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本格的なカバーシューターを3DSで! 「IRONFALL -Invasion-」

3DSの限界に挑む、フレームレート60fpsの本格TPS

10月28日 配信

価格:1,500円(税込)

CEROレーティング:B(12歳以上対象)

プレイ人数:1~6人

 アガツマ・エンタテインメントは、ニンテンドー3DS用TPSカバーシューター「IRONFALL -Invasion-」を10月28日からニンテンドーeショップで配信を開始した。価格は1,500円(税込)で、CEROレーティングはB(12歳以上対象)。

 「IRONFALL -Invasion-」は本格派サードパーソンシューティングとして開発が進められ、「Gears of War」のように遮蔽物に隠れながら敵を撃破していくカバーシューターに仕上がっている。開発はフランスのVD-Devが手がけており、スタッフ3名で開発期間3年をかけ、フルアセンブラでフレームレート60fpsを実現している(3D立体視では30fps)。実際にプレイしてみると、3DSにもかかわらず非常に美しいグラフィックスでグリグリと動く。

【プロローグ】

2015年5月14日

 イタリア南部の小さな観測所で、オメガ星雲から発せられた無線信号を受信した。2時間後、SETI協会がその事実を確認する。このとき、人類は確信した……宇宙には別の生命体が存在することを。

2017年10月16日

 太陽系内を猛スピードで移動する複数の物体を検知した。人類は異星人の艦隊が地球へ接近中という事実を突きつけられる。世界中に恐怖が広がり、あらゆる国家が軍に臨戦態勢を命じた。

2017年10月19日

 ダイキサイドと呼ばれる異星人が地球全域に侵略部隊を投入。各国の軍に対して総攻撃を開始し、地球側の防衛網はわずか5週間で崩壊し、多くの部隊は壊滅状態に陥ってしまう……。

 ダイキサイドの侵略行動開始から数カ月が経過した地球では、この異星人へ抵抗すべく運動が起こり、国境を越えた同盟へと発展。この抵抗軍は、異星人が襲来してきた日にちなんで「アイアンフォール(鉄<くろがね>の雨)と命名される。

 プレーヤーは米国陸軍の残存する軍需品で武装したアイアンフォール最強との呼び声高い第4部隊(Unit4)を操作し、異星人との熾烈な戦いに勝利し、地球を奪還することが目的となる。

【IRONFALL -Invasion- Trailer01】

キャンペーンモード(シングルモード)

 ストーリーを追って進めていくモードで、プレーヤーはアイアンフォール第4部隊のジム・ウォーパーとパートナーのサマンサ・フィンチとなり、様々な地域を部隊に異星人・ダイキサイドとの戦いに身を投じる。地球奪還の切り札となる「EX16アーマー」の開発者・ラスティ・フレミングの身柄確保に向けた任務から、戦況は大きな展開を見せることになる。

 基本的には、ジム・ウォーパーとしてフィールド内を進んでいくが、ストーリーの進行に合わせサマンサ視点へと切り替わり特殊なミッションをこなす場面も登場する。例えば施設の扉にロックがかかってしまいジムが進めなくなった場合、サマンサ視点に切り替わり情報収集や施設制御を行なうことで困難な状況を打破していく。

 ただしサマンサはあくまでもか弱い女性で、装備も貧弱であるため、かなり慎重な行動が求められる。ジムでのプレイとはまた違った緊張感が味わうことができる。

 一方ジムでのプレイは正統派TPSに仕上がっており、ゲームの進行に合わせショットガン、ロケットランチャーなど様々な武器が登場。爽快感あふれるアクションが楽しめる。

 さらに、4種類の難易度や「クリアタイム」、「使用弾薬数」、「心拍数」など設定条件に従い、効率の良いステージクリアを目指す「チャレンジモード」も用意されている。1度クリアしたステージでも条件の組み合わせで最大78パターンもの「チャレンジ」に挑戦し、やりこむことができる。

緊張感あふれるストーリーに沿って全11ステージというフルボリュームを楽しめる。舞台も多彩で、インドネシアのリゾートや南米の生物兵器研究所、ロシアの発電所など特徴的なステージが用意されている
サマンサでプレイしているところ。か弱い女性であるため、敵からの攻撃に気をつけなければならない
あちこちでタッチペンを使ったパズル的な要素も用意されている

【スクリーンショット】

マルチプレイモード

マルチモードでは、ジムだけでなく第4舞台のヴィクターや敵のダイキサイドも操作キャラクターとして使用することができる

 オンライン対戦モードでは「ローカル対戦」、ネットに接続して世界中のプレーヤーと楽しめる「オンライン対戦」、CPUと戦い模擬戦が楽しめる「サバイバルモード」から選択して楽しめる。最大6人まで参加可能。

 マルチプレイモードでは通常の「武器」と「特殊武器」の2種類を装備し戦いに挑む。対戦ルールはデスマッチ方式の「個人戦」、2人1組のチームとなり最大3チームに別れ三つ巴の対戦を楽しめる「チーム戦(2P×3)」、3人1組のチームとなり敵チームと戦う「チーム戦(3P×2)」が用意されている。

 なお、「サバイバルモード」は厳密にはオンライン対戦ではなく、続々と登場するダイキサイド(CPU)相手にバリバリと倒していきハイスコアを狙うモード。ハイスコアはすれちがい通信で交換することができる。

【スクリーンショット】

【ステージ】
タンク
ホテルテラス
ホテルロビー
研究所
倉庫
発電所

(船津稔)