ドスパラ、新ブランド「ドスパラPC」を発表
より一般的なユーザーに向け、シンプルで高性能なパソコンを提供
プレゼンテーションを行なった尾崎健介代表取締役 |
発表会の後半では、最近のPCの使われ方について、タレントの川村ゆきえさん、噺家の柳家三之助さん、経営コンサルタントのショーンKさんによるトークライブが行なわれた |
株式会社サードウェーブが運営するPCショップ「ドスパラ」は11月8日、都内で記者会見を開き、同社の新ブランドとなる「ドスパラPC」を発表した。同日から販売を開始した。
「ドスパラPC」は、より一般のパソコンユーザーに向けたパソコンを提供することを目的としたブランドで、シンプルな構造で処理速度の速いことを基本コンセプトとしている。これまではゲームユーザー向けパソコンや、グラフィックス、映像編集者など専門性の高いユーザーをターゲットとした商品がメインだったが、その延長線上として今後は一般層に向けた商品に同社のユーザー層を広げていきたいという。
この点について同社の代表取締役を務める尾崎健介氏は、一般ユーザーのアンケートに着目。この調査結果によれば、パソコンに入っているプリインストールソフトについて削除処理を行なったユーザーが約半数いるという。そのため、こういった不要なプリインストールソフトを省きシンプルな構造にし、CPUなど一部のパーツのみならずバランスよく全体的に処理速度を向上させる一方で、メーカー直販ならではのスピーディな提供と価格を実現。一般ユーザーのニーズに合ったパソコンを提供するとしている。
デスクトップパソコンでは、いずれのモデルも第2世代Intel CoreファミリーのCPUを搭載し、Windows 7 Home Premium Service Pack 1(SP1)64ビット正規版をプリンインストール。スリムケースと拡張性に優れたミニタワーケースを設定している。最上位機種にはSSDモデルも用意されている。
ノートパソコンについても第2世代Intel CoreファミリーのCPU、Windows 7 Home Premium Service Pack 1(SP1)64ビット正規版を搭載し、液晶は17.3インチと15.6インチから選択できるようになっている。このほかにも、フルハイビジョン液晶やSSDも選択可能。
イベント後半に行なわれたスペシャルトークショーにはパソコンにも詳しい噺家の柳家三之助さん、タレントの川村ゆきえさん、経営コンサルタントや声優、コメンテーターを務めるショーンKさんが登壇。川村さんは「パソコンを使っているからこそわかるシンプルなかっこよさ」とアピール。ショーンKさんも「最近はすべてにおいて“過剰”なことはなくなってきている。ライフスタイルに合わせカスタマイズされ、シンプルな傾向にある」と、「ドスパラPC」の方向性が時流に合っているとコメントした。
(2011年 11月 8日)