「キャラホビ2010」幕張メッセ1~3ホールで開催

バンダイナムコブースでDS「スーパーロボット大戦L」、
AC「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス」ステージ開催


8月28日~29日 開催

会場:幕張メッセ1~3ホール

入場料:前売り券 1,300円
    前売り2枚綴り券 2,200円
    当日券 1,500円
    小学生以下無料



「ガンプラ30周年」ということでバンダイブースは力が入っていた。これはプラモデルのランナーで作ったRX-78「ガンダム」

 C3×HOBBY2010実行委員会が主催するキャラクター&ホビーイベント「キャラホビ2010 C3×HOBBY」(キャラホビ2010)が8月28日~29日の2日間、幕張メッセで開催された。入場料は前売り券が1,300円、前売り2枚綴り券2,200円、当日券が1,500円で小学生以下が無料。

 今年で10年目となる「キャラホビ2010」は、キャラクターをメインにトイ・ホビー・ゲーム、映像などの様々な関連企業がブースを構え、多くのゲストが登場するメインステージやイベント限定の直販ブースなどで注目を集めるイベントだ。

 ゲーム関連では、株式会社バンダイナムコゲームスが今年もブースを出展。ニンテンドーDS用「スーパーロボット大戦」シリーズ最新作「スーパーロボット大戦L」をステージで公開したほか、AC「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス」が4台×3セット出展されたほか、ステージでシングルプレイ時の最終ボスキャラとなるゲームオリジナルの「エクストリームガンダム」が初お披露目された。


■ DS「スーパーロボット大戦L」はプロモーション映像第1弾を公開

左から宇田 歩プロデューサー、池澤春菜さん、緑川 光さん、相沢 舞さん
新規参戦作品の紹介ナレーションを声優の皆さんが担当した
本作の予約特典は「オリジナルマルチケース」

 11月25日に発売されるシミュレーションRPG「スーパーロボット大戦L」は、戦闘シーンのアニメーション演出がパワーアップし、アニメーションカットインのボリュームも増大。登場作品も新規6作品を含む全17タイトルとなっている。価格は6,090円。

【シリーズ初登場作品】
・ヱヴァンゲリオン新劇場版
・戦え!!イクサー1
・冒険!イクサー3
・獣装機攻 ダンクーガ ノヴァ
・マクロスF
・鉄(くろがね)のラインバレル

【そのほかの登場作品】
・新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
・機動戦士ガンダムSEED
・機動戦士ガンダムSEED DESTINY
・超電磁ロボ コン・バトラーV
・超電磁マシーン ボルテスV
・ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYU
・鋼鉄神ジーグ
・マジンカイザー
・マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍
・神魂合体ゴーダンナー!!
・神魂合体ゴーダンナー!!SECOND SEASON

 28日のステージにはゲストとして緑川 光さん、池澤春菜さん、相沢 舞さんが登場。本作の開発プロデューサーであるバンダイナムコゲームスの宇田 歩氏とともに登壇した。参戦作品のオープニング映像を一気に放映して始まったステージでは、本作のプロモーションビデオが先行上映。新規参戦作品のプロモーション映像とともに、ゲストの3人が、作品内容をナレーションするという珍しい趣向が披露された。また、謎のロボ「スパロボくん」を交え、宇田プロデューサーとゲストの3人が「スパロボ」トークを行なった。



■ AC「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス」では新規ボスキャラクター「エクストリームガンダム」が登場!

