5pb.、Xbox 360「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」

「STEINS;GATE」のファンディスクを6月16日に発売
プラチナコレクションを同梱した「ダブルパック」も同時発売


6月16日 発売予定

価格:6,090円(通常版)
   9,240円(限定版)



キービジュアル

 株式会社5pb.は、Xbox 360用想定厨×2アドベンチャー「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」を6月16日に発売する。価格は、通常版が6,090円、限定版が9,240円。

 「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」は、2009年10月にXbox 360で、翌2010年10月にPCにて発売された「STEINS;GATE」のファンディスク。「STEINS;GATE」シリーズのテーマである「99%の科学と1%のファンタジー」を無視し、ラボメンたちとのラブコメディをコンセプトに制作が進められている。

 「STEINS;GATE」では、従来のアドベンチャーゲームのように選択肢は存在せず、時折、主人公の携帯電話に届くほかのキャラクターからのメールに返信するかしないかでストーリー展開が変わることがある。これを「フォーントリガー」システムといい、「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」でも踏襲されている。

 また、Xbox 360用「STEINS;GATE Platinum collection」を6月16日に発売。価格は3,990円。さらに、「STEINS;GATE Platinum collection」と「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」の2タイトルを特製スリーブケースに同封した、「STEINS;GATE ダブルパック」も6月16日に発売される。価格は9,240円。

「STEINS;GATE ダブルパック」のロゴ

【あらすじ】

 岡部倫太郎(通称オカリン)は、いまだに厨二病から抜け出せない大学生。自称「狂気のマッドサイエンティスト・鳳凰院凶真」を名乗り、「未来ガジェット研究所」(通称ラボ)というサークルで、数人のメンバーとヘンテコな発明をする日々を送っていた。

 そんな彼らがある時偶然から過去へと電子メールを送れる発明品を生みだし、その過去に送れるメールを「Dメール」と名付けた。

 ある日、気付いたら、ラボのメンバー(ラボメン)が忙しそうに室内を動き回っている。新たなガジェットが製作され、その完成祝いの宴会をやるようだ。

 だが、自分の知らないうちに、何故新作ガジェットの制作を……しかも、6人だったはずのラボメンが8人に……どうやら、度重なるDメール実験で過去を改変しまったみたいだ。しかも、実験のせいかラボの電気代がかさみ資金難という状態になったので、新作ガジェットを製作してそれを販売、あわよくばそれで資金難を解消しようという魂胆らしい。

 果たして、ラボメン達の行く末は?下される「運命石の扉『シュタインズゲート』の選択」とは?

【未来ガジェット研究所】

コミケ版との大きさ比較

 また、限定版も同時に発売。限定版には、「FG204 METALLIC EDITION Ver.1.02」と「リミックスサントラCD(仮)」が同梱される。

 「FG204 METALLIC EDITION Ver.1.02」は、2010年12月に開催された「コミックマーケット79『科学アドベンチャーブース』」にて、限定200個で販売された重量感たっぷりのメタルフィギュアを、コミケ版のクオリティはそのままに2センチのサイズに小さくリメイクしたもの。材質は鉄。サイズは、2.8×2.8×1.3mm(幅×高さ×奥行き)。

 「リミックスサントラCD(仮)」は、ゲームのBGMをノンストップリミックスCD化。リミックスは、「DJ SADOI」が手掛ける。

【FG204 METALLIC EDITION Ver.1.02】
正面背面
側面(左)側面(右)


【登場キャラクター】

CV.宮野真守(みやの まもる)

■ 岡部倫太郎(おかべ りんたろう)

 本編の主人公。東京電機大学1年生。自らを狂気のマッドサイエンティストと名乗り、その設定を自演するため悪役っぽく立ち振る舞っている厨二病患者。

 大学入学直後、秋葉原に「未来ガジェット研究所」というサークルを立ち上げて用途不明のガジェットを発明している。携帯電話を耳に当てて、意味不明のひとり言をノリノリでつぶやく。思い込みが激しく空気は読めず友達は少ない。

 日常生活で覚えた違和感を、自分(世界的に優秀な頭脳を持つマッドサイエンティスト)を狙う機関の陰謀としたり、あるいは自分の特殊能力ということにして「運命探知(リーディングシュタイナー)」と名付けるなど、いわゆる“痛い”ところがある。

※厨二病とは、本来中二病と書き、中学2年生ぐらいの思春期の少年が、精神的に背伸びをしたくなる事に起因して行なう的外れな言動を、病気に例えて称した俗語。厨二病と書くのはネットスラング化の影響から。

CV.今井麻美(いまい あさみ)

■ 牧瀬紅莉栖(まきせ くりす)

 ヴィクトル・コンドリア大学脳科学研究所の研究員(アメリカの飛び級制度のため。年齢は高校3年生に相当)。18歳にして飛び級で大学を卒業した才女。さらにアメリカの著名な学術雑誌に論文が載り、一部で話題になっている。ツンデレ。飛び級で進級したこともあり、周囲の妬みなどによく晒された影響で、気が強い性格になった。

