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「Destiny」、拡張パック「The Taken King」を9月に発売!
様々なユーザーの声に応えるため、新職業や新地域など多彩にパワーアップ!
(2015/6/20 13:42)
ACTIVISIONの「Destiny」は拡張パック「The Taken King(降り立ちし邪神)」を北米で9月15日に発売する。この拡張パックでは、既存の職業に新しいサブクラスが追加され、新武器や新キャンペーンも実装される。
今回のDLCでは、「邪神オリックス」がプレーヤー達に戦いを挑んでくる。彼は息子の“クロタ”をプレーヤー達ガーディアンに殺されており、その復讐のために軍勢を呼び出し太陽系に現われたのだ。
「The Taken King」を導入することで新マップ、そして新しい敵が登場する。“Taken”と呼ばれる存在は光り輝く体を持ち、次元を越えて現われ、さらにプレーヤーの前で分裂する。キャンペーンの冒頭ではこのTakenとの戦いを体験することとなる。
今回の拡張で最も注目を浴びているのが3つのサブクラスだ。各職業に特徴的なサブクラスが導入されることで戦いの幅が広がる。ウォーロックには「ストームマスター」。電撃を武器に扱うクラスで、特に至近距離で放つパンチ「サンダーストライク」が強力だ。このほかにもアーク雷電を手から放出する「ストームトランス」、グレネードの「ストームトランス」などがある。
ハンターには「ナイトクローラー」。シャドウショットという弓形のエネルギー武器を使う。敵の群れをボイドアンカーで縛りつけ、動きを鈍らせる「シャドウショット」、燃えるような壁を作る「ボイドウォールグレネード」などパーティでの支援に活用できそうなクラスだ。
タイタンの「サンブレーカー」は太陽の力を集結させたハンマーを使う。近接攻撃の「サンストライク」はもちろん、遠距離の攻撃も得意だ。また、サンスポットにいることで、サンハンマーの効果持続時間が長くなり、シールドが増える。サンスポットをどう使うかが鍵となるクラスだ。
今回、E3会場で本作のコミュニティマネージャーを務めるDavid Dague氏に話を聞いた。Dague氏は「『The Taken King』では様々な要素が追加されます。オリックスとの戦いを核として、新しいサブクラス、武器、装備……『Destiny』が2年目を迎えようとしている今だからこそ、さらなる飛躍をするために多彩な新要素を盛り込みました。ユーザーの皆さんが探索する場所も非常に増えています」と語った。
Dague氏はコミュニティーマネージャーとして多数のユーザーの話を聞き、そしてそれを様々な役割をこなすチームへと伝えている。このため、「どの要素が好きか、お気に入りか」という質問には答えられないという。例えばレベルデザインのチームはオリックスの巨大戦艦「ドレッドノート」を力を込めて作り、プレーヤーが探索していることを楽しみにしている。また新武器を作るチームに関しては、ユーザーからの期待が大きいだけにかなりのプレッシャーの元作っているという。
ユーザーの声は本当に千差万別だ。もっと武器をという人がいれば、もっとストーリーが好きだという人もいる。しかし共通しているのは「Destiny」が好きだ。ということだ。これまでBungieのタイトルはプレーヤーの要求に方向性を定めて応えていればよかったが、オンラインゲームである「Destiny」では様々な要求に応えていかねばならない。開発チームが目指しているのは様々な要素を求めるユーザーをミックスさせ、一緒に遊ぶ楽しさを見つけるというものだ。「The Taken King」の多彩な要素は、ユーザー達の声に応えるボリュームと多彩さを持っているとのことだ。
「私は担当部署の上で、どうしても北米のユーザーに目が行きがちですが、東京ゲームショウでの日本の皆さんの喜んでくださる姿や、寄せてくださる意見は本当に開発の励みになります。私たちのコンテンツが日本で楽しんでもらっている、という事実は私たちにも楽しさをもたらしており、その期待に応えるため、面白いゲームを作り続けます。ご期待ください」最後にDague氏は日本のユーザーにこう語りかけた。