左から矢尾一樹さん、馬場龍一郎プロデューサー、椿姫彩菜さん
来場者を招いての開発者との対戦も行なわれた

 9月末より順次稼働予定のAC「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス」。28日のステージでは、馬場龍一郎プロデューサーと矢尾一樹さん、そして大の「機動戦士ガンダムVS.」シリーズ好きで本作のロケテストでもプレイしてきたという椿姫彩菜さんが登壇。

 まず、馬場プロデューサーによる本作の紹介からスタート。シングルモードに関しては様々なコースが用意されており、「ブランチ(枝分かれ)バトルコース」、「トライアル(お試しプレイ)バトルコース」の2つが稼働当初からプレイ可能という。その後、「シチュエーションバトルコース」、「サバイバルバトルコース」といったものがオンラインアップデートで追加されていく。

 ICカードと携帯サイト(月額課金)の連動に関しては「プレーヤー名」、「タッグ名」の登録や、表示メッセージの編集、お気に入り機体の登録(3機体まで登録でき、セレクトしやすくなる)などが可能。プレイすることでたまるGP(ガンダムポイント)を使って、ナビゲーターキャラとの契約(ブリーフィング画面などに登場する)、称号の表示、ゲージデザインの変更(季節限定フレーム等もある)、タッグエフェクトのカスタマイズ(文字フォント、カラーチェンジなどが可能)、バトルBGMのセレクトが可能となる。また、特別な日にはナビゲーターキャラが特別なセリフなどを喋ってくれることもあるそうだ。

 続いて、椿姫さんと来場者のタッグと、開発者タッグによる実機プレイが行なわれた。「クシャトリヤ」の椿姫さんと、来場者の「ユニコーンガンダム」の「ガンダムUC」タッグと、「ケルディムガンダム」と「スサノオ」の「ガンダム00」タッグの対戦。「クシャトリヤ」のファンネルがレバーNでターゲットへ飛ぶようになっているなど、今までのシリーズとの違いを解説しながら、ラストは新たに追加された「エクストリームバースト」で決めた「ガンダムUC」チームが勝利。スタン属性を持つ「クシャトリヤ」を開発者チームが追いかける中、ビーム・マグナムでダメージを取っていったのが勝因とのこと。ケルディムガンダムの射撃は全機体中最速であることなどを馬場氏が説明し忘れるほどの見事な勝利だった。

 次に「フルアーマーZZガンダム」を見たいという声に応えて、椿姫さんの「キュベレイ」と来場者の「フルアーマーZZガンダム」のタッグと、「ガンダムF91」と「ガンイージ」の開発者タッグとの対戦が行なわれた。全弾発射やハイメガキャノンなどの攻撃力に秀でる「フルアーマーZZガンダム」だったが、開発者の意地が炸裂した形で開発者のタッグが勝利した。椿姫さんはプレイ後に「キュベレイ」の「プレッシャー」が特格となり、無敵から「スーパーアーマー」に変更された点などに触れていた。

 そして、「ブランチバトルコース」のラストに登場するという本作オリジナルのキャラクターが紹介された。大河原邦男氏のデザインによる「エクストリームガンダム」がそれ。来場者だけにということで公開された画像には、トリコロールカラーに2本角というガンダムの文法を守りながら、頭部の後ろにはまた別の角が見えるなどオリジナリティあふれるデザインとなっている。馬場氏によれば、3回ほど大河原氏と打ち合わせて作ったというこの「エクストリームガンダム」は、ボスキャラとして登場。さらに、体の各部が発光するだけでなく、3カットほど公開されたスクリーンショットには、この機体が収まる武装ユニット(『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場した『デンドロビウム』のようなもの?)が登場し、「エクストリームガンダム」は「ステイメン」的な役割の機体になるのかもしれない。

 また、「アッガイ」など癒し系機体が少ないという椿姫さんの指摘に対しては、どうやらなにか(オンラインアップデートで対応?)があるようだ。続報に期待しよう。


【エクストリームガンダム】

【出撃ムービー】
ステージの最後に出撃ムービーも公開された


【ホビー系出展の一部】
バンダイブース
コトブキヤブース
スクウェア・エニックスブース
ボークスブースアルターブース

「スーパーロボット大戦L」
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「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス」
(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・毎日放送

(2010年 8月 30日)

[Reported by 佐伯憲司]