 誰に対しても隙を見せまいとしており、いつもムスッとしている。だが本質は好奇心旺盛で、興味を持ったものにはやたらと首を突っ込んでくる。理系人間。「被験者のプライバシーより実験データを重視するべき」など、たまに常識外れな意見を言ったりする。

 オカリンからは「貴様、なかなかのマッドサイエンティストぶりだな」とよく言われるが、本人的にはそう言われることに納得していない。

CV.花澤香菜(はなざわ かな)

■ 椎名まゆり(しいな まゆり)

 私立花浅葱大学付属学園2年生。オカリンの幼なじみで、マイペースの天然キャラ。ふんわりとした口調で、いつもニコニコして楽しそう。考え方はとことん前向きの楽天家。難しい理論などはよくわからないけど、楽しければそれでいいやという感じ。

 争い事は苦手で、気まずい空気のときにはしょんぼりしてしまう。自分から場を和ませられるといいなとは考えているが、基本的に空気はあまり読めない。

 おばあちゃん子で、幼い頃はよくおばあちゃんにおんぶされて一緒に夜空を見ていた。その影響から、ふと空を見上げて手を伸ばす癖があり、オカリンから勝手に「星屑との握手(スターダストシェイクハンド)」と命名されている。本当に唐突なタイミングで(例えば会話の途中でも)その癖を実行するため、周囲にはよく驚かれる。

CV.田村ゆかり(たむら ゆかり)

■ 阿万音鈴羽(あまね すずは)

 元気で、ちょっとがさつな、自転車大好き娘。付き合ってみると、意外と気がつくタイプ。面倒見もいい。馴れ馴れしいようで、深いところまでは踏み込まない。他人の力を借りることを、あまり快く思っていない。そのため、ギリギリまで他人に危機を明かさない。

 自分の興味があることになると、性格が豹変。積極的に行動する。たまに妙に難しい単語を使う癖があるが、なぜか意識的にそうしているように見える。ブラウン管工房でバイトを始めたことで未来ガジェット研究所とも付き合うようになる。

CV.小林ゆう(こばやし ゆう)

■ 漆原るか(うるしばら るか)

 私立花浅葱大学付属学園2年生。まゆりのクラスメイト。礼儀正しく清楚な正当派美少女的な性格。でも男。オカリンに対してきちんと敬語を使う。あまり自分から意見を主張することはなく、いざ主張するときももじもじと赤面してしまう。

 根が真面目すぎるが故に、他人の言うことを簡単に真に受けてしまう。おかげで、オカリンが語る厨二病設定をすべて事実だと勘違いしている。オカリンからは勝手に弟子に任命され、現在進行形で洗脳されている最中。かなりの恥ずかしがり屋で、まゆりからいつも「コスプレして」と頼まれるが断っている。

CV.桃井はるこ(ももい はるこ)

■ フェイリス・ニャンニャン

 私立金糸雀学園2年生。フェイリスというのはバイトしているメイド喫茶「メイクイーン+ニャン2」での名前。まゆりとはバイト仲間である。すごくブリッコ。男を虜にする小悪魔系。

 言葉遣いも恥ずかしいほどにやたらとニャンニャン語が入る。どうやら育ちは良さそうであるが、決してそれを表に出したりしようとはしない。

CV.後藤沙緒里(ごとう さおり)

■ 桐生萌郁(きりゅう もえか)

 編集プロダクション「アーク・リライト」のバイト。極度の携帯電話依存症で、常に携帯電話をいじっている。人とのコミュニケーションにおいては、会話とメールではまったく印象が異なる。

CV.関智一(せき ともかず)

■ 橋田至(はしだ いたる)

 東京電機大学1年生。2次元から3次元まで節操なく萌える、アクティブなオタク。よく喋る。@ちゃんねる用語を連発する。セクハラ発言も多め。

 オカリンとは高校時代からの仲。オカリンからの無茶な注文には、基本的に「めんどくさい」という理由で手伝おうとしないか、本気を出さず適当に済まそうとする。ただしオカリンのことは友人として信頼している。

 プログラムやらハッキング技術やらには強い自信を持っている(スーパーハッカーと呼ばれるのは嬉しいが、スーパーハカーと呼ばれるのは気に入らない)。基本的にいつもPCの前にいる。

【新規コスチューム】
牧瀬紅莉栖(メイド服)牧瀬紅莉栖(水着)阿万音鈴羽(メイド服)
漆原るか(メイド服)漆原るか(体操服)桐生萌郁(メイド服)
橋田至(水着)



【舞台】

【イベントシーン】

【スクリーンショット】

(C)2011 5pb. Inc./Nitroplus

(2011年 4月 1日)

[Reported by 中野信二]