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NCSOFT、3年越しのハクスラMMORPG「Lineage Eternal」を再公開

G-STAR 2014でプレイアブル出展決定。日本を含む世界展開を画策中

11月18日 開催

「リネージュ」200年後の世界が描かれる「Lineage Eternal」

 韓国NCSOFTが「G-STAR 2014」で先駆けて開催したプレミアショウでは、「Project HON」ともう1つ、「Lineage Eternal」を発表した。

 「Lineage Eternal」が初公開されたのは2011年のG-STARだったが、3年の期間を経てようやく再お披露目となる。本作は「リネージュ」の世界観を題材としたハック&スラッシュのMMORPGで、3Dモデルを採用し、「Diablo」シリーズを連想させるようなタイトルに仕上がっている。配信日は未定ながら、G-STAR 2014ではプレイアブル版が公開されるということで、改めての紹介となった。

【「Lineage Eternal」ハイライト映像】

「ダイナミックダンジョン」や世界展開など、新情報を公開

直感的にスキルを出せる「ドラッグスキル」
プレイする度に変化する「ダイナミックダンジョン」

 今回会場では、「Lineage Eternal」について「シンプル」、「ダイナミック」、「エターナル」、「グローバル」の4つの視点から語られた。

 「シンプル」は、ゲームシステムを極力簡単にし、プレーヤー同士が一緒に戦うというテーマに集中できることを意味している。スキルの発動は最低限のキーとマウスで完結できるようになっており、マウスで線を描くようにして発動する「ドラッグスキル」も健在。モバイル版の開発も明言され、この操作方法もモバイルのタッチ操作に活かされるようだ。

 「ダイナミック」は、プレイする度にダンジョンがランダムに生成される「ダイナミックダンジョン」を採用することで、変化に富んだプレイが可能になることを示している。

 「ダイナミックダンジョン」システムではAIやギミック、イベントまでもがランダムに構成されるため、飽きの来ないプレイが可能になる。またその場にいる人が一斉に参加することになるPublic Eventでは、隣接するサーバーのプレーヤーも一緒になってプレイすることもある。

【「Lineage Eternal」ダイナミックダンジョン 映像】

NCSOFTの世界展開構想では、NCアカウント以外からもアクセス可能になる

 「エターナル」は、プレーヤーにおけるあらゆる面での成長が限りなく続くことを意味する。個人の成長だけでなく、血盟への参加によるコミュニティの成長も指しており、攻城戦などの協力プレイも本作の重要な要素となる。

 そして最後の「グローバル」では、本作が世界同時ローンチを目指していることが明かされた。この施策の肝となるのは、現在構築中で2015年完成予定というNCSOFTのクラウドサービス。このサービスが完成することにより、国を超えたサービス展開が実現できるという。展

 開予定の国の中には日本も含まれており、どういった展開になるのか、今から期待しておきたい。なお冒頭にも述べたように、G-STAR 2014会場でプレイアブル版が出展予定となっている。そちらのプレイレポートもお送りする予定だ。

モバイル版「Lineage Eternal」を会場で自らプレイしてみせるNCSOFT代表のキム テクチン氏
【キーアート】

(安田俊亮)