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「機動戦士ガンダムオンライン」アップデート内容を発表!

超強力な新機体「百式」と「キュベレイ」を追加! ゼータも近いうちに?

12月13日 開催

会場:ベルサール秋葉原

イベントでは「機動戦士ガンダムオンライン」の最新アップデート内容が発表された。アップデートは12月16日から順次実施される

 バンダイナムコオンラインは12月23日、サービス中の「機動戦士ガンダムオンライン」の最新アップデートを発表した。この日秋葉原で開催されたイベント「Intel Club Extreme GAMERS WORLD」で行なわれた特別ステージイベントで発表された。

 佐藤一哉プロデューサーは今回のアップデート「Z PROJECT」の導入経緯を説明。8月のアップデートで宇宙世紀0096年までカバーするようになったが、これまで連邦軍とジオン軍の戦いを描いてきたことから、軍を統合するなどして劇的な変化を遂げるべきか、社内でも議論されたという。結果的に連邦軍とジオン軍の戦いの構図を継承する中で、宇宙世紀0096年までの空白の物語を描くということで今回の「Z PROJECT」がスタートしたという。

 今回のアップデートは12月16日から開始となるが、その第1弾となるアップデートで追加される新規機体が発表された。それが「百式」と「キュベレイ」だ。「百式」はオールラウンダータイプだが、佐藤プロデューサーによれば「『マークII』の上位性能と考えて欲しい」と言うことだが、対ビームコーティングが強力だという。ただ、バランスを取る意味から3割をきるとコーティングがはがれてしまうという。

 そしてもう1機が「キュベレイ」だが、特徴はなんと言ってもファンネルを装備していることだ。「キュベレイ」の動画が流されるやいなや、ジオン軍の観客からは歓声が、連邦軍の観客からは悲鳴が聞こえてきたほど、「ファンネル」装備は強力なものだった。「ガンダムオンライン」ではこれまでファンネル装備はなく、今回新たなる操作形式での導入となるという。ファンネルを飛ばして敵を追尾し攻撃する一方で、武器を切り替えて追撃することもできるという。

 ただ、一方的な攻撃を加えるだけでなくバランスも考えられているようで、佐藤プロデューサーは「百式も強力ですから」と強調。ただアップデート導入後は、追加されたこの2機種が猛威を振るいそうだ。また、佐藤プロデューサーによれば「ゼータもそう遠くない時期に考えている」と言うほか、ゼータと言えば可変機ということで、こちらの導入も「寒いうちに」登場する予定だという。

 このほかにも、新システムとして「ミッションユニット」が導入される。これは、デッキ構成に関する新システムで、項目としてデッキボーナスが加わり、ここで発生した余剰コストを強力なバフに割り当て強化するといったことが可能になる。これを行なうためには高価なレベル3の「ユニットパーツ」(消費制)が必要となり、「トーナメントなどここぞと言うときに使って欲しい」と佐藤プロデューサーは語った。

 このほかにもイベント「花を付けたサボテン」や「ガンダリウムγ強奪イベント」などがスタート。3周年を迎えることもあり、豪華なアイテムプレゼントやプレミアムガシャコンの販売が行なわれる(1人1回まで)。これは340以上のコストを持つ機体を引くことができる可能性があるという強力なガシャコンだという。

 「Z PROJECT」は今回発表された内容で終わりではなく、今後様々なアップデートが順次行なわれていくという。佐藤氏は「今回運営が変わったが、『ガンダムオンライン』」を続ける意志はある」と語り、今後も精力的に続けていくと語った。

「百式」と「キュベレイ」の実装が発表となった

百式とキュベレイはそれぞれ強力な機体となる。中でもファンネルを搭載したキュベレイの威力には会場から歓声が上がるほどの反響を呼んだ
イベント「花を付けたサボテン」や「ガンダリウムγ強奪イベント」なども開催
新システム「ミッションユニット」の実装も発表された

アップデートに合わせてキャンペーンも実施される

親子での連携も飛び出した、エキシビションマッチも大盛り上がり!

 特別ステージイベントでは、エキシビションマッチが行なわれた。

 今回のイベントは入場時に「連邦軍」か「ジオン軍」を選択し、それぞれの陣営に分割。エキシビションマッチに勝利したチームに参加した参加者にはガシャコンチケットがプレゼントされる。戦いに参加できるのは抽選で選ばれた人だけだが、勝ったチームには全員にプレゼントされるため、自然と応援にも熱が入るというもの。

 対戦は6対6の「局地戦」で行なわれ、その場でMSを引いてデッキを組んでその機体で戦闘を行なう。いつも使い慣れた機体が当たるとは限らないため、その場の運といった要素も多いが、それ故に会場は大いに盛り上がった。

 抽選は佐藤プロデューサー、ゲストのぬまっちさん、実況のyukishiroさんの3人が行なった。ところがこれが面白い結果を生んで、なんと“たまたま”親子で同じチームに選ばれるという結果に! そして対戦では親子で連携を決めるなどして、会場は大いに沸いた。

 結果はジオン軍の3勝2敗で接戦をものにし、ジオン軍のコーナーからは大きな歓声が上がった。

 イベントの参加者には小さな子供から有名プレーヤーまで登場し、運営側が想像した以上に初めてのオフラインのエキシビジョンマッチは盛り上がっていた。佐藤プロデューサーもこの結果には気をよくしたようで、yukishiroさんから「今後もイベントはどうですか?」と声をかけられ、「プレッシャーですが前向きに考えます」とコメントした。

佐藤一哉プロデューサー
実況を担当したyukishiroさん
ゲストのぬまっちさん。休憩を挟んでコスプレを切り替えるなどして会場を沸かせた。中でも「ジーク・ジオン」のかけ声で、ジオン軍は大いに盛り上がっていた

会場は連邦軍とジオン軍で色分けされ真っ二つに! それぞれの応援合戦が繰り広げられた
会場中央で解説を行なう佐藤プロデューサーと実況のyukishiroさん、ゲストのぬまっちさん
対戦は大いに盛り上がった

(船津稔)