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1文字加えるADV「MARY - メアリ姫の奪還」の完全版がSteamにて2027年配信決定。ストアページを公開

ボタンに1文字を加えて物語を変えるテキストADV

【MARY - メアリ姫の奪還 完全版】
2027年 配信予定

 インディーゲームデベロッパーの夜路地(YORUROJI)は、Steam用テキストアドベンチャー「MARY - メアリ姫の奪還」の完全版を制作中であることを発表し、Steamストアページを8月14日20時に公開した。なお、本作は2027年にリリース予定。

 本作は、ボタンに1文字を加えて物語を変えるテキストアドベンチャー。ゲーム投稿サイト「unityroom」にて公開中の短編アドベンチャーを大幅に拡張した作品となっており、unityroom版は50万PV突破を記録している。

 本作は、日本語そのものを使った言葉遊びをゲームの核としているため、ローカライズができない作品。それでもSteam向けの完全版を制作することを決めた背景には、unityroom版を多くの人が遊んだことがきっかけとなっている。

 本作での物語の分岐は400通り以上。主人公の行動を決めるボタンにプレーヤー自身が好きな1文字を加えることで、物語の展開を変えられることを最大の特徴としている。勇者が姫を救い出す王道の冒険になることもあれば、加えた1文字によって勇者がとんでもない行動を取り、物語が思いもよらない方向へ進んでしまうこともある。今回、本作のゲームPVも公開された。

 公開されたゲームPVでは、これまで1つだったボタンが選択肢として複数同時に登場する新たな場面のほか、設定画面にある「ログ」というボタンに1文字を加えて「ローグ」にすると、そのままローグライクゲームが始まるといった新ギミックも確認できる。

【ボタンに1文字追加するテキストADV『MARY - メアリ姫の奪還』/ 夜路地】

□「MARY - メアリ姫の奪還 完全版」Steamストアページ
□「MARY - メアリ姫の奪還」unityroom版のページ

ボタンに1文字加えて、物語を好き勝手に変えるADV

 本作は、魔王にさらわれたメアリ姫を救うため、勇者が旅に出るテキストアドベンチャーゲーム。プレーヤーができることは、主人公の行動を決めるボタンに、好きな1文字を加えること。たった1文字加わるだけで言葉の意味が変わり、それに合わせて物語の展開も変化していく。

 そのまま王道の物語を進めるのも、勇者に有利な展開を作るのも、あえておかしな言葉を作って予想外の展開を楽しむのもプレーヤー次第。日本語ならではの言葉遊びを使って、自由に物語へ介入できる。

Steam完全版では、ギミック・ストーリーが5倍以上に

 unityroom版は、1週間でゲームを制作するイベント「Unity1週間ゲームジャム」にて制作された作品。限られた制作期間での公開だったため、当初構想していたギミックやストーリーの多くを削って完成させたとのこと。

 Steam向けの完全版では、unityroom版の5倍以上となるギミックやストーリーが収録される予定。一方で、短時間で何度も遊び、そのたびに異なる展開を発見できるunityroom版の魅力はそのまま残し、さらに自由度の高い作品として再構築している。

50万PVをきっかけに、完全版の制作へ

 unityroom版を公開した際、プレーヤーや実況配信を視聴した人からは、「自由に物語へ介入できるのが楽しい」、「日本語の面白さに気づいた」といった反響も多く寄せられた。

 1文字を加えるだけだからこそ生まれる、予想外の言葉と物語。完全版ではその可能性をさらに広げ、より多くの人に自由な物語の変化と、日本語ならではの面白さを楽しめる作品を目指して制作が進められている。

【スクリーンショット】