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日産「R35 GT-R」が生産終了。数々のレースゲームに登場した高性能スポーツカー

CEOは次世代GT-Rを示唆

【日産自動車:「R35 GT-R」生産終了】
8月26日 発表
「グランツーリスモ7」での「GT-R Premium edition T-spec '24」

 日産自動車は8月26日、高性能スポーツカー「R35 GT-R」の生産終了を発表した。

 「R35 GT-R」は、2002年まで販売された「スカイラインGT-R」の後継車種として登場。「誰でも、どこでも、どんな時でも最高のスーパーカーライフを楽しめる」をコンセプトに、2007年より18年間にわたって約48,000台が生産された。また「グランツーリスモ」や「Forza Motorsport」など数多くのレースゲームに登場し、ゲーマーの憧れのクルマでもあった。

 最後のイヤーモデルとなった「2025年モデル」は2024年3月に発表され、2025年3月に新規注文受付を終了。本日8月26日に栃木工場にて最終生産車のオフライン式が開催された。最後の1台は「Premium edition T-Spec」、ボディカラーはミッドナイトパープルで、日本のユーザーに届けられるという。

 次世代「GT-R」はまだ発表されていないが、同社のイヴァン・エスピノーサCEOは「GT-Rファンの皆さま、これはGT-Rとの永遠の別れではありません」とコメント。正確な計画は確定していないながらも「GT-R」が進化し、再登場することを示唆した。

「R35 GT-R」の最終生産車
「R35 GT-R」の概要
「R35 GT-R」のモータースポーツでの功績
「R35 GT-R」のマイルストーン