーム中で機体の違いなどは明言されていなかったが、ピーエムオフィスエーでは、主人公機や量産機など、武装などが異なるいくつかのバリエーションを発売している。3月下旬に発売する「AS-5E3レイノス(陸戦仕様)」では、ダークイエローのカラーリングをプラスチックの成型色で再現している。

 このプラモデル用の武器として、ゲーム中にも登場した「50mmアサルトランチャー」が付属し、両肩には、「重装機兵ヴァルケン」の主人公メカ“ヴァルケン”と同じタイプの「シールド」が装備されている。また、この機体の専用パーツとして頭部や脚側部のユニットが新規パーツとして付属しているという。「レイノス」ファンはもちろん、ロボットファンは是非チェックして欲しい。


【AS-5E3レイノス(陸戦仕様)】
20年以上前の作品だが、今でもファンの多いメカの立体化

(C)NCS/extreme
※画像、基本情報は公式ページのものです

(2012年 2月 21日)

[Reported by 勝田哲也]