NCジャパン、WIN「パーフェクトナイン」CBテスター募集開始
基本無料で育成から対戦まで楽しめる3Dオンライン野球ゲーム
本作をご説明いただいたエヌ・シー・ジャパン デジタルエンターテイメントユニット チーフプロデューサーの前田幸佑氏(左)と、同マネージャーの高橋秀壽氏(右) |
エヌ・シー・ジャパン株式会社は、Windows用オンライン3D野球ゲーム「パーフェクトナイン」のクローズドβテストを8月18日17時から24日23時まで実施する。これに合わせて、クローズドβテスターを8月14日17時から21日23時まで募集している。
大作MMORPG「The Tower of AION」をリリースし、世を騒がせている同社だが、「パーフェクトナイン」はマウスオンリーでのシンプルな操作で、野球中継さながらのダイナミックな対戦要素と、プレーヤーの戦術で選手の成長の仕方が変わるという育成要素を両立させた3D野球ゲームとなっている。正式サービスでは、基本プレイ無料のアイテム課金制を採用する予定。元は韓国でサービスされている「スラッガー」という野球ゲームだが、システムのベース部分を使っている程度で、日本向けに大幅なアレンジが加えられているという。
今回はクローズドβテストを前に、本作を体験プレイする機会をいただけたので、簡単ではあるがゲーム紹介とプレイ感をお届けしよう。
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オンラインで対戦が可能な3D野球ゲーム。バットの快音や球場の雰囲気も気持ちいい! | ||
各球団のユニフォームもホーム・ビジターともに完全再現! |
■ 直感的なマウス操作だけでプレイ可能。キーボードの併用でより繊細な操作も
「パーフェクトナイン」では先述したとおり、全ての操作がマウスオンリーで行なえるようになっている。バッティング、投球はもちろんのこと、進塁、送球などもマウスだけで行なえる。しかも、守備は自動操作となっているので、アクションが苦手な人でもストレスなくゲームを楽しめるだろう。
ただ、ヒット&ランや複数のランナーがいるときは、マウスだけだと忙しくて操作が遅れてしまいがち。そのようなときはそれぞれの塁に対応したW、A、S、Dのキーを使えば、ワンタッチで進塁・送球などを行なえる。このマウスとキーボードの両者を組み合わせてプレイすれば、どんな高等な戦術でもゲーム内で可能になるはずだ。
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塁や中継ポイントを選ぶだけで送球可能。キーボードを使いこなせば、さらに快適なプレイが可能だ |
ストライクゾーンに表示された赤いバーの長さでパワーを決定。戻ってくる小さな白いバーをタイミングよく「PERFECT!」に合わせられれば完璧な投球に! |
お手軽な操作で気軽にプレイできるのはこれでわかっていただけたと思うが、「パーフェクトナイン」は手軽さのなかにもキチンとした駆け引きも存在している。バッティングでは、バットの形に囲われた枠を動かし、ボールのコースを見てタイミングよくクリックしてスイングする。ボールの位置とピッチャーが投げる球種をある程度読んでおかないと、バットに当てるのが難しい。特に緩急をつけたピッチングでコースを突かれると、バッター側が対応できずに三振してしまうことも多い。
最初はこれでピッチャー側が有利に感じたのだが、ピッチャーの投球操作も、動くバーを的確に合わせるという操作があり、それをピッタリとパーフェクトに合わせるのは意外にシビアな印象を受けた。厳しいコースを常に突いていこうと狙い続けるのだが、戦況的に追い詰められた精神状態では、完全なピッチングをすることは思いのほか難しく、狙い通りにいかずボール球が自然と増えていくので、バランスが取れているように感じた。
もっともこれはやりこみ要素やテクニックのひとつというだけで、そんなことは気にせずにフランクにプレイしても楽しく遊べる。初心者から上級者まで、誰でも楽しめる要素が詰まっているということだ。
■ 2009年度に活躍中の現役選手を育てて最強チームを育成!
