ドリコム、ソーシャルゲーム大手米CrowdStarとの協業を強化
今後はYahoo!モバゲーにも展開予定


8月26日発表



 株式会社ドリコムは、ソーシャルゲーム大手の米CrowdStarとの協業を強化し、今後日本で原則としてすべてのCrowdStarのソーシャルゲームを展開していく方針を明らかにした。展開先は、現状のmixiアプリモバイル、GREE、ハンゲームに加えて、10月1日にサービス開始を予定しているYahoo!モバゲーも含むとしている。

ドリコムが7月からハンゲーム向けにサービスを開始した「ハッピーアイランド」。8月10日からはmixiアプリの提供も開始している

 今回の協業強化は、素早い事業化が求められるソーシャルゲームの分野で、今後より競争力を高めていくために行なうものとしている。この背景には、世界最大手のソーシャルゲームメーカーであるZyngaが、ソフトバンクと共同で日本に合弁会社を設立することが挙げられるが、それに対抗した形となる。CrowdStarは、ZyngaやPlayfish(Electronic Arts)に次ぐ世界第3位の会員数を誇るソーシャルゲームメーカーで、客単価の高い日本市場への本格参入を目指していた。

 現在ドリコムは、熱帯魚育成シミュレーションゲーム「ハッピーアクアリウム」と、島育成シミュレーションゲーム「ハッピーアイランド」の2本のCrowdStarタイトルのサービスを行なっている。中でも2009年12月から提供開始したmixiアプリ「ハッピーアクアリウム」は、100万人を超える会員数を集め、国内有数の人気タイトルとなっている。

 今後はCrowdStarが持つ残りのタイトル「HelloCity」、「ZOO PARADICE」、「Happy Pets」などを順次日本で展開していくほか、新規タイトルも積極的に日本に投入していく。展開先は先述したとおり、mixi、GREE、ハンゲーム、Yahoo!モバゲーを想定。ドリコムでは、今後ソーシャルゲームの提供を積極的に強化していくとしている。


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