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韓国NCSOFT、2,000人収容の新社屋を写真でレポート

託児所、フィットネススパ、病院まで! 充実環境の企業内に潜入

2013年8月に完成したNCSOFT新社屋

 韓国NCSOFTが開催したG-STAR 2014 プレミアショウの取材に引き続き、今回ソウル市近郊の城南市に位置するNCSOFTの社屋に入ることができた。

 社屋の周辺はいわゆる「板橋テクノバレー」と呼ばれている地域で、ほかにもNEXON KoreaやNEOWIZ、NHNなどのゲーム企業をはじめとしたIT関連会社が集まっている。中でもNCSOFT新社屋は2013年8月に完成しており、3,000人ほどいる全社員の内、2,000人以上を収容するという規模を誇る。

 施設も充実しており、昼と夜は1回ずつ無料という社員食堂から、カフェや託児所、図書館、大学、フィットネススパ、そして病院と、ありとあらゆるものが揃っている。これらはすべて社員がクリエイティビティを発揮しやすい環境を整えるために設置されているそうで、今後も新しく何かが作られるかもしれないという。

 今回の取材では実際の開発現場に入ることはできなかったが、綺麗かつ働きやすい環境の中で、日々ゲーム開発に集中できる雰囲気は感じることができた。以下には社屋の写真を掲載するので、ぜひご覧いただきたい。

広い空間が取られている1階ホール
カフェその1。社内にいくつかある
展示スペース。普段はゲーム関連グッズが置いてあるそうだが、現在は野球のポストシーズンのため、所有する球団「NCダイノス」グッズが並んでいた
託児所。屋外にも子供のための施設があった
こちらは病院。専門スタッフがいて、しっかりとした治療が受けられる
カフェその2。こちらはスペースが取られていて、よりゆったりとした空間に。始業時間前から利用できる
大学スペース。ゲームに関する様々な講義が実施されている
フィットネススペースにズラリと並んだランニングマシン。このほかに本格的なバスケットコートもあった
図書館。ゲーム会社らしく、日本を含む世界から集められたゲーム、アニメに関する資料が豊富に揃っていた。ゲームもプレイ可能
屋上は開放的なものに。喫煙スペースも兼ねている
毎日正午になると人が殺到する食堂。昼と夜は1回ずつ無料で、毎回6食から選択できる。今回の献立はビビンパ(下段左)、オムライス(下段右)などとなっていた

(安田俊亮)