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KRAFTON、ADKグループを買収。アニメ×ゲームの可能性を広げ、日本国内でのコンテンツ事業を強化

6月24日 発表

 KRAFTONは6月24日、BCJ-31の買収を議決したこと発表した。

 BCJ-31は、ADKグループ傘下の主要子会社を保有するADKホールディングスの親会社。今回の取引を通じ、ADKグループはクラフトンの連結系列会社となる。

 今回の買収については、急成長中のグローバルアニメーション市場に焦点を当て、アニメとゲーム間のコラボレーションの可能性を広げ、日本国内のコンテンツ事業を強化するための中長期戦略の一環として行なうものだという。それぞれの産業基盤をもとに、実質的なコラボレーション案を段階的に推進していくとしている。

 今回の発表に伴い、両社代表からのコメントも到着している。

【ADKホールディングス グループCEO大山俊哉氏のコメント】

ADKグループのファングロース戦略は、「広告・マーケティング事業ではクライアントの商品を購入したり、サービスを利用したお客様や、まだ潜在的なお客様、アニメやIPなどのコンテンツビジネスにおいては、何らかの形でそのコンテンツに触れた方々をファン化し、育てる」という考え方です。KRAFTONはゲームを中心としたグローバルIP企業です。両社の強みや培ったノウハウを合わせた戦略的パートナーシップにより、日本市場やグローバルコンテンツ市場での創造的な挑戦と成長が期待できると信じています。

【KRAFTON代表キム・チャンハン氏のコメント】

ADKは、日本のコンテンツ産業に深い理解を有し、アニメーションの企画・制作、広告、マーケティング、メディア運営など多岐にわたる分野で卓越した専門知識と実行力を備えたパートナーです。ADKとの協業を通じて、KRAFTONはゲームとアニメーションの間の多様な接点を継続的に特定し、両社の強みを有機的に融合させることで、グローバルなコンテンツビジネスにおける新たな機会を創造していきます。