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たった10秒でクリアを目指せ! 「十秒奪取!」がビットサミットで試遊出展【BitSummit2025】

「Celeste」ライクな制限時間付き2Dプラットフォーマー!

【BitSummit the 13th】
開催期間:7月18日~7月20日
入場料:一般 当日券2,200円/前売り券2,000円
会場:京都府 みやこメッセ

 インディーゲームイベント「BitSummit the 13th」にてメシードソフトウェアのPC用アクション「十秒奪取!」が試遊出展された。

【『十秒奪取!』1st PV】

 本作はドット絵のビジュアルが可愛らしい2Dプラットフォーマーゲーム。オーソドックスなアクションゲームかと思いきや、公式のジャンルは「制限時間10秒!ギリギリ2Dアクション」とされており、名前の通り1面の制限時間がなんと“10秒だけ”というアイデアが光る作品になっている。

 各面ごとのクリア条件はステージ上に配置された扉を開けることとなっており、基本的に扉に触ればOK。アクションも序盤はジャンプと、スティックを傾けている方向に加速するダッシュのみを駆使して、10秒以内に扉へ急ぐ。当然10秒以内に扉にたどり着くことができなればゲームーバーだ。

ゲームが始まると画面の左下にストップウォッチが表示。10秒という制限時間がプレーヤーを焦らせる

 ステージにはトゲや敵が配置されており、どちらも触れると少しの間は操作不能になる。一方で体力は存在しないため、敵にやられてゲームオーバーということはない。ただし、この一瞬のミスが命取りになり、時間が足りなくなることもあった。

 実際にプレイしてみるとこの10秒という時間制限が絶妙で、余裕かと思っていたら、クリアした際の残り時間が1秒以下ということが多く、残り0.4秒だったり、さらにはギリギリの0.1秒ということもあった。各ステージはプレーヤーがいずれかのボタンを押すとカウントダウンが始まるため、その前に一度落ち着いてステージの仕掛けや、扉までの道筋を考えてから動き始めるのが重要に感じた。

 ステージ内には収集要素にあたる宝箱が配置されているため、腕に自身のある人は宝箱を集めてみるのも良いだろう。ステージの合間には物語も展開され、ユルいテイストのストーリーにも注目の1作。アーリーアクセスが順次開始予定となっており、正式な発売は10月を予定しているという。

間に合わなければ最初から! Maddy Makes Gamesの2Dアクション「Celeste」ライクな1作で、リトライまでが非常にスムーズなのですぐに再挑戦できる
だんだんステージギミックが複雑になっていく
ステージ開始前にはどのように攻略するかを考えるのが大切
ユルいストーリーも見どころとなっている