「パーフェクトナイン」は日本野球機構(NPB)の公認を受けており、2009年度にプロ野球12チームの一軍、二軍で活躍している現役選手が実名で約800名登場する。野球ゲームとしては最大規模の選手数となっているうえに、その選手たちの最大過去10年分にわたるデータが年度ごとに用意されていて、同じ選手でも年度ごとに別キャラクターとして使うことが可能だ。
最初に使用できる選手は、選んだ球団に所属する選手の中からランダムに選ばれる。さらに新たな選手は、ゲーム内マネーを使って獲得できる。こちらも球団を選ぶことで、その球団に所属する選手の中からランダムに獲得できる。追加の選手は、最初に選んだ球団以外から獲得しても構わない。
これらの選手はプレーヤーが試合で使うことで、パワーや守備力などの各パラメーターが上昇して成長していくので、試合を重ねるごとにチームはパワーアップしていく。
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選手は顔写真までゲーム内に表示される。贔屓の選手がいるユーザーには嬉しい |
特筆すべきところは、この選手たちの成長の仕方だ。選手の成長は、プレーヤーが行なわせた行動によって上昇するパラメーターが変化する。例えば、カーブとフォークが使えるピッチャーで、カーブを使い続ければカーブが鋭くなっていき、フォークを使い続けるとフォークの落差が大きくなっていくという形だ。これによって、プレーヤーのクセや好む戦術によって、元は同じチームでも全く違うチームに成長していき、プレーヤーだけのオリジナルチームができあがっていくことになる。
ただし、「パーフェクトナイン」の育成では、全てのパラメーターが最高という選手は作れなくなっている。先述のピッチャーを例として、育成限界の数値を10とすると、カーブ3・フォーク7、あるいはカーブ7・フォーク3といったように、成長分のパラメーターの合計値に限界があるようだ。これによって走塁特化や打撃特化といった個性的な選手が生まれ、プレーヤーの楽しみにもなるだろう。
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選手の使い方によって成長具合は変化する。選手のパラメーターの細かさにも注目だ |
■ 実況中継を見ているような臨場感、球場の演出にも注目!
「パーフェクトナイン」では、実在選手のデータを採用しているだけではなく、試合を行なう球場データも、公式戦が行なわれている実在球場のデータを採用している。さらにゲーム内の実況は元プロ野球選手で現在野球解説者・タレントとして活躍しているギャオス内藤氏を採用。これで、ゲームをプレイしているのに、まるでテレビの野球中継をみているかのような臨場感を体験できる。
また球場の応援団も要チェック。プロ野球に詳しい方はご存知ないかもしれないが、野球中継では同じように見える応援でも、球場によって“トランペット等の鳴り物禁止”、“太鼓禁止”等のルールが存在していて、球場ごとに応援歌などが微妙に変わっている。「パーフェクトナイン」では、それも再現されるそうなので、コアな野球ファンはそういった細かいところもチェックして楽しんで欲しい。
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聞き慣れたギャオス内藤氏の解説と応援団の掛け声で雰囲気は最高! |
■ 対戦ゲームとしては気楽に、育成ゲームとしては深く!
駆け足でゲームを紹介したが、野球というメジャーなスポーツをゲームで楽しむならば、誰でも楽しめる気軽さと完成度を備え、“さらにもっと”を求めるプレーヤーに対しては選手育成といった深い要素がある。野球自体に抵抗がない方であれば、誰でも楽しめるゲームとなっている。
クローズドβテストで用意されているのが、練習試合や対戦試合といった対戦形式のものばかりなので、オンラインゲームの経験が浅い人には少し敷居が高く感じられるかもしれないが、対戦のマッチングなどもマウスでルームを選ぶだけでいいので、友達とコンシューマーゲームを遊ぶ感覚でとりあえず触ってみてはいかがだろうか? 野球好きであれば十分に楽しめるゲームであることは間違いないだろう。
【プロモーションムービー】 |
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(社)日本野球機構承認 NPB BIS プロ野球公式記録使用
(2009年 8月 17日)