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「FFXIV」、2周年を記念したプロデューサーレターLIVEを開催
新24人レイド「魔航船ヴォイドアーク」などパッチ3.1のコンテンツが判明!
(2015/8/22 12:00)
スクウェア・エニックスはMMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド(以下、『FFXIV』)」の2周年記念14時間生放送の中で、「FFXIVプロデューサーレターLIVE(PLL)」を開催した。今回は「3.1実装コンテンツ特集 パート1」として、パッチ3.1と3.15で実装されるコンテンツの名前など詳細が初めて発表された。また8月25日には、パッチ3.07が実装され、占星術師や機工士のジョブ調整が入るほか、待望のTPバーの表示も先行して実装されることが発表された。
このレポートではパッチ3.1で実装される内容を中心に、PLLで発表された情報をまとめて紹介したい。
パッチ3.1新情報。新24人レイドの名前は「魔航船ヴォイドアーク」
今回のPLLでは、いよいよパッチ3.1の詳細について情報公開が始まった。今回は、3.1で実装されるコンテンツの全容について、まずは全体のボリューム感と各コンテンツの名前が公開された。パッチ3.1は3.1と3.15の2回に分けて実装される予定で、今回はこの2つのパッチをまとめた情報が公開された。
パッチ3.1の実装時期はまだ未定だが、今後東京ゲームショウのPLLでもさらに詳細な情報の公開が予定されている。「動画や実機デモが見えてきたら、そろそろかなと思ってください」(吉田氏)。
・クエスト関連
クエスト関連ではメインクエストとして竜詩戦争編のその後の話が追加される。また、新しいサイドストーリーとして「聖アンダリム神学院記」がスタートし、その第1回目が実装される。また、バヌバヌ族の蛮族クエストが新たにスタートする。以前にPLLで実装を約束しているバヌバヌ族の踊りエモートや、新しいマウントなどがこのクエストで入手できるようだ。
・バトル関連
新インスタンスダンジョンは3.0からは毎回2つずつ追加されることになっている。今回は「聖モシャーヌ植物園」と「シリウス大灯台」のハードが入る。どちらもスクリーンショットで紹介された。「シリウス大灯台」は新しいストーリーとしてゴブリン族が絡んだものになるようだ。また、3.1からはレベル50までのインスタンスダンジョンでレベル50以降の経験値が入手できるようになり、レベル60までのレベリングに使えるようになる。
3.1の目玉コンテンツともいえる新しい24人レイドダンジョンは「魔航船ヴォイドアーク(仮)」という名前と、船の外観のイラスト、内部のアートワークなどが発表された。ダンジョンに挑むパーティのロール構成は、「クリスタルタワー:闇の世界」と同じくタンク1、DPS5、ヒーラー2になる。「演出関連で面白い試みをしています」(吉田氏)ということなので、今後の情報公開を待ちたい。
新しい蛮神戦も追加される。どんな蛮神なのかは、新しい試みとして8月27日から始まる「新生祭」のなかで明かされるそうだ。お知らせコーナーで紹介された「新生祭」のスクリーンショットには謎のNPCが写っており、この人物がストーリーにかかわりを持っていそうな雰囲気だ。
ハウジングで作成するエアシップボイジャーの新コンテンツ「空島探索(仮)」は、「昔のMMORPGっぽいことをやってみようという趣旨」(吉田氏)で開発されているもの。飛空艇が見つけた島にパーティで乗り込んで遊ぶ。複数のパーティが同時進行することが可能で、シャウトで連携しながら敵をせん滅していくというフィールドダンジョン的な場所になっている。ボスはいないが、レベル80~90の強い敵が大量におり、島の中央にいくほど強くなっていく。
家を持っていないプレーヤーは、イシュガルドランディングからの探索船で参加することができるが、どの島にいくかはある程度ランダムになる。FCの場合は目的の島を選ぶことができる。島には採集場所もあり、フライングマウントを使う遊びもある。新しいエーテリアル装備のシステムも開発中だそうだ。
コンテンツファインダー(CF)をタイムアタックで遊んでいる人たちをサポートできるよう、CFを人数制限解除で遊ぶ場合に、コンテンツのクリア時間が表示されるようになる。またゾディアックウエポンストーリーに変わる、新しい武器強化コンテンツがスタートする。
・ゴールドソーサー関連
ゴールドソーサーでは、マンダヴィルゴールドソーサーポイント(MGP)の払い出し量が全コンテンツで調整される。さらに新コンテンツ「ロードオブヴァーミニオン」が実装される。これは手持ちのミニオンを使って遊ぶリアルタイムストラテジー風の対戦ゲーム。ミニオンをフィールドに大量に投下して、移動先や攻撃先を指定するとミニオンが「わちゃわちゃ動きます」(吉田氏)。
名前が「ロードオブヴァーミリオン」にそっくりだが、開発チームに使ってもいいですかと聞いたら、「いいですよ」と即答だったそうだ。レアミニオンを持っていないと勝てないわけではないが「集めておくと気に入ったミニオンで戦えます」(吉田氏)。新しい「ウルヴズジェイル」用に開発されているレーティングマッチシステムがこのゲームにも利用されており、自分の対戦レベルに近い相手とマッチングされる。
・カンパニー関連
ハウジングでは自分が指定した5人に、ハウジングの検知を設定できる「ハウスシェアリング」が入る。5人という人数の上限を増やすかどうかは、コミュニティの状況を見て決めるとのことだ。ほかに、ハウス内の光を調整できる家具が入り、それを使って調光ができるようになる。
要望が多かったというフリーカンパニーの改名も入る。こちらは、1回変更すると、そこから1カ月は変更不可になる。ハウス内のBGMが変えられる「オーケストリオン」は「順調に遅れております」(吉田氏)とのことなので、まだしばらくは待つことになりそうだ。
・その他
攻略手帳にはゴールドソーサー関連のウィークリーボーナスが追加されえる。ほかにも新クラフトレシピの追加、既存マウントのフライングマウント化も進められる。今回はベテランリワードの「アーリマンレゾネーター」と蛮族クエストでもらえる「ボムバルーン」がスクリーンショットで紹介された。ほかにもいくつかのマウントでフライングマウント化が進められている。
現状1部位ごとにしかできない装備の試着で、部位を組み合わせたコーディネイトが可能になる。カウル系やヘヴィメイルなど武具投影に使えなかった頭と胴がセットになった装備が、体部分をミラージュプリズムすると頭も同時に変更になるという形で対応するようになる。
インターフェイス関連では、キーバインドにギアセットを番号を登録して、ワンボタンで呼び出し可能になる。またパーティ募集のカテゴリに「モブハント」が追加される。