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「FFXIV」、Gamescomイベントをまとめてレポート

深夜まで大盛り上がりで、ドイツのファンはとても熱かった

8月5日~8月9日開催



会場:Koelnmesse

 スクウェア・エニックスは、PS4/PS3/WIN/Mac用MMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド(以下、『FFXIV』)」において、ドイツで開催されているGamescom 2015に2つのイベントステージを展開した。また、会期中の夜、ケルン市内のバーでファンを集めた招待制のコミュニティイベントを開催した。このレポートでは「FFXIV」のGmaescomイベントをまとめて紹介したい。

初心者が多めの蛮神チャレンジと、歴戦の勇者が集まるバトルアリーナ

スクウェア・エニックスブースの蛮神チャレンジ会場

 今回「FFXIV」関連の出展では2つのステージイベントを実施し、どちらも蛮神戦のパーティプレイを体験できる蛮神チャレンジだった。スクウェア・エニックスブースの方は真ビスマルクか真ラーヴァナのどちらかと戦うもの。会場にはビスマルクとラーヴァナのイラストが描かれた「FFXIV」の看板の下に、6パーティ分48台のPCがセットされていた。また、スクウェア・エニックスブースから軽食コーナーを挟んで向かい側にあるバトルアリーナでは、ルーレットで戦う蛮神とルールを決める蛮神ルーレットが開催されていた。

 スクエニブースの巨大モニターでは、1日中2体との戦いの様子が映し出されており、時折勝ったパーティの歓声が響いていた。使用できるキャラは全身AF2装備で、パーティを組んだ中で話し合って決められるようにすべてのジョブのギアセットがあらかじめ登録してある。

 順番待ちをしていると、スタッフが攻略方法を書いたカードを持って、倒し方を説明していた。今回はイベント用に特別にアレンジされた蛮神ということで、おそらく誰でも倒せるようにゲーム内よりもさらに簡単にしてあるはずだが、普段と使っているUIが違うのと、「蒼天のイシュガルド」に興味を持って初めて触ってみるという人もいるので、それほど簡単には倒せない。

 筆者が参加したのは友達同士で来ている5人組とそれ以外の3人というパーティ。動きから見て、何人かはこれが初めてのビスマルク戦のようだった。ビスマルクの鱗を壊すのに多少手間取ったが、最後はDPSが2人落下した状態でもなんとか勝つことができた。勝ったパーティには、倒した蛮神に応じたTシャツがプレゼントされた。

 蛮神ルーレットでは、ガルーダからビスマルクまですべての蛮神を対象に、ルーレットで止まった蛮神と戦うというもの。ただし、1タンク、途中でポーズを決める、使えるスキルがスキル4つまで、パーティリストとヘイトリストを隠す、極蛮神戦などなど、独自のルールが設定されており、それによって難易度が大きく変わるため、ルーレットの前で最初のドラマが繰り広げられていた。

 こちらはスクエニブースよりもやや難易度が高いため相談が必須ということもあり、自分が話せる言語によってドイツ語パーティか英語パーティかを選ぶことができた。筆者は真シヴァに1タンクでという条件のパーティに参加したが、明らかに蛮神チャレンジブースよりも周りのプレーヤー濃度が高いというか、全員が真シヴァなんか1,000回倒したと言いたげな余裕の雰囲気で、まったく崩れることなく楽勝の勝利だった。

 こちらでは勝つとバトルチャレンジのロゴが入った「蒼天のイシュガルド」Tシャツがもらえた。どちらのブースも大人気で、1回戦うには1~2時間は行列で待つ覚悟が必要だ。にもかかわらず、バトルチャレンジでもらえるTシャツを着て再び並んでいるつわものもいた。

 イベント3日目からはプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏も会場に顔を出して、ドイツのファンにドイツ語で挨拶した後、会場から募った有志と共に新ラーヴァナや極イフリートに挑戦していた。真ラーヴァナはド安定、極イフリートはさすがに苦戦し、一度は敗退したが何とか勝つことができた。

【イベントの様子】
バトルアリーナで配布していた大人気のチョコボとモーグリうちわ
蛮神ルーレット。以前見た時より豪華になっているような
3日目からは吉田氏もブースに顔を出して、ファンに挨拶していた
吉田氏も一般のプレーヤーに交じって真ラーヴァナや極イフリートをプレイした

雰囲気たっぷりのバーで、深夜までどっぷり「FFXIV」に浸れる交流イベント

ケルン市内のバーで開催された交流イベント

 木曜の夜には、ケルン市内にあるバーRoonburgで交流イベントが開催された。Roonburgは会場からトラムで10分ほどの場所にある、古い地下カーヴのような雰囲気の店。参会者は事前に応募してきた中から抽選で選ばれた数百名のファン。筆者が到着した時には、すでに店の前に大きな行列ができていた。

 店内はレンガ造りのアーチ天井で、壁にかかったロートアイアンのろうそく立てで、大きなろうそくが燃えているという、「蒼天のイシュガルド」の“忘れられた騎士亭”を思わせる抜群の雰囲気。ダンスホールにスクリーンが掛けられたミニステージがあり、奥には数台のパソコンからゲーム内にログインできるようになっていた。自分のアカウントでログインして、ログインしているFCの友達にチャットしている人もいた。

 吉田氏が登場するとすぐに人だかりに囲まれ、記念撮影大会が始まった。欧米のイベントは乾杯で始まるのではなく、入場するとすぐに飲み物を注文して、歓談しつつスタートを待つという形式が一般的で、このイベントでもすでにかなり前から飲み始めていた人もあり、吉田氏が挨拶のためにステージに上がると大音量の吉田コールで一気にヒートアップした。「スタッフは明日も仕事があるのを忘れずに」と吉田氏が釘をさす。

 挨拶の後はスタッフも参加者に混じって飲食しながら歓談に花を咲かせていた。ゲームにログインしてのトリプルトライアド大会などのアトラクションも用意されていたが、基本はひたすら続くおしゃべりや、コスプレをしてきた人たちを囲んでの記念撮影など、もっぱらコミュニケーションに時間が使われていた。ゆっくりした時間を贅沢に過ごす、とてもヨーロッパらしいイベントだといえるだろう。何時まで続くのですかと聞いたところ、とりあえず3時まではという話だったので、後ろ髪を引かれながらも店を後にした。

【交流イベントの様子】
バーの前に集まった入場待ちの行列。ヨーロッパは夏の日が長いので明るく見えるが、もう夜の9時過ぎだ
店内を照らすゴシックなろうそく。レンガの内装と相まって、イシュガルド感たっぷりだ
コスプレで参加していた人もいた。こちらはカップルのアウラ。角としっぽのディティールが凝っていた
黒魔道士姿の参加者。近くには一緒に来ていたらしい白魔道士姿の友達もいた
吉田氏が登場するとすぐにサイン会と記念撮影が始まる
会場にはオンライン接続が可能なPCも用意され、適宜ログインして遊んでいた

(石井